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標高330付近の土砂の堆積場の上から眺めた見慣れない配列の隅田盛~剣ヶ峯~砂原岳。
隅田盛(892.2m)は、駒ケ岳の火口原を取り囲む3つのピーク(剣ヶ峰、砂原岳、隅田盛)の1つである。ここに登るだけなら、正規の赤井川コースの馬ノ背から簡単に足を伸ばせる。
しかし、昨年の冬にスキーで登った留の沢コースは、昔からあるコースで、林道が頂上直下の火山観測施設まで繋がっていたので、夏にもそこを歩いてみたいと思っていた。しかし、忘れていて、先日剣ヶ峰に登って思い出した・・・ということで、今日の再訪となった。
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GPSトラックログ
林道ゲートからしばらくは地図上の直線の昔の登山道とは違う林道を進むが、標高250から上は地図上の登山道をそのまま辿った。しかし、途中に地図にない工事用道路との分岐が何ヵ所かあったが、すべて左へ進む。
9:00スタート~10:55頂上11:30~13:00ゴール。登り1時間55分、下り1時間30分。
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林道ゲートまでは、東大沼キャンプ場から七飯町営サッカー場トルナーレまでの鋪装道路を走る。そこから先は未舗装の林道を直進する。
昨年冬のスキー登山はここからスタートした。
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しばらく進むと分岐がある。ここは左の坂道へ進む。直進すると鉄橋を潜って留の湯の方へ行く。あとは道なりに進む。
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やがて、林道ゲートに到着。ここがスタート地点である。冬はここまで1時間を要している。車が1台停まっていた。キノコ採りの人かと思ったが、その先の林道に明らかに登山靴と思われる複数の足跡が続いていた。平日なのにこのマイナーなコースに先客がいること自体が驚きだ。
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10分ほど進むと分岐がある。「←留の沢、押出Bの沢→」の標識がある。地図の林道は右だが、ここは左へ進む。
留の沢をもう一度横切り、留の沢の西側を北へ進む。標高300を超えると、目指す隅田盛、剣ヶ峰、砂原岳が目に入って来る。
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トップ画像は、この土砂の堆積場の上から撮影した。
この先の標高350付近から左へカーブしながら登って行く。
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標高380付近で方向を変えて西へ向かう。この地点に上を通る工事用道路に繋がる新しい道ができていた。ここも左へ進む。
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林道も工事車両のために整備されている。隅田盛~剣ヶ峰~砂原岳を眺めながら快適な道を進む。
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再び新しい工事用道路との分岐がある。ここも左へ進む。
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標高550にも分岐があるが、ここはどちらを進んでも合流する。登りは道が良い右を進んだが、すぐ上の火山観測施設から上の方では、道がはっきりしなくなった。帰りは左から下りてきたが、こちらの方がはっきりした道だった。
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火山観測施設とその奥の隅田盛を眺める。
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標高670付近にある火山観測施設。林道はこの上で終点となる。ここから鹿部町と七飯町の境界尾根の急登になる。足元はしっかりしていて薮もないのでどこでも歩ける。
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足元は、葉が紅葉し始めて、実も赤く色付いている火山特有のシラタマノキ。
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斜度が緩むと頂上が見えてくる。
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2時間に5分の釣りが来る頂上到着。馬ノ背の向こうには円山と4日前に登った剣ヶ峰。
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昭和4年の火口から続く大亀裂と砂原岳。この亀裂が留の沢へと続く。
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三等三角点(点名・馬ノ背越)と火山観測施設。
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先客は、高校時代の同期で山岳部員だったTa君(左)ご一行だった。メールをいただいたり、町で会ったり、冬の横津岳ではニアミスをしていたが(写真に写っている)、山で直接会って話したのは初めてだった。
急斜面の下まで一緒に下山した。その後、「ペースが合わないので、先に下りて」と言われたので、そこで別れて先に下りさせてもらった。彼らはキノコ採りも兼ねているとのこと。
下山後、久しぶりに留の湯(400円)に入った。
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大沼湖畔からいつも眺める駒ケ岳を写して、帰路に就いた。