癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

『HO[ほ]』6月号~函館ノスタルジー~

2013年04月30日 | 登山・旅行
 

 道内温泉の無料・半額日帰りパスポートが載っているので、毎月購入している月刊誌・北海道情報誌『HO[ほ]』・・・コンビニや書店で580円で売っている。無料の温泉で一度利用すると、ほとんど元が取れる料金である。

 購入するようになったきっかけは温泉の無料パスポートだったが、最近はその内容の素晴らしさに惹かれている。毎月特集を組んでいるが、内容の充実さ、情報の掘り起こしや取材の確かさ、緻密さには、いつも感心している。とても580円とは思えない貴重な雑誌である。

 公式サイトによると、「懐かしい、新しい ヒトにマチに ほっと温もる」北海道の旬な情報、おすすめスポットなどを、独自の視点で紹介する北海道の総合情報誌です。北海道への観光はもちろん、道民も目からウロコの情報をお届けします・・・がアピール文になっている。

 現在販売中の6月号の特集は「函館ノスタルジー」である。たしかに我が函館は、古い街並みや建物が残るノスタルジックな町ではある。しかし、今回取り上げている90ヶ所近い場所や店舗は、上記の公式サイトの目次にも載っているが、長い間函館に住んでいる我々でも普段何気なく見過ごしているようなところが多いのには驚いた。

 人気の観光地である西部地区だけでなく、我が家のすぐ近くの路地裏の2軒や、古い街並みの残っている万代町・松川町・海岸町界隈まで、市内くまなく取り上げている。しかも、古い店だけでなく、最近注目されている新しい店も入っていて、そこで働いている人々やお客さんも登場している。その情報収集力と掘り起こしの視点や取材力には驚いてしまう。

 外構えは目にしていても、中までは目にしたことがない店舗がほとんどなので、「この店の中はこうなっているんだ、こんな歴史があるんだ・・・」と、まさに目からウロコというか、新しい発見が多く、函館市民にとっては永久保存版にしたい貴重な特集である。




車中泊放浪旅~3日目~

2013年04月29日 | 登山・旅行
 新篠津村の道の駅を4時過ぎに出て、夜明け前の宮島沼を目指した。次々と飛び立つマガンの群れをゆっくり眺めた後、札幌へ向かう。札幌では円山動物園と藻岩山へ。午後からのんびり帰路に就いた。

○宮島沼(月形町・我が国最大のマガンの飛来地)
 夜明けと共に次々と飛び立つマガンの群れ・・・食餌に出掛け、夕方には戻ってくる。
 鳴き声と羽音が凄まじかった。朝焼けの空ならもっと美しかったのだが・・・。





妻が動画で撮って、youtubeにしてくれました。鳴き声と羽音が聴けます(約1分間)。


○円山動物園
 動物園というと、子どもが行くところと言うイメージが強かったが、大人同士の来園者も非常に多く、2時間ほど結構楽しめた。


 現在一番人気ホッキョクグマの赤ちゃんと母親のララ
 ツインズの赤ちゃんは昨年12月に生まれて、3月末から公開されている。名前はまだない。

 このホッキョクグマをスマホで撮っていた妻の姿が、NHKのTVニュースに映っていたらしい。
(このブログへのコメントの他に、友人からのメール、さらに、NHKニュースをいつも録画しているという方から画像まで送られてきた。ちなみに、左端の半欠けは私です)

               ↓


○藻岩山
 頂上の展望ハウスが新しくなって初めての藻岩山。車の駐車場からミニケーブルカーに乗って山頂へ。

2両編成のミニケーブルカー(モーリスカー)


 山頂展望台からミニケーブルカー乗り場と札幌市街地を見下ろす


山頂展望台にある「幸せの鐘」

 午後から、中山峠経由でのんびり帰路に就き、18:30には無事帰宅し、思いつきの2泊3日の放浪旅は終わった。

車中泊放浪旅~2日目~

2013年04月28日 | 登山・旅行
 いわない道の駅で強風の朝を迎える。国道229号線をさらに北上し、積丹半島を廻り、小樽経由で雨の札幌を抜ける。さらに、月形町の宮島沼へ寄り、温泉併設の新篠津の道の駅まで走った。

○神威岬

 数年ぶりに先端までの遊歩道が開通した。


神威岬の先端から神威岩を見下ろす

○積丹岬・島武意海岸

まずは、左のトンネルをくぐって島武意海岸を見下ろす。次に、トンネル入口の右の道を登って積丹岬灯台へ


島武意海岸

○小樽鰊御殿

祝津の小樽水族館の上の展望台から小樽鰊御殿と日和山灯台を眺める


鰊御殿の内部

○小樽貴賓館(旧青山別邸)

右の青山別邸は、国登録有形文化財の鰊御殿で、北の美術豪邸
中の見学料は1000円と高かったが、見ごたえがあった。

○月形樺戸博物館

北海道で初の旧月形集治監本庁舎(左手前)、樺戸博物館本館
集治監の歴史と月形町の歴史がとてもよくわかる充実した展示だった


○宮島沼(月形町)
7万7千羽のマガンが飛来していて、朝に一斉に飛び立ち、夕方に戻ってくる様子は圧巻とのこと

夕方、編隊を組んで戻ってくるマガンの群れ


湖面を埋め尽くすマガン・・・朝には一斉に飛び立つという(明日の早朝再訪の予定)

○道の駅しんしのつ・・・新篠津温泉たっぷの湯併設

○セイコーマートの100円惣菜の夕食

車中泊放浪旅~1日目~

2013年04月27日 | 登山・旅行
 まだ山スキー登山を楽しめる増毛山塊を中心とした山旅に出たかったのだが、ずっと天気予報がの思わしくない。そこで、山は諦めて、とりあえずは、仕事が休みの妻同伴で2泊3日の車中泊放浪の旅へ出た。

 とくにこれといって当てのないドライブ旅だ。なるべく車の空いていそうな日本海側の国道229号線を北上し、岩内町まで走った。

○乙部町の宮の森公園
カタクリを初めとするスプリングエフェメラルが見られるという情報をもとに寄ってみた。

カタクリ・・・雨上がりで花が開いてなかった


ニリンソウ、エゾエンゴサク、キバナノアマナの競演


駐車場から乙部漁港を見下ろす


○レストラン元和台で昼食
 

「いか玉牛丼」・・・じゃらん北海道G1グランプリ初代グランプリ受賞


○4月24日に開通したばかりの道道北桧山大成線
 これまでずっと行き止まりだった海岸線のせたな町大成区太田と北桧山区新成の間が太田トンネル(3.36km)と日昼部トンネル(1.16km)で結ばれた。工事着工以来55年だそうだ。途中で工事がストップしていた期間もあったようだ。
詳しくは、下記で!
http://www.town.setana.lg.jp/modules/bulletin/article.php?storyid=573

太田神社


太田トンネルの太田側入口


日昼部トンネルの新成側入口


新成地区のうどまり漁港


○浮島公園(せたな町北桧山区)

エゾリュウンキンカとミズバショウ


うぐい沼・・・周回遊歩道がある


○立象山展望台(せたな町瀬棚区)

瀬棚区市街地と瀬棚漁港を見下ろす


○岩内温泉・・・ホテルグリンパークいわない

温泉に入って、道の駅いわないで車中泊

山岳写真家 いちのへ義孝さんの講演会

2013年04月25日 | 登山・旅行

 今晩、サンリフレ函館で、札幌のりんゆう観光主催の山岳写真家いちのへ義孝さんの講演会「美しき東北の山々」があったので、参加してきた。

 いちのへさんは、青森市在住の方で、東北の山をメインに、山岳写真家や山岳ガイドとして活躍していて、著書や写真集も多く出している方である。

 これまでに撮り溜めた山々のスライドをもとに、それぞれの山の様子や魅力を話されていた。ほとんどが自分も日本三百名山巡りで登った山だったので、懐かしい思いで拝見した。


 東北の山は、函館からは距離的に近いのだが、どうしてもしょっぱい川を渡らなくてはならないので、車で気楽に出掛けられないのが難点である。しかし、今夏は、フェリーで下北半島へ渡り、函館から見える下北半島と津軽半島の山を初めとする青森県の山々、さらには、南下して飯豊温泉を基点とした飯豊連峰循環縦走をして、最高峰大日岳にも寄り、飯豊本山とえぶり差山の間の主稜線を繋ぎたいと思っている。また、朝日連峰のガス中登山だった以東岳も再訪したいものだ。

スキー場ゴミ拾いボランティア

2013年04月25日 | スキー・クロカン


 今日の午前、「函館ライフスポーツ」のお礼のボランティア活動として位置づけている函館七飯スノーパークのゴミ拾いに参加して来た。

 雨上がりの中、26人のメンバーが参加した。建物周りや駐車場、ゴンドラ乗り場や下のゲレンデなどを中心に行った。自分は、多分多いだろうと思うリフトの下を中心に取り組んだ。


 圧倒的に多かったのがタバコの吸い殻、ライターも数個。最近はタバコ飲みは吸う場所が限られているために、リフトに乗ったらまず一服という感じなのだろう。
 次に多かったのがキャンディの包み紙、中には中味の入ったままのキャンディも4個ほど。鼻水をかんだと思われるティッシュ、缶コーヒーの空き缶など。中には口紅や櫛までも・・・・。100円玉も拾ったが、これはクラブの雑収入として提供した。

 わずか1時間ほどだったが、スキー場関係者にも喜んでもらえて、天気は良くなかったが、晴れ晴れとした気持ちになった。

親岳・・・デジイチ片手の春探しの巻き

2013年04月24日 | 登山・旅行
 昨日の親岳、デジイチを手に、帰りの林道で、春を探しながらそれらをカメラに収めてみた。
 デジイチの使い方は、まだ勉強を始めたばかりで、オートかシーンのみの撮影しかできない。
 しかし、それなりにコンデジよりは少しは良い画像が撮れそうな感じだ・・・。
 今後は、F値、露出、ISO、シャッタースピード、焦点深度などを勉強し、なんとかマニュアル撮影ができるようになりたいものだ。


















試しにシャッタースピードを少し遅くして撮してみた

ようやく七ッ岳山群完登・・・「親岳」

2013年04月23日 | 登山・旅行



413.3峰から手前の親岳と左奥の七ッ岳を望む

 知内町と上ノ国町の境界線上に聳える七ッ岳(957m)は、その周りに聳える長山、丸岳、馬岳、燈明岳、牛岳、親岳を従えた山群の盟主である。山名の由来もそれら七つの峰の盟主であることに因るらしい。

 この中で登山道があるのは唯一七ッ岳のみである。しかし、この7つの峰をすべて踏破しようと思い立って、まず、残雪期の09年4月2日の「燈明岳~馬岳~牛岳」に登ったのが初めてだった。その翌年、5月22日に藪を漕いで「丸岳~長山」に登った。
 あと残っていたのがこの親岳だった。山群の中では第2峰だが、もっとも北寄りにあるために、別ルートを採るしかなかったのと長い林道歩きが億劫で、ついつい後回しになっていた。

 知内町湯の里地区の奥にある知内ダム手前のミナゴヤ林道からのアプローチしかない。夏は林道以外はネマガリダケの藪漕ぎである。もっとも効果的なのは残雪期だろうと思っていた。ミナゴヤ林道を約7kmほど歩き、カウン沢林道に入り、そのすぐ先から東尾根に取り付いた。413.3峰(三等三角点名・母沢)を経由して、両側に全層雪崩が起きている急な尾根を登り、登頂することができた。登りはスパイク長靴で通せたが、下山は、雪が緩んできたのと急斜面の下りに備えて、413.3峰の手前までかんじきを履いた。

 林道はアップダウンの多い林道だった。往路は、気温も低く雪が埋まらないので、サクサク歩くことができた。しかし、復路は気温の上昇で埋まって歩きづらかった。そのせいと疲れと遊びながらの歩きだったので、復路の方が25分も多く掛かった。

 5:45スタート、登り3時間35分(林道1時間40分)、下り3時間25分(林道2時間05分)、13:00ゴール。帰りは知内温泉で疲れを癒した。歩数計は約3万歩だった。 


 林道の途中から眺める知内ダム


 林道を1時間ほど歩いて、目指す親岳と対面 


 頂上直下から眺める七ッ岳山群の牛岳、燈明岳、丸岳、馬岳、長山


 親岳頂上の西側から望む七ッ岳


エゾサンショウウオの卵?


 詳しい山行記録は、親サイトの下記でどうぞ!
 http://sakag.web.fc2.com (アップ完了)

5年ぶりの銀婚湯泊

2013年04月21日 | 登山・旅行

 昨日は妻の誕生日だったので、妻の希望で八雲町の銀婚湯に泊まってきた。
 純和風旅館で、温泉と料理の評判が高く、リピーターの多いことで有名な旅館だ。
 我が家も5年前に一度泊まっているが、昨日もほぼ満室だった。


 
道道67号八雲厚沢部線沿いの看板と旅館の建物     前庭の夫婦石


 
道内で8軒しかない「日本秘湯を守る会宿」       談話室
   
 
ますは、野天風呂の「かつらの湯」へ (中から錠が掛けられる)
駒ヶ岳から運んできたという大きな溶岩をくりぬいた湯船で、岩の上へ階段を登る。


次に、内湯の大浴場「渓流の湯」(男湯)へ


広々とした休憩所




既製品を一切使わないで、料理長が地元の旬の素材にこだわって、一品一品心を込めて手作りした夕食(部屋食)

 
男湯の露天風呂      家族風呂

 
 内湯の大浴場「こもれびの湯」(女湯)(朝は男湯と女湯が入れ替え)  女湯の露天風呂
      

落部川に架かる吊り橋・・・この先に散策路と野天風呂が3つある。
(早朝ジョグがてらに撮影)

 
野天風呂「トチニの湯」

 
野天風呂「もみじの湯」

 
野天風呂「どんぐりの湯」(冬期間閉鎖)

 
野天風呂「杉の湯」(冬期間閉鎖) 

 
前庭           朝食会場


朝食・・・耳海苔のみそ汁と松永農場の卵の卵焼きがこだわりとのこと

初参加のバル街

2013年04月19日 | イベント鑑賞・参加
 バル街とは、5枚綴りのチケットとマップを手に函館西部地区の飲食店をハシゴして、各店独自のピンチョス(おつまみ)とお酒(ソフトドリンクもあり)を楽しむ、春と秋の函館の定期イベントである。2004スペイン料理フォーラム in HAKODATEの前夜祭として始まった「函館西部地区バル街」だが、今年で10年目、第19回を数える。年々参加する店が増えて、今年は68店にもなっている。
 詳しくは、下記公式サイト参照
 http://www.bar-gai.com

 最近は、3500円の前売り券もすぐに売り切れてしまうほどの凄い人気だ。人混みが嫌いなので、今まで参加したことがなかったが、酒の飲めない妻の「一度で良いから行ってみたい」というリクエストに応えて、今回初参加となった。店を選ぶのが大変・・・。


無料の振舞いでみなさんをお迎えするバル街生みの親・実行委員長の深谷さん(中央)とその右腕として大活躍してきた子どもの頃隣に住んでいた幹ちゃん(右)

子どもの頃隣に住んでいた「かずちゃんと幹ちゃん」のツーショット


 まずは、ネットで予約しておいた2冊のチケットを函館市地域交流 まちづくりセンターで買い、マップをもらってスタート。

○1軒目 すず音ダイニング
 (まずは2人とも店主と顔なじみの店へ。最近、弁天町から青柳町の旧北風家の建物に移転してリニュアルオープン)
 
前の北風家がそのままの店構え      自家製の振舞い酒サングリア

オリジナルのピンチョ

○2軒目 チャイニーズキッチンUZI-HAN
(洞爺湖ウィンザーホテルの元副料理長の店。このバル街の後、店を閉めるらしい)


好評のエビチリをメインの前菜盛り合わせ

○3軒目 ジョリジェリーフィッシュ
(妻が高校生の頃、素敵な彼氏と行った店とのこと)


上ノ国ポークを利用したピンチョ

○4軒目 五島軒
(妻には申し訳ないが、先妻との結婚式場の王朝の間が会場だった)
 

鱈とチーズ、牛タンスモークのカナッペ2種とチーズフライ(左)、イギリスカレー(右)

○5軒目 nana-papa
(4点盛りのピンチョが評判の店で、非常に混んでいた)
 

ズワイガニとふっくりんこのクリームコロッケ、フルーツライ麦パンとカマンベールアプリコットジャムソース、鶏セセリ肉のスパイス焼、そして柚子酒


協賛イベントのアルゼンチンタンゴ


○おまけ チャイニーズレストラン虎龍
(バル街には無関係の自宅のすぐ下の店・・・ほいど根性(食いしん坊)の2人には5軒廻ったけどなんか腹が物足りない。おまけにやたらと寒い。そこで帰宅前にここで仕切り直しての打ち上げ)
 


食わず嫌いゆえの10年目の遅きデビューだったが、2人の共通の趣味「ほいど喰い」にとっては、あと63軒も残っているのが口惜しいし、結構楽しかった。次回の秋バルも参加することにした。

函館山山麓のスプリングエフェメラル

2013年04月17日 | 花・紅葉だより
 午前中に『山渓』の最終原稿を送付し、午後からウォーキングがてら、自宅から歩いて函館山山麓の宮ノ森コース~函館八幡宮のスプリングエフェメラルたちの咲き具合を見に行った。

 今年は雪解けが遅かった上に、4月に入っても寒い日が続いているせいか、例年よりかなり遅れている感じだ。いつもなら真っ盛りのはずだが、ほとんどが蕾だった。見頃は、1週間後・・・?

エゾエンゴサク



エンレイソウ



コジマエンレイソウ


ネコノメソウ



キクザキイチゲ・・・かろうじて函館八幡宮の境内で見つけた群落



キバナノアマナ・・・これも函館八幡宮の境内



◎花よりワンコイン
 夕食は、年に2~3回ある老舗「とんき」3日間限定の感謝祭
 ・・・安いこの時しか行かないのが申し訳ない。





 この夕食も歩いて食べに行ったので、今日の歩数計は合計で28,000歩を超えていた。

大腸内視鏡検査

2013年04月16日 | 大腸癌日記
 9時前に五稜郭病院へ。9時に今日の被検者6名が一室に呼び込まれる。検査日程と検査までの下剤の飲み方と検査が受けられる状態になるまでの説明や諸注意を受ける。

 目の前の2㍑の下剤を2時間掛けてゆっくり飲み干すことから始まる。持参した本を読みながら、少しずつ飲んでいく。ポカリスエットを不味くしたような味だが、それほど苦にならない味だ。ビールの2㍑を2時間かけて飲むのは簡単だが、これはそうはいかない。初めは良いが、だんだん不味さが気になってくる。

 10:15頃に第1便が来る。その後、1時間ほどの間に立て続けに7~8回、便意に襲われるたびに慌ただしくトイレへ。尻から水鉄砲のごとく何度も噴射している内に、濁りがなくなり、薄い黄色味を帯びた透明な状態になり、11:15頃にOKが出た。他の人の中には、途中で吐いた人やなかなか出ないで浣腸された人もいた。

 検査は、13:00から2人ずつ、3人の消化器内科の医師によって行われる予定だったが、自分の担当医師は外勤していて、戻ってくるのが15:00とのこと・・・・すっかり待ちくたびれてしまった。

 ようやく検査室へ呼び込まれる。検査着に着替え、後ろに穴の開いたパンツを履く。何度もお世話になっている医師で、これまでも痛い思いをほとんどすることがなかったので、気は楽だが、やはり心配だ。

 検査台に横になり、腕に鎮静剤注射を打たれる。カメラの付いた?管から空気を入れられ、腸を膨らませる。まもなくカメラが入れられる。真上を向くときは、医師と一緒のモニター画面を見ることができる。奥へ入ったり出たり、回転したり、丁寧に診てくれているようだ・・・自分でも、ポリープも見つけられなかったし、1回目のような癌と思われるようなものも見当たらなかった。

 10分くらいのものだろうか?無事終わって、すぐに、隣の部屋で医師の説明を受ける。「癌の心配もないし、ポリープもないです。非常にきれいな状態です。安心して下さい。また1~2年後にでもいらして下さい」とのこと・・・ひと安心。
 ただ、20日ほど前から下痢状態が続いているので、そのことを話すと、「カメラの画面からはその原因と思われるような症状は見られません。少しの間お酒を控えて、様子を見てみたら?下痢止めを30回分出しておきますけど・・・」とのこと。

 帰宅しても、腹の空気が出切れていないので、多少腹の苦しさはあるが、2日ぶりにまともな食事にありつけた。

大腸内視鏡検査前日食セット

2013年04月15日 | 大腸癌日記
 明日は、2回目の大腸癌術後2年目検診の一環の大腸内視鏡検査である。今日の食事は、明日の検査に備えて、腸内をきれいにするための検査食「サンケンクリン」のセットのみ。

 腸内に残りやすい食物繊維と腸内部へ造影剤(バリウム)が付着しにくい脂肪分を少なくした食事(低繊維、低脂肪食)とのこと。

 朝食、昼食、夕食、完食と指定されている。夕食後には下剤を服用。コーヒー、紅茶はミルクを入れなければ飲んでも良いことになっている。
朝食→白がゆ、みそ汁、梅かつおふりかけ
昼食→紅鮭がゆ、すいもの(松茸風味)
夕食→ポタージュスープ        
間食→粉末紅茶、クッキー、あめ湯、粉末オレンジジュース

栄養成分表示を見ると、合計でも819kcalしかない。(朝食173kcal、昼食148kcal、夕食162kcal、間食333kcal)


昼食の紅鮭がゆ、すいもの(松茸風味)、味はまあまあである。これに間食の粉末紅茶を飲んだ。


 これで、もう5回目の経験なので、それほど苦にはならないが、ちと侘びしいことは事実だ。思ったより空腹も感じなかった。遅くまで起きていると腹が減る。夕食後に下剤も飲んだので、早めに寝ることにしよう。

雨の中の450km・・・さすがに疲れた

2013年04月14日 | スキー・クロカン

 昨日から赤井川村のキロロスキー場で開催されていた「2013年度準指導員合格者養成講習会&C級検定員検定会」の閉会式に来賓として出席し、北海道スキー指導者協会の機関誌『シュプール』を贈呈する命を受けて、車で往復してきた。

 運転であまり疲れたと感じることのない自分だが、朝から雨の中の往復450kmの運転は、さすが疲れた。特に帰りは長万部から夜になった。夜の雨の運転は目が疲れるので好きでない。行きは、黒松内経由岩内廻りで、帰りは、最近開通した赤井川~倶知安間の国道393号線経由のルートだったが、距離的にほとんど変わらなかった。


閉会式の会場となった初めて入ったホテルピアノ

スキー指導員会納会・祝賀会

2013年04月13日 | スキー・クロカン

 例年、4月第2土曜日は函館スキー指導員会の納会・祝賀会である。昼は山、夜は湯ノ川のホテルと忙しかったが、これで、スキー関係の行事は終わり、10月の新年度の総会までお休み状態となる。 


 函館スキー連盟三沢副会長の祝辞をいただく


 喜寿を迎えた会員に花束を贈呈する私


 最後はいつも乾杯ではなく、「シー・ハイル」で締めくくる


 メンバー手作りの本日の開催要項の表紙