癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

アスリートたちの合同忘年会

2010年11月28日 | オフミ・飲み会
 昨夜、湯の川温泉のホテルで、函館トライアスロンクラブと函館XC-KID’Sの合同忘年会が30名の参加で開催され、自分も参加してきた。

 今回の怪我でお世話になっている五稜郭整骨院の院長と2人の若い先生方も、MRI検査の診断をしていただいた五稜郭病院のKa医師もみんなこの仲間である。

 「頸椎カラーをしたままの方がいいのですがね~」と整骨院の院長に言われたが、あの格好では場がしらけてしまいそうで、外して参加した。一次会だけで失礼したが、特に体調には違和感もなかった。ただ、酔っぱらってしまうと出ているかも知れない痺れ感は麻痺してしまうので、忘れて楽しいひとときを過ごした・・・今日になって悪化したような気配はないが、明日はどうかな? 
 
 メンバーは、国内外のマラソン大会やトライアスロン大会、トレイルラン大会、スキーマラソン大会などに参加し、素晴らしい成績を上げている。ほぼ全員が「函館アスリートML」に加入し、その結果や参加報告が日々そのMLで交流されている。

 この仲間に入れていただいて10年以上経ち、新しいメンバーも増えてはいるが、多くは10年以上の年齢を重ねているのに、毎年、新しい挑戦とさらなる進化を続けている凄いアスリート集団である。昨夜の個々の今年の活躍の報告でも、今年はこんな大会に参加したとか今年がこれまでの最高タイムだったなどという報告が次々と交わされるのが凄い。

 お互いに刺激し合って切磋琢磨し合っているのも素晴らしい。私のハードな登山もこれからシーズンインするスキーマラソンもその刺激を大いに受けているのは間違いない。今年の6年ぶりの函館ハーフや大沼グレートランも、昨年のこの場で宣言した結果であった・・・。二次会は私以外のほとんどが参加し、今年も12時過ぎまで盛り上がったようだ・・・。

 両クラブの事業やメンバーの活躍の様子は、両クラブの事務局長を務めているMAEさんが開設している下記のHP「函館アスリートネット」に詳しく掲載されている。
http://www.hakodate.gr.jp/athlete/

快復の兆し?

2010年11月22日 | 日常生活・つぶやき
 事故から半月が経過した。毎日、通院と食事等以外は、頸椎カラーをしたままで上掲の写真のようなスタイルで安静に努めている。この姿勢でTVを見たり、新聞を読む程度。

 具合も悪くないのに、ジッとしていることは一番苦手な自分だが、これ以上悪化したくない、また山やスキーを安心して続けたい・・・の一念で頑張って?いる。幸い、山も冬山までの過渡期で、それほど登りたいと思わない時期だし、スキーシーズンまでには、まだしばらく余裕があるので、院長の「今年いっぱいは我慢ですね~。山も三百名山で一区切りついたところだし、少し休みなさいということでしょう」を素直に受け入れている。

 毎日の整骨院での治療は、首の冷却→電気治療→調整マッサージ→超音波治療→湿布貼付である。

 これまでは、首を真っ直ぐにしたり、頭を後に反らせるような姿勢をとると左上腕部に痺れ感と神経痛的な痛みが出ていたが、昨日からは、痛みが出なくなり、痺れ感だけになった。いつになったら症状が変わるのだろうとちょっとイライラしていたが、ようやく快復の兆しが見えてきたようだ。神経痛的な痛みは嫌だが、痺れ感はそれほど不快ではない。しかし、安心しないで、その痺れ感を早くなくするためにも、まだ当分は頸椎カラーをしているようにとのこと。「パソコンが一番良くないですよ!」との釘も刺された。確かに、パソコンの姿勢が一番症状が出やすい・・・。

 今日は、午前中、外せない会議があったので、出席してきた。頸椎カラーを外した状態で椅子に座って1時間半・・・特に首にも肩にも違和感はなかった。しかし、そのことをその後行った整骨院の院長に言わせると、その反応が出るのは2日後だとか・・・果たして・・・?

 いずれにしても、快復の兆しを体感できたことは励みになるので、これからも安静に努めたいと思う。ただ、残念なのは、せっかく、冬のスキーマラソンのトレーニングとして、6年ぶりの函館ハーフや7年ぶりの大沼グレートランへの参加やその後ずっと続けてきたジョギング効果が無に帰してしまうのが悔しい。 

MRI検査結果

2010年11月16日 | 日常生活・つぶやき
 心配してくれる周りの方々の助言と現在お世話になっている整骨院の院長の勧めもあり、本日、五稜郭病院でMRI検査を受けてきた。

 院長から紹介された放射線診断科のKa医師は、整骨院の院長同様、私が会長を仰せつかっているXC-KID'Sの母体となっている函館トライアスロンクラブ仲間で、いろいろな機会で親しくお付き合いさせていただいている方である。大腸癌で入院した際もお世話になり、学生時代は山岳部だった方でもある。

 そんな関係で、親身になっての診断の結果、3番と5番の頸椎に軽微な骨挫傷程度の圧迫骨折が認められ、5番と6番の椎間板に軽度損傷(狭窄と突起)が認められるとのこと。

 後者が、首を真っ直ぐに伸ばす状態で左の二の腕に生じる痛みの原因だろう。前者は、骨粗鬆症の兆候もないので、これ以上悪化する心配はなく、このまま安静にしていれば治るだろうとのこと。

 学生時代に山岳部だった経験から、「この程度で済んだのは不幸中の幸いですよ」・・・これまで通り整骨院で治療を続けて、当分、首を固定して安静にしているようにとのこと。

やはり頸椎が・・・

2010年11月12日 | 日常生活・つぶやき
          

 11/7(日)の三九郎岳への沢登りの記録にも書いたが、下山中に3~4mほどの滝から転げ落ちた際に、頭から着地し、首の後が一瞬熱くなった・・・ヤバイとは思ったが、その後、2日間は肩凝り程度の症状だけで、9(火)には、無事講演会も祝賀会も終えることができた。

 しかし、その翌日から、左の肩甲骨の辺りに神経的な強い痛みが出て、昨日は、その痛みが左の肩先へ移動した。そこで、昨日の午後、いつもお世話になっている整骨院で診てもらった。

 結果、俗に言う「むち打ち症」だそうだ。このまま良くなるか、更に悪くなるか境目の微妙な状態とのこと。治療後、頸椎カラーを巻かれ、とりあえず3日間は絶対安静。その後も完治するまでは運動も登山も禁止・・・。

 昨日から、通院と食事以外は、首の上から頭が外れるような姿勢で、横になっているが、それもなかなか苦しいものだ・・・。「パソコンもダメです」と言われたが、ちょっとの時間でこのブログをアップ・・・。今日の午前中は、痛みは二の腕へ移ったが、今は、椅子に座って首の上に頭が乗っている状態だが、今のところ、午前中にあった二の腕の痛みはない・・・。


 下記は、9日の講演会に取材に来ていた函館新聞の記事だが、今日掲載された。整骨院で函館新聞を取っているので、コピーしてもらってきた。
     

日本三百名山完登記念講演会・祝賀会

2010年11月10日 | 日常生活・つぶやき
        

 昨夜、私もコーチスタッフとして会員になっているスキーを中心とした「函館ライフスポーツ」主催の「日本三百名山完登記念講演会・祝賀会」を開催していただいた。

 講演会は会員以外の参加も大歓迎という粋な計らいに、拙ブログやメールでご案内申し上げたところ、会員とほぼ同数の方々の参加をいただき、合計80名近くもの人数に驚いた。

 まったく個人的な単なる遊びの結果であり、通過点に過ぎないことに対して、この様な身に余る過分な対応をしていただき、感謝・感激・感動に打ち震えながら話させていただいた。

 撮り溜めた画像をふんだんに取り入れて作成したプレゼンテーションだったが、こちらから申し出た1時間でまとめることは、やはり無理だった。真剣に視聴してくださるみなさんの姿に甘えて、20分ほどオーバーしてしまった・・・でも、この手の話は、いくら時間があっても十分と言うことはないものだ・・・?

 内容は、「日本三百名山とは」「踏破の工夫と経過」「道外の山の魅力」「印象に残った山々と光景」「再認識できた北海道の山の魅力」ほかであった。みなさんに満足していただける内容だったかどうかは疑問だが、画像から山の素晴らしさや登山の楽しさは感じ取ってもらえたものと自負している・・・。 

        
      「函館ライフスポーツ」の畠中会長より、身に余る紹介をしていただき、立っているだけで汗が流れた・・・。
        
        
         講演会終了後の会員による祝賀会

        
         上に掲げられている一文字を作成してくださったSiさんの乾杯でお開きになり、二次会へ・・・。
         楽しいときはすぐに過ぎて、久しぶりに12時過ぎの帰宅となった。

ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。心よりお礼申し上げます        

沢納め・・・三九郎岳北峰東面直登沢

2010年11月07日 | 登山・旅行
     

 札幌から沢のスペシャリストのganさんとこざるさんが、グリンピア大沼の後に聳える三九郎岳北峰(817m)の東面直登沢を登りに来たので、地元函館のすがちゃんと4人で今年最後になるであろう沢登りを楽しんできた。

 前日、札幌でのスキー関係の会議に参加し、その帰路、八雲の山仲間のBaさんの別荘に集合して、前夜祭・・・。

 11月の沢登りは初体験だったが、この時期にしては、異常に暖かい日で、まったく寒さや冷たさを感じることはなかった。

 この山は、冬に2回登っているが、夏は初めてである・・・とは言っても、三角点もないこの山に夏に登った人はまずいないであろう・・・滝はいくつかあったが、それほど手こずるものはなかった。

      

 しかし、沢型の消えた最後の標高差100mほどは、強烈な1時間ものネマガリダケの薮漕ぎで、一番の核心部だった。
 冬は素晴らしい展望が広がる頂上だが、背丈をはるかに越すネマガリダケ林のなかだった・・・。

     
      林道沿いの紅葉

 詳しい山行記録は、下記からどうぞ!
 http://sakag.web.fc2.com/sankuro-sawa.htm

「日本三百名山完登記念講演会」のご案内

2010年11月04日 | イベント鑑賞・参加
このたび、私も会員の一人である中高年スポーツクラブ「函館ライフスポーツ」主催で、下記の通り、不肖私の講演会(自分では報告会のつもり)が開催されます。

主催団体のご好意で、会員外の参加も大歓迎だそうです。
せっかくの機会ですので、お友達やお仲間をお誘いの上、ご参加いただければ幸いです。

1,と き  11月9日(火) 17:30~18:30

2,ところ  ホテル法華クラブ

3,主 催  函館ライフスポーツ(中高年のスポーツクラブ)

4,参加費  無料

5,演 題 「日本三百名山完登を振り返って」

6,申し込み
  会場準備の関係上、前日までに、私宛にメール(メルアドは、HP「一人歩きの北海道山紀行」のトップページ参照のこと)にてお願いします。

7,その他 講演会終了後、会員のみの懇親・祝賀会が予定されています。

※ 現在、写真をふんだんに入れたプレゼンテーションを鋭意作成中です。

大阪・レトロ建築探訪・・・11/1

2010年11月02日 | 登山・旅行
 レトロ好きの私としては、中ノ島界隈に残る大大阪時代の栄華を誇る明治末期~大正~昭和初期にかけての建築物群を見逃すわけにはいかない・・・。

 幸い、ホテルから歩いて行ける距離だったので、関西空港へ向かう前の朝の時間帯に、雨の中、傘を差して出掛けた。まだまだ、この大阪にはこのようなレトロ建築があるが、今回は時間の許す範囲でこれだけで我慢・・・。

     
     大正ルネッサンス様式の精華が美しい大阪市中央公会堂・・・設計者は東京駅と同じ人。 

     
     明治37年建築の中之島図書館・・・ネオ・バロック風の重厚なファサードが特徴。

     
    明治36年建築の日本銀行大阪支店・・・レンガと石造りの重厚な建築で、ベルギーの国立銀行がモデル。

           
    大正11年旧報徳銀行大阪支店として建設された現在の新井ビル・・・平成9年に国の有形文化財指定

     
     昭和4年建設の水晶橋と中央公会堂と中之島図書館  

     
     淀屋橋・・・国指定の重要文化財 

     
     錦橋・・・昭和初期の建築当時から両側に階段のある珍しい歩行者専用橋
                        右後ろは、三井住友銀行大阪支店
     
     昭和10年地区の大江橋(国指定の重要文化財)と大阪市役所庁舎

     
      難波橋・・・明治45年築、南側の端にライオン像が設置されている。

大阪ブラッと・・・10/31

2010年11月01日 | 登山・旅行
 法事の前に、時間があったので、通天閣とジャンジャン横町界隈、大阪城公園と大阪歴史博物館をぶらついた・・・・。

             
            ナニワのランドマークとして有名な通天閣と“昭和”がプンプン漂う町並み

     
       幸福の神様ビリケンさんとジャンジャン横町
         ・・・串カツを初め大衆グルメが集結する活気溢れるコテコテのダウンタウン

     
     高校の修学旅行以来の大阪城天守閣・・・全く記憶に残っていないが、予想以上の広大な敷地に驚いた。

     
     高さ5.5m、長さ11.7mの城内第1位を誇る巨石“蛸石”(左)と第3位の“振袖石”(右) 

     
   城内で1,2の高さと美しさの東内濠の高石垣・・・水面からの高さが24m、堀底の根石からは32m
  
     
       10階建ての大阪歴史博物館(左)とNHK大阪放送局(右)     

     
       大阪歴史博物館のロビー
   10階の難波宮の歴史からスタートし、古代から近現代まで、グラフィックや映像を交えながら、大阪の歴史を紹介・・・非常に見応えがあり、急ぎ足でも1時間半も掛かった。
            
   館内に復元されている“大大阪(だいおおさか)”と呼ばれた大正時代末期から昭和初期にかけての街並み

     
      10階フロアーから眺めることができる大阪城公園の全容