癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

ようやくアップ完了

2013年07月29日 | PC・HP・ブログ

 長い山旅になると、帰ってきてからのHPへの山行記のアップが大変だ。これも登山と一体の趣味なので、頑張るしかない。

 帰宅後、少しずつ更新してきたが、今日は朝からずっとPCの前に座りっぱなしで、残りすべてをアップし終えることができた。結構これも疲れる。
 http://sakag.web.fc2.com/index.html

 また、ようやく少しだけだが、日が差したので、濡れたままになっていたテントや寝袋やエアマットなどを外で干すことができた。

 

湖畔一周ジョグ&大沼湖水祭り

2013年07月28日 | イベント鑑賞・参加

 こちらの山旅中にだいぶ走り込んだらしい妻に「大沼に走りに行って、湖水祭り見てこない?」と誘われた。今月の上旬に10kmを2回走っただけなので、湖畔一周(約14km)を走り切る自信はなかった。しかし、今回の山旅の足腰を生かして、ひょっとすればゆっくりなら走れるかも知れない・・・と同意して出掛けた。

 結果、一人では絶対途中で歩いたかも知れないが、トイレ休憩以外は、6分30秒~40秒/kmで走りきることができた。恐るべし山パワーだ。次はもう少し走り込んで、6分/kmに挑戦するつもりだ。

 その後、留の湯に入り、夕食を軍川の「黒ベコ」で摂り、大沼公園へ。19:00からの灯籠流しと20:00からの花火大会を見て帰った。 


 ノウリツ陸上競技部が合宿に入っている留の湯で汗と疲れを流した。


 以前から妻を連れて行くと約束していた軍川の「黒ベコ」で夕食


 黒毛和牛100%のハンバーグ定食(1280円)


 明治38年から何度かできない年もあったらしいが、104回を数える大沼湖水祭り
 北海道では100回を越える祭りは珍しいはず。


 明治38年に大沼のお寺の住職さんが檀家の先祖の霊を慰めるために始めたという灯籠流し


 すぐ目の前で打ち上げる花火大会・・・途中から雨が降り、風もなく煙が邪魔だった

野次馬的GLAY狂奏曲

2013年07月27日 | 日常生活・つぶやき

 今日と明日、函館出身の人気ロックバンド「GLAY(グレイ)」の野外ライブが緑の島を会場に開催される。観客は2日間で約5万人。函館史上最大の野外ライブだ。数日前からファンが押し寄せて、賑やかになっている。

 一般向けのチケットは発売日の6月29日に完売。函館の宿泊施設の収容人数は1日約2万3千人で、函館地区の宿泊施設はほぼ満室状態だ。JTB北海道が企画したオフィシャルツアーは18本。いずれも早々に売り切れた。函館から遠く離れた札幌や登別温泉に宿泊しバスで会場に向かうプランや、2日間のライブ鑑賞後、函館近郊の温泉施設の休憩所で雑魚寝する0泊3日の強行スケジュールもあるという。

 4名のメンバーの内2名は、自分の最後の勤務校の出身で、良くファンが校舎の写真を撮りに来ていたのを覚えている。しかし、ロックは良く分からないし、あまり興味もない。

 ただ、このコンサートに押し寄せているファンの様子と函館西部方面の様子には興味がある。そこで、MTBに跨り、野次馬的発想でその様子をカメラに収めてきた。それにしても凄い人数だった。普段の函館では見られない30代を中心とした若い層で溢れかえっていた。初の故郷ライブだが、彼らの故郷への恩返しとなった経済効果はかなりのものだったろう。


棒二森屋デパート駐車場向かいのローソンの上の窓のGLAYの写真とポスター


G4 Space(SODAPOP)~GLAY唯一のオフィシャルショップ。
オリジナルアイテム販売のほか、メンバーの楽器や衣裳の展示などの空間らしい


グリンプラザのフードコートエリア


グリンプラザのオリジナルグッズ販売コーナー


棒二森屋デパート横のラッキーピエロに群がるファン


GLAY馴染みの焼き鳥弁当のハセスト(ハセガワストア)とラッキーピエロのBAYエリア店


会場へ向かうファンの列


会場となる緑の島入口ゲートと黒船をイメージしたステージ


巴大橋から会場をズームで撮影

10日ぶりの帰宅

2013年07月26日 | 登山・旅行


夕食は、近所にオープンしたマグロ専門店の握り(下2列は中トロ)とタコの刺身

 旭川の道の駅を5:00に出て、360kmほどの一般道をのんびり走って無事帰宅した。普段は運転していても眠くならないのだが、2回ほど眠くなって合計で1時間半ほども仮眠した。

 自分が幹事の中学校時代の古希記念同期会の予定日程と姪の結婚式とぶつかったので、同窓会の日程を調整することにした。ホテルの空き具合を確かめたり、あちこち連絡をとったりで、なんとか変更することができた。本来であれば、今回の山旅に出る前に同期会の案内状を送付する予定だったが、出していなくて助かった。2週間早まったので、明日にでもすぐに案内状を出さなくては・・・。

 夕食は、近所に昨日オープンしたばかりの【クロマグロ専門工房 鮪斗yu-to】のオープン記念の激安まぐろの握り(これで1000円)とタコの刺身(750円)だった。美味かった。



<滝川市江部乙付近のそば畑と何かの刈り跡に群がるカラス>


石垣山リベンジ&永山岳~安足間岳~当麻岳~沼ノ平

2013年07月25日 | 登山・旅行
○石垣山リベンジ

1坪強ほどの松浦武四郎・間宮林蔵宿泊の洞窟


 昨日取り付き部分が分からず、見つけられなかった「」松浦武四郎と間宮林蔵の宿泊の洞窟だったが、北のかもしかさんのブログのお陰で、リベンジが叶った。さらに、そのすぐ上の岩壁の割れ目を登り、三角点のある頂上へも行くことができた。

 改めて行ってみて分かったが、取り付き部分に何の表示もなく、刈り払いもされていない。確かに良く見ると踏み跡が上へ続いているが、取り付き部分が草で覆われていて気づかなかった。右の巨木が目印だった。「松浦武四郎(安政4年)、間宮林蔵(文化?年)」と書かれていたが、わざわざ山に登って本当にここに泊まったのだろうか?確かな記録を確かめてみたい。


さらにその上に踏み跡が続き、岩壁の割れ目に上り下りしている跡があったので、そこを登ってみた。


その上には踏み跡らしいものはなかった。GPSを頼りに笹藪を漕いで進む。赤いテープがぶら下がり、その下に赤いペンキを塗られた二等三角点があった。


2日間のGPSトラックログ

5:30スタート、登り50分、下り40分、7:00ゴール。

○永山岳~安足間岳~当麻岳~沼ノ平(循環縦走)

銀明水の上から永山岳(左)と安足間岳(右奥)を見上げる


朝から表大雪の山々がくっきりと見えていた。石垣山を下山後、愛山渓へ向かう。永山岳と安足間岳と沼の平らは93年9月中旬と95年7月上旬の2回行っている。しかし、そのときも、今回と同じコースを循環縦走する予定だった。ところが、安足間岳から下り始めて当麻岳へ向かう地点で、93年は道がはっきりしなくて、95年は大雪渓の先の登山道が分からず、永山岳まで戻っている。当時は、その地点で戻る登山者やパーティが多い悪評高きコースだった。しかし、20年近く経った今回は、道がはっきりしていて、すんなりと通過できた。沼の平で出会った二人の男性も同じことを経験しているという。お陰でようやくj念願の循環縦走が叶った。


永山岳手前から沼の平と上川盆地を望む


この山域で非常に多く目に付いたチシマツガザクラ


永山岳から愛別岳(左)と吊尾根を望む


当麻岳の花畑から沼の平を見下ろす


当麻岳から旭岳を望む


沼の平六の沼の湖面に映る周回してきた尾根と山(左の尾根を登り、右の尾根を下りてきた)


 最後の1時間だけ弱い雨に見舞われた。下山後95年以来の愛山渓温泉に入って、旭川道の駅に戻った。明日と明後日は雨がらみの予報。まだ日程は残っているが、今回は天候に恵まれ、予定以上の山に登ることができたので、明日は帰路に就く予定。

石狩岳(シュナイダーコース)&石垣山(愛別町)

2013年07月24日 | 登山・旅行
○石狩岳(1967m)

<シュナイダーコースの急なところは岩やハイマツの幹が多い>

 石狩岳は、ユニ石狩林道からと石狩川源流遡行で、過去に2回登っている。しかし、メジャーコースで急登で有名なシュナイダーコースはまだ歩いていなかった。そこで、今回の予定に入れておいた。計画は、石狩岳~音更岳~ユニ石狩岳と歩いて、十石峠から下った周回するつもりだった。

 しかし、夜を明かした幌加温泉手前の除雪センター駐車場から登山口へ向かう段階で山はガスで覆われていた。ユニ石狩岳は諦めて、石狩岳と音更岳だけでシュナイダーコースを往復することにした。しかし、下山し始めたら霧雨になったので、結局、石狩岳だけのピストンに終わった。

 確かに1200m~1600mまでは急登が続くが、昨日休んだお陰で快調に登ることができた。速い人は3時間半で登ると言われていたが、3時間で登ってしまい、自分でもびっくり!
先にスタートしていた三百名山巡りの岡山と倉敷の男性を抜いてしまい、結局誰もいない頂上に一番乗り。しかし、展望はまったくなし。そのほかに8名ほどのガイドツアーのグループも登ってきた。

 4:30スタート、登り3時間、下り2時間30分、10:15ゴール。コインランドリーで洗濯もしたかったし、明日の天候が良くなさそうなので、旭川へ向かった。


ハクサンシャクナゲの花


シュナイダーコースを登り終えて、ガスの中の頂上を目指す。


エゾツツジと花の終わったチングルマ


何も見えない石狩岳頂上


石垣山(525m)

 愛別町まで来たら、晴れていたので、予てから何かのついでに再訪しようと思っていた山だったので、急遽登りことにした。この山の再訪の狙いは、前回見逃した「松浦武四郎・間宮林蔵宿泊の洞窟」であった。

 この山の特徴は、垂直に切り立つ岩壁が城壁のように並んでいることである。ロッククライミングのフィールドになっているらしく、いろいろな用具が岩に設置されている。この山の頂上への登山道はなく、ガイドブックの頂上は岩壁の並ぶ末端の地点での見晴らしの良い地点である。宿泊の洞窟を探しながら歩いたが、見つけられないうちにガイドブックの頂上へ。

 その先に続いてい道を下っていったら、林道に出た。その林道は裏側の方へ続いている。地図を見たら、その林道から頂上を通過する送電線の管理道がありそうだ。行ってみたら案の定、その管理道路を辿って、この山の真の頂上へ登ることができた。しかし、登ってきた登山道へ合流できるはずの管理道はなかった。急斜面だが、藪を漕いで15分ほどで岩壁下をトラバースする手前の登山道へ合流できた。

 「宿泊の洞窟」を探しながら、再び岩壁下の登山道をガイドブックの頂上まで進んできたが、やはり見つけられなかった。諦めて下山したが、悔しさだけが残った。何とかして場所の特定をしたいものだ・・・。

 スタート12:35、ガイドブックの頂上まで1時間、真の頂上まで30分、真の頂上から登山道まで15分、2回目のガイドブックの頂上まで40分、下山45分、15:45ゴール。


岩の間から生えている桂の木「桂岩」


ガイドブック上の頂上とされているところ~整備された公園展望台?


その頂上から中愛別付近を見下ろす


送電線の管理道を登って到着した石垣山頂上


下山後、石垣山を見上げる


 比布町の遊湯ぴっぷで入浴し、旭川へ出て、コインランドリーで洗濯。その間、このブログを更新することができた。これから旭川道の駅へ。

ブログを打ち終わって、ネットでいろいろ探したら、「宿泊の洞窟」の場所は、下記の記録が詳しい。しかも頂上には赤いペンキで塗られた三角点もあるらしい。すぐそばまで行って藪を漕ぐのを億劫がったのが失敗。天気が良ければ明日にでもリベンジしたい気分だ。
http://blogs.yahoo.co.jp/hide_omori/29878967.html

しほろ温泉でHP更新作業

2013年07月23日 | 登山・旅行

 昨日に引き続き、道の駅しほろ温泉プラザ緑風の休憩室で、休養がてHPの更新作業に勤しんだ。お陰で、なんとかオプタテシケ山~トムラウシ山の3日分のページをアップすることができた。
 http://sakag.web.fc2.com


 65歳以上350円の入浴料が良いのか、温泉併設の道の駅が良いのか、昨夜もそうだったが、夕方になったら、駐車場はキャンピングカーなどの車中泊の車で満杯になった。もちろん、日中の休憩室も大賑わいだった。

 夕食もここで摂ったので、これから明日予定の石狩岳と音更山のシュナイダーコース登山口へ移動することにする。

佐幌岳

2013年07月22日 | 登山・旅行

<稜線上から桜山と頂上を見上げる>


 この佐幌岳(1059.5m)は日高山脈の北端に位置し、東斜面はサホロスキー場を初めその山麓一帯はサホロリゾートとして開発されている山である。登山道はスキー場の中を辿るコースと国道38号線の狩勝峠(昔の石狩国と十勝国を分ける峠)からひたすら国境稜線上を辿るコースの2本がある。

 10年前にも狩勝峠から登ったが、そのときはガス中で展望がなかった。機会があったらリベンジしようと思っていた。峠へ着いたときには周りはガスだったので、晴れるまで1時間ほどまった。登るときは頂上まで見えていたが、桜山辺りからガスに巻かれ、またか?と思った。しかし、頂上についた頃にはガスが取れて青空が広がった。

 登山口は668mだが、途中二つのピークを越えていくアップダウンのあるロングコースだ。特に950mの桜山に登った後、870mまで下って頂上を目指す。6日連続の疲れた体には、この二つのピーク越えが辛かった。

 時折ガスに巻かれる頂上からは、十勝連峰~トムラウシ山、二ペソツ山などの東大雪のほかに、芦別岳や夕張岳の山並みが見えた。ただし、ダニが凄かった。チェックするたびに常に数匹。車に乗ってもどこからか湧き出てくる感じだった。一昨日の夕張岳でも足と首に喰いつかれて、腫れて痒いままだ。今年は異常にダニが多い感じだ。

 頂上では、途中で追い抜いた帯広の山ガール2名といろいろおしゃべりをした。昨年から山を始めて、今日で6山目という初々しさが可愛かった。

 7:50スタート、登り2時間15分、下り1時間30分、12:45ゴール。

 下山後、新得の「そばの館」で、今回初めての外食をした。その後、温泉併設の道の駅しほろ温泉へ。65歳以上350円がうれしい。休憩所で夜まで過ごすつもりだ。次はまだ歩いていないシュナイダーコースからの音更山と石狩岳の予定だが、明日は天気が崩れそうなので、ようやく休むことができそう。 

登山口のある狩勝峠


眼下に広がる狩勝峠の国道とガスに煙る十勝平野


途中から見えた芦別岳


大岩と一等三角点が迎えてくれた頂上王


二ペソツ山などの東大雪の山並み


2名の山ガールちゃんがようやく到着


新得郊外から眺めた狩勝峠から頂上まで歩いた国境稜線。意外と長かった。

チロロ岳

2013年07月21日 | 登山・旅行

パンケヌーシ林道からチロロ岳を見上げる。左が本峰、右が西峰

 今日も朝から最高の天気。予定通り、17年ぶりのチロロ岳(1880m)再訪。この山は、パンケヌーシ川の曲り沢と二ノ沢の二つの沢の源頭まで遡る珍しい山で、本峰は低いハイマツで覆われているが、西峰の方は塩基性かんらん岩の山でお花畑が広がる楽しみな山で、「一粒で二度美味しい」山である。

 登山口へ着いたら、ひとりの男性が登る用意をしていた。この山は初めてだというので、一緒に登ることにした。伊達のNaさんで、七飯町大沼公園で育った方だという。共通の知人もいた。同じ名前の貸し自転車屋さんがあったので聞いたら、そこは兄が経営していたそうだ。昨日の夕張岳でお会いした方々もそうだったが、拙筆による道新連載の「ほっかいどう山楽紀行」愛読者だという。こちらの名前まで知っていた。

 96年の同じ頃にも本峰と西峰へ、05年には曲り沢を登り切って二ノ沢へ下る部分の笹刈りのお手伝いをしたことがある。そのときに比べて、曲り沢の荒れようにびっくりした。以前は踏み跡がはっきりしていたが、今回は赤テープのお陰で登れた感じだった。二ノ沢は17年前同様ほとんど雪渓で覆われていた。

 まずは低いハイマツを掻き分けながら本峰へ。次にコルまで下りて西峰へ。西峰への道は以前よりはっきりしていた。相変わらず多くの花々が咲き乱れていた。まさに花の山だ。Naさんは一人だったら本峰だけで帰ったと言う。「山としてはこちらの方がずっと楽しい。凄く儲けものをした」と感激していた。結局、今日は2人だけの山だった。コースが荒れているだろうか?

 6:00出発、登り3時間45分、下り(西峰に寄って)3時間45分ゴール13:45。
 帰路に就くというNaさんと登山口で別れて、日高沙流川温泉ひだか高原山荘へ。温泉の休憩室でブログを打っていたら、日本百名山巡りをしていて、あす幌尻山に登る九州の?男性がいた。いろいろ話していたら、南アルプスの赤石山荘で中標津のMiさんとここ毎日のようにコメントをくれるMoさんコンビと一緒だったとのこと。Mさんに電話を入れたら出ないのでMiさんに電話を入れて話してもらった。お互いに一緒に飲んだので良く知っているとのこと。


曲り沢を遡る


曲り沢の源頭凝るから尾根を乗っ越して雪渓の詰まった二ノ沢を西峰とのコルへ登る。


西峰とのコルから見上げる本峰(奥)


17年ぶりのチロロ岳頂上・・・Naさんと一緒に


ピパイロ岳~1967峰~北戸蔦別岳~ヌカビラ岳の連なり。右奥は幌尻岳。


本峰からかんらん岩の露出した西峰を眺める。この後、こちらの頂上へ。


ヒダカキンバイを中心とした西峰の花畑

夕張岳(金山コース)

2013年07月20日 | 登山・旅行

<小夕張岳(1234m)から望む夕張岳頂上
・・・右手の尖峰の左側が夕張コースと合流する「吹き通し」>

 今日は休足日にしたいところだが、絶好の山日和。まだ歩いたことのない金山コースからの夕張岳に挑戦。ラベンダー真っ盛りの花人街道237を南下し、南富良野町金山市街地の北から林道へ入る。花の楽しみのないハードなロングコースなのは知っている。しかし、今年は人気の夕張コースが登山口までの7kmの林道歩きが付加されている。今年はこちら方が距離が短い。

 そのせいかも知れないが、すでに車が4台あった。登山口の案内板に8.8kmと書かれていた。登山口(450m)からいきなりの750mまでの急登に、昨日までの疲れの足が悲鳴を上げる。こまめに休息しだましだまし登っていく。足に優しい登山道だが、ほぼ中間地点に行く手を遮るように屹立する小夕張岳の上り下りと出だしの急登が核心部だった。

 夕張岳はこれで4度目だが、週末にもかかわらず、こんなにさびしい夕張岳は初めてだ。頂上には夕張コースから来たひとりと金山コースからの4人だけだった。登りで会った2人に聞いても、夕張コースから来た人は5:00に出たという夫婦連れだけだったとのこと。やはり、7kmの林道歩きが影響しているのかも?

 7:30スタート、登り4時間、下り3時間10分、15:15ゴール。下山後、リニュアルされた占冠の湯ノ沢に入り、日高道の駅へ。正直なところ、昨日までの疲れのせいで、久しぶりに疲れた山だった。明日も好天らしい。休んでいられない。17年ぶりにチロロ岳再訪の予定。


ラベンダー真っ盛りの中富良野スキー場の花畑


 行く手を遮るように屹立する小夕張岳・・・下山の標高差100mの登り返しもきつかった。
 

唯一1350付近に広がるお花畑
シナノキンバイが中心でシラネアオイやエゾカンゾウ、ハクサンボウフウ、チシマフウロなど。


吹き通しの中心のユキバヒゴタイ


頂上から芦別岳方面を眺める


相前後して登った健脚の親子連れの中学生とともに

ご来光~下山~車回収

2013年07月19日 | 登山・旅行

 夜になったらガスが晴れて、満天の星が広がる。夜明け前、滅多にないチャンスと、トムラウシ山頂からの御来光ショーを堪能すべく、ヘッドランプを点けて、3:30にテントを出る。日の出は4:04。

 一面の雲海の上に標高1500m以上の山々が島のように浮かぶ。雲海の上のガスを赤く染めて北大雪と東大雪の間から朝日が昇る。しばらくするとあちこちの山並みを朝日がてらしだす。それらを眺めながらテン場へ戻る。

 急げば10:15のバスに間に合いそうなので、朝食も摂らずテント解体。5:00下山開始。40人程の登ってくる人たちと出会う。その中に78歳になる同じ函館のSaさん。まだまだ元気な姿に感激。しばし立ち話。

 9:40に東大雪温泉に到着。ところが、バスは連休以外は運休。10:15のバスは土曜日の明日からだった。が~ん!温泉の前に宿泊客を新得の駅まで送るバスが停っていた。頼んだら乗せてくれるとのこと。乗り込んだら5分もしない内に出発。あと10分遅かったら、温泉に一泊して明日の朝まで待たなければならなかった。非常にラッキー!気持ちで良いとのことで1000円払った。

 お陰で、効率的に美瑛までJR、駅にリュックを預けて白金温泉までバスと繋いだ。バスまでの時間が2時間ほどあった。登山口まで1時間の歩きを覚悟して歩いていたら、明日オプタテへ登るというご夫妻の車に拾っていただいた。いつも拙サイトを見ていてくださっている江別のMiさんという方だった。お陰で、白金温泉で3日間の疲れと汚れを落として、18時には、美瑛の花人公園の駐車場へ。


 朝日が顔を出す~左は武華山や武利岳、右は北見富士


 朝日を浴びて輝く十勝連峰~手前の青く輝く南沼、連峰の手前は一昨日越えたオプタテシケ山


旭岳方面の山々


噴火口


下山中に越えた高台からトムラウシ公園を見下ろす


コマドリ沢上部の雪渓

トムラウシ山頂

2013年07月18日 | 登山・旅行
〈コスマヌプリ山頂から、今日のゴール・トムラウシ山を望む。

5時に双子池テン場を出発。1時間ほどしたら晴れ渡ってくる。今日が一番晴れて欲しかったのでうれしい。

12:20にトムラウシ山頂直下の南沼テン場に到着。昨夜の霧雨で濡れたテントを乾かして、張り終えて頂上へ。上空は晴れているが、どんどんガスが広がり展望なし。
〈他の写真〉





南沼テン場から頂上を見上げる。そして、頂上。しかし、展望なし。


オプタテシケ山到着

2013年07月17日 | 登山・旅行

1日目の今日は、オプタテシケ山(2012m)を越えて双子池のテン場までの予定で、白金温泉の美瑛富士登山口を出発。予定(ガイド地図より2時間も早い111:30に着いた。あとは1時間少々で双子池。

美瑛富士避難小屋辺りまで来たら、青空が広がり、美瑛岳も美瑛富士、越える石垣山もベベツ岳もきれいに見えた。そのあとはガスが晴れたり、懸かったりで遠望はほとんどなし。それでも、進む先のピークは全てその姿を見せてくれた。

この頂上も着いたときには青空が広がり、南峰も北峰も見えていたが、今は何も見えず。時間の余裕があり、携帯も通じるので、ブログを打つ。
花がたくさん





1時半にテン場到着。テントを張り終えて、ウィスキーの水割りを飲みながら、先着の東京から来た二人とお喋り。

一気に美瑛まで

2013年07月16日 | 登山・旅行

一台の空きもない美瑛道の駅駐車場~すべて車中泊の車

 ずっと良い天気が続いていたが、なんやかんやと所用があり、その間ずっと山から遠ざかっていた。ようやくまとまった日程が取れたので、大雪山系の登山道で唯一切れているオプタテシケ山と三川台の間を繋ぐために、明日から、白金温泉~オプタテシケ山~三川台~トムラウシ山~東大雪温泉の2泊3日のテント泊縦走登山にやってきた。

 雨に会いそうな気配だが、最近天気予報が当たらないので、良いほうに外れることを期待している。

 昼には出ようと思っていたが、訃報が入り、その対応で出発が14:30になった。千歳から占冠まで高速を使い、22:00前には美瑛道の駅に到着。ところが、駐車場が満杯でびっくり。すべて車中泊の車ばかりのようだ。そばの空き地に落ち着いて我慢。