癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

朝陽山~残月峰~パノラマ台

2015年04月30日 | 登山・旅行
〈昨日、ロープウェイ黒岳駅から眺めた朝陽山(手前の黒っぽい丸い山)とその左に延びる尾根の末端が残月峰。後ろの白い山はニセイカウシュペ山〉

層雲峡を挟んだ北側に聳える朝陽山(1370m)は、昔この山を経由するニセイカウシュペ山までの登山道があった山である。2002年秋にその痕跡を辿って頂上手前300mほど手前まで行ったが、広い頂上台地で道がなくなり、背丈をはるかに超える笹藪に遮られ撤退している。

今回は、その笹藪が雪で覆われていることを期待しての13年振りのリベンジである。いろいろ検索していたら、朝陽山から西尾根の末端にある残月峰(1050m)(層雲峡に連なる崖の上の岩峰の一つ)まで行き、パノラマ台分岐までの谷斜面をトラバースして戻る三角縦走をした北見山岳会の記録が見つかったので、そのルートを辿ることにした。


5:00、かんじきをリュックに括り付けてスパイク長靴で、層雲峡園地への橋を渡り、右奥にあるパノラマ台登山口へと向かう。橋の真上に、パノラマ台の大きな四角い岩が見える。

谷の中のつづら折りの急な道を登る。雪は崖の上の稜線へ出て初めて出現。整備されているパノラマ台地分岐までの道を辿る。パノラマ台地は帰り寄ることにして、まっすぐ朝陽山を目指す。その先にもピンクテープが結ばれ、数日前のものと思われる足跡が続いていて心強い。尾根の上には、13年前同様にはっきりとした登山道の痕跡が残っていた。


1300m付近の足元からすっぱり落ち込んでいる身の毛もよだつような岩崖を右に見て、急な尾根を登る。


尾根を登り切ると、前回撤退した頂上台地に出る。奥に反射板も見える。笹藪は雪で覆われ、みごとな雪原となっていた。


7:30、朝陽山到着。三角点のある頂上は一番高い地点より少し西側にあった。
ピンクテープが結ばれた木杭が雪面から頭を出していた。

それとリュックとストックと一緒に、昨日登った黒岳や凌雲岳などの山々をバックに記念撮影。素晴らしい展望が広がる。


北側にはニセイカウシュペ山~通称アンギラス~平山の連なりが見える。昔こちらから続いていた登山道があった尾根も良く分かる。

次に、残月峰を目指し西尾根を下る。尾根が細くなると、尾根の上は雪がない。尾根の北側の雪斜面をトラバースするように下る。ときおり股下まで埋まることもあった。


残月峰のピークは1091ポコのさらに下にあるので、先に、急な谷が突き上げる断崖絶壁の上のコルから下を覗いた。

眼下の谷の途中に鋭い岩峰が聳え、さらにその下に国道やホテルが見えた。


8:40、一度の登り返しもなく、尾根が崖の上でぶっつり切れる感じの残月峰到着。GPSで確認して初めて分かる尾根の末端で、展望もなかった。しかし、足元は断崖絶壁の上である。


残月峰からは、雪で覆われた谷斜面を挟む、向かい側のパノラマ台分岐を目指して、1030m等高線を辿るようにトラバースして行く。このようなときは、GPSは本当に便利だ。

谷を越えて、まもなく、ぴったりパノラマ台分岐に合流。


9:35、パノラマ台到着。目の前の黒岳から眼下の層雲峡温泉街まで、一望できるまさに展望台だ。

しかし、三方は垂直の断崖絶壁の上で、広さは1坪もない。とてもゆっくり眺めることや腰を下ろす気にはならない。これで3回目だが、写真を撮っただけで直ぐに退散。

あとは来た道を戻るだけだ。

10:10、5時間10分で、この時期ならではリベンジと新ピークゲットの充実のゴール。


下山後、国道から先ほど踏んだ地図上の残月峰を特定しに行く。

地図や上から眺めた下の景色などと照合すると、地図上での残月峰は、写真の右の三角のピークである。

谷の左手前に聳える赤茶けた良く目立つ大きな岩峰が、下からは残月峰と呼ばれているようだ。それは上から眺めたときに谷の途中ににょっきりと聳えていた岩峰だ。とても登れる岩峰でないし、地図上に表現できないので、地図上では、その近くの尾根の末端を残月峰としているのかもしれない。

まだ時間が早いので、明日予定の上川三山の天幕山もやれそうだが、明日以降に疲れを残したくないので、無理しないことにした。

黒岳~凌雲岳

2015年04月29日 | 登山・旅行
〈黒岳山頂から望む凌雲岳(右)と北鎮岳(左)〉

昨日の花見から帰って来て、酔った勢いで15:30に寝た。0時に家を出て、岩見沢から高速に乗り、層雲峡まで走った。

今日の予定は、黒岳(1984m)から登山道がないので積雪期しか登れないために未踏だった凌雲岳(2175m)。

8:00の始発の黒岳ロープウェイーに間に合った。ロープウェイの中で、昨秋羅臼岳に一緒に登ったE女史に再会し、お互いにびっくり。根室市で退職して、春から東川町に住んでいるとのこと。
雪解けの早い今年は、既に現れているという白雲岳の「幻の湖」へ向かうという。


ロープウェイ黒岳駅から、リフトへ向かう。その上に黒岳の急斜面が見える。


リフトを降りて、7合目から山スキーで急斜面を大きくジグザグに登る。直登するツボ足のグループは、白雲岳の「幻の湖」へ向かうとのこと。


黒岳石室の手前から凌雲岳を見上げる。左側の急な雪渓斜面を登った。


雪渓が2000m付近で消えていた。スキーをデポして、岩礫の斜面を登った。


11:30、木杭だけか立つ凌雲岳頂上到着。バックは、北鎮岳と尖った愛別岳(右)。


山頂から北海岳や白雲岳方向を望む。

ゆっくりしたかったが、風が強くてそれどころではない。

時間も早いので、北鎮岳へ向かうつもりで、登った斜面をシールを付けたままターンをしながら下った。

下り切って、北鎮岳の大斜面へ向かった。しかし、疲れも出て来たのと、せっかくの大斜面だが、雪が腐って滑りは楽しめそうもないので、2000m付近で撤退することにした。

12:30、シールを外して、緩斜面を石室の上まで滑り、再びシートラで黒岳へ戻る。


黒岳の斜面も、雪が腐って、滑りにムラがあり、前後に振られて非常に怖かった。

リフトのあるスキー場は、下から均一のザラメ雪が出ているので、気持ち良く滑れた。

黒岳頂上からわずか20分で、13:50、ロープウェイの黒岳駅到着。

下山後、黒岳の湯でのんびり過ごす。このあて、層雲峡公共駐車場で泊まり、明日は、層雲峡を挟んだ朝陽山と雪が繋がっていたら、残月峰の予定。

満開の下での花見の宴

2015年04月28日 | 日常生活・つぶやき

 ちょうど満開のピークを迎えた五稜郭公園で、函館支部長を仰せつかっている退職組織の花見が開催された。
 昨年は桜吹雪の舞う中で、一昨年はまだ咲き出したばかりと、いつも開催日の設定に苦労するが、今年は、満開のピークに当たり、風もなく、気温も23℃近くまで上がり、最高の花見日和だった。

 お昼時に合わせた12:00スタートで、33名の元気な前期・後期高齢者たちが、五稜郭タワーのお花見プラン(ジンギスカンと樽生ビール)と持ち込みの日本酒を囲んで、楽しいひとときを過ごした。

 2時間半で、樽生ビール20㍑、日本酒1升瓶6本、一人当たり300g上生ラム肉、5種の野菜、おにぎり、枝豆、漬物などがペロッとなくなった。このような催しに参加してくる人はみなさん胃袋も気持ちも身体も若い。








15:00には帰宅。酔った勢いですぐに寝て、夜中に起き出して出発・・・好天予報の続く明日以降のGW期間中は、大雪の山で遊ぶつもり。

 速報は、このブログにアップし続けるつもりなので、興味のある方は覗いてみてください。

函館公園の夜桜

2015年04月27日 | 登山・旅行

ほぼ満開になった五稜郭公園も函館公園も提灯による電飾がされていて、夜桜を楽しむことができる。
ただし、屋台が並ぶのは函館公園だけで、こちらは臨時駐車場も用意されていて、子ども連れの家族が多い。 











花より団子・・・妻は、これらを食べることが花見の楽しみとのことで、毎年のように来ている。



蝦夷松山~雁皮山

2015年04月26日 | 登山・旅行

陣川団地から雁皮山(左)~蝦夷松山(右)を望む


 トライアスリートのヒロコさんと妻と3人で、函館市内の陣川の奥に連なる蝦夷松山(667m)~雁皮山(743.3m)へ。登りは昔からある登山道を、下りは花の道コースから続く作業道を周回した。
 天気は良かったが、西風は非常に強く、稜線の歩きは寒いくらいだった。稜線上にも花の道にも、まだほとんど花はなかった。


登り始めてすぐに目に飛び込んできたミヤマエンレイソウ


青花キクザキイチゲ


蝦夷松山直下の岩場を登る


蝦夷松山頂上にて


蝦夷松山頂上から函館市街を望む


岩場が連なる雁皮山までの縦走路


縦走してきた蝦夷松山からの稜線をバックに


雁皮山山頂にて(三等三角点名は岩被山)。山頂は風が当たらず暖かかった。

 8:45スタート、登り2時間00分(蝦夷松山まで1時間05分) 下り1時間40分、12:45ゴール。所要時間4時間ちょうど。


もっと多くの写真と詳しい山行記録は、下記でどうぞ!
http://sakag.web.fc2.com (アップ完了)

函館ライフスポーツ設立10周年記念祝賀会

2015年04月25日 | 登山・旅行

 スキーを中心としたシニアスポーツクラブ「函館ライフスポーツ」の設立10周年記念祝賀会が開催され、81名の参加者で、大いに盛り上がった。会員の平均年齢は自分と同じ71歳・・・みんな元気だ!


 記念講演は、元全日本デモンストレーター・KEI-SKI事業部ゼネラルマネジャーの我満嘉治氏による
「わくわくスキー上達講座~スキーは年齢に関係なく上達するスポーツ~」
 

畠中会長の挨拶


継続10年会員への記念品を代表で受け取る83歳の笠原さん


我満講師を囲んで


二次会のカラオケに合わせて踊る女性会員

 
全員に贈られた記念Tシャツ(左・表)(右・裏)
このほかに、10年の歩みをまとめたDVDとネームプレート。


継続10年会員への記念品のオーバー^グローブ

下見登山「汐首山」

2015年04月25日 | 登山・旅行

釜谷漁港から望む汐首山(右)


 GPSトラックログ(青線は下り)

 来る5/28に函館ライフスポーツの春の登山会を計画している汐首岬の上の三等三角点名が「汐首山」(290.8m)に下見を兼ねて登ってきた。
 この山は、NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」の日露戦争で繰り広げられた二〇三高地シーン再現ロケ地で有名になった丘陵地である。

 国道278号線から分岐する車道を500m入ると、NTTの管理道路のゲートがある。そこから距離にして約3kmのほとんど舗装され道路を辿る。道には野生馬の馬糞がたくさん落ちている。

 この岬の突端から津軽海峡を挟んだ下北半島の大間崎までは17Kkmほどしか離れてなく、「北海道~本州最短地点」でもある。天気が良ければ見えるはずの下北半島も大間原発も、今日は霞んでいいて見えなかった。

 9:45スタート、登り45分、下り40分、11:20下山


NTT無線中継所の管理道路のートからスタート


2つ目のカーブを曲がった先の左手のカタクリの斜面


眼下に広がる海岸線と霞んで良く見えない函館山。下の赤い屋根は旧汐首小学校。


頂上の様子。5年前より無線中継施設が2~3軒減っていた。


三等三角点(点名・汐首山)


頂上付近でたむろしている野生馬の群れ


山頂から横津連峰を望む。左眼下の山は釜谷富士。


 登山会のときは、途中の山肌をヤマツツジやタニウツギが彩っているはず・・・。

春スキー散策・烏帽子岳~袴腰岳~横津岳

2015年04月23日 | 登山・旅行



 4/13の下見と一昨日に五稜郭公園から眺めた横津連峰の残雪状況(上掲画像)から、最後のチャンスとばかり、旧横津岳国際スキー場下から、山スキーで烏帽子岳~袴腰岳~横津岳と三角縦走をしてきた。

 まだスキー場が営業していた04年3月7日にほぼ同じコースを逆回りで歩いている。このときは最後のスキー場上までシールを剥がすことができすず効率が悪かったので、今回は横津岳から滑り降りれる逆回りにした。


 旧横津岳国際スキー場・・・さすが、4/13の下見のときよりは、融雪がかなり進んでいた。
 スキーでなくても、つぼ足でもほとんど埋まることなく、スタスタ歩ける状態だった。
 旧ゲレンデを少し登り、右側から最短距離を狙って烏帽子岳を目指した。


途中から見えてきた烏帽子岳と袴腰岳
烏帽子岳頂上直下の西面はすでに雪がなく、北面から巻いた。


烏帽子岳頂上から眺める横津岳


烏帽子岳頂上直下から眺める袴腰岳。コルまで下り、雪の付いている左側の北北西面を登った。
下りは、シールを付けたままターンを楽しむことができた。


残雪期は初めての袴腰岳頂上

 
烏帽子岳~横津岳の間の登山道のある稜線は、ほとんど雪が消えていた。東斜面を巻くように横津岳を目指した。


横津岳山頂のかろうじて雪が残っているところまでスキーで登った。右奥は駒ヶ岳。

 
除雪されている路面をスキーで横切って下る。     旧スキー場の第2ゲレンデを滑り降りる。


旧スキー場下8:35スタート~(1時間25分)~烏帽子岳~(35分)~袴腰岳~(1時間20分)~横津岳~(25分)~スキー場下、ゴール12:55。所要時間 4時間20分。移動距離 12km。

 滑りを楽しむところも少なく、スキーのメリットは少なかったが、天候にも恵まれて、のんびりと新鮮な想いで春山スキー散策を楽しむことができた。 

もっと多くの写真と詳しい山行記録は下記でどうぞ!
http://sakag.web.fc2.com (アップ完了)

花探訪・函館山往復マラニック

2015年04月22日 | 花・紅葉だより
 「伊達ハーフマラソン」からまだ3日目なのに筋肉痛も脚の張りも疲れもないのが不思議な感じだ。
 6月末の「函館ハーフマラソン」まで、走る脚を維持したい。そこで、家から函館山までの往復マラニックに出掛けた。
 街中のあちこちに咲き始めているサクラを眺めながら、函館公園までゆっくり走った。
 函館八幡宮へ寄って、スミレの多い七曲コースから千畳敷に登り、比較的花の多い汐見コース~宮の森コースを走ったり歩いたりの花探訪をし、復路の函館公園からは再びずっとゆっくり走って帰宅することができた。
 こんな感じで、週に2回くらいはウォーキング感覚で長距離のゆっくりジョグを続けようと思う。


昭和橋たもとのソメイヨシノとネコヤナギの新緑


函館公園のソメイヨシノと函館山山頂を見上げる


函館公園の1本の幹から紅白の花が咲く「紅白の梅」


函館八幡宮の「延命の桜」
(平成16年9月の台風で幹の1/3が折れたが、小枝に季節外れの花が咲いたので、
 樹木医に依頼して手入れしてもらって生き残ったオオヤマザクラ)

函館山へ・・・七曲コースはスミレが多い
 
スミレサイシン       タチツボスミレ


ヒカゲスミレ


今回、一番の目的だったヒナスミレ。上品な薄いピンク色が何とも言えず、一番好きなスミレである。
(上掲の3種類より上の方に多かったし、汐見コースの高いところでも多く目に付いた)


左が普通のエンレイソウ、右がコジマエンレイソウ

 
アズマイチゲ(キクザキイチゲとは葉の形が違う)  シラネアオイの蕾

 
七曲コースにて            千畳敷休憩所(現在閉鎖中)横から


帰りの碧血碑のそばでようやく見つけたミドリニリンソウ


開花宣言

2015年04月21日 | 花・紅葉だより

 今日、五稜郭公園の標本木の観測から函館のサクラの開花宣言が出された。
 例年より9日早く、昨年より7日早い。気象台で観測を始めて以来2番目の早さだそうだ。





いつも五稜郭公園内で一番先に咲く六花亭裏のソメイヨシノはすでに5分咲き





店内の大きな窓越しの景観

朝の洞爺湖

2015年04月20日 | 登山・旅行

 湖畔亭9階にある空中展望風呂の露天風呂と洞爺湖・・・この露天風呂からの眺め最高!


 9階から眺める温泉街


 湖面に姿を映す中島と羊蹄山


 羊蹄山のアップ


 洞爺湖の西側の眺め・・・サンパレスと奥のまだ残雪に覆われたままのオロフレ山


 湖畔通り・・・左が泊まった湖畔亭


まだ陸揚げされたままのスワンボート

 朝食後、湖畔を少しぶらぶらして、帰路に就いた。長万部付近からはずっと雨だった。11:00には帰宅。

大満足の快走「伊達ハーフマラソン」

2015年04月19日 | ウォーキング・ジョギング・マラソン

〈有珠山や昭和新山に向かって走る8km付近?〉

 シーズン初めの「伊達ハーフマラソン」、暑いときのレースが苦手な妻を誘って、12年振りの参加。6時に家を出て、8:30会場到着。
 
 歴史の杜総合公園を発着点とする大会で、全体の出場申込者は4110人。そのうち、種目別のハーフマラソンは2548人で、自分が参加した一般男子60代以上男子の部は403名だった。

 記録や順位は気にしないで、走りを楽しむ完走狙いだったので、カメラ持参の取材モードで臨んだ。

 ところが、なぜか撮影のために10回ほど立ち止まったにもかかわらず、平均ラップ6分05秒/kmで、昨年の函館ハーフより2分以上も速い2時間07分17秒の大満足の快走だった。順位は60代以上男子236位、総合順位1755位だった。

 スタート直後は、周りの速さに引きづられ、6分を切るスピードで走っていた。後半潰れたくないので、3km付近でようやく6分超ペース落とすことができた

 15kmまでは、そのペースを維持して抑え気味に走った。しかし、最後の6kmは、いつもは辛くなるのだが、全然辛くならない。そこで、下りでもあるのでペースアップしてみた。

 ずっと追い越しモードで、5分35秒~45秒ペースで走り続けることができた。今までのハーフでこれほど楽に気分良く最後の5kmを走れたのも、ゴール後のダメージが少ないのも、初めてかも知れない。

 妻はずっと直ぐ後を付いてきて、こちらが撮影しているときに追いつくという状態だった。ゴール前で追い越すつもりで頑張ったらしいが、6秒遅れのゴールだった。


大会要項と記録証


受付風景と外の出店等のブース


スタート前のツーショット


市街地の道幅いっぱいのランナーと応援の武者太鼓


10km付近で折り返して陸橋の上へ向かうランナーとすぐ後ろから付いてきた妻


トンネル手前の11km付近一番きつい上り坂


17km付近?で再び有珠山と昭和新山へ向かって走る


ゴール前(MAEさん提供)


◎洞爺湖温泉「湖畔亭」に宿泊


 明日は妻の誕生日で、明後日が結婚記念日なので、温泉泊まりでのんびりすることにした。温泉上がりの完走ビールが美味かった。
 バイキングの夕食は、ビールの大ジョッキが多すぎたのか、楽しみにしていた割には食べれなかった。このほかにデザートだけで終わり。

咲きだした教育大学の桜と梅

2015年04月16日 | 花・紅葉だより
 いつも早く咲く教育大学校庭のエゾヤマザクラと紅梅が、すでに咲き出していた。
 五稜郭公園で一番先に咲き出す六花亭裏のソメイヨシノはまだだった。

○駐車場そばのエゾヤマザクラ






○夕陽会記念館の紅梅






○仕上げラン
 3日後に迫った「伊達ハーフマラソン」だが、残り2日間も雨予報なので、仕上げランのつもりで五稜郭公園へ。疲れを残さないために、わずか6kmで切り上げたが、最初はゆっくり走り、3~5kmはスピードを上げて、5分30秒/km前後で走ってみた。
1kmごとのラップ ①7'26 ②6'22 ③5'42 ④5'28 ⑤5'33 ⑥6'24

自分の糖尿病を考える

2015年04月15日 | 大腸癌以外の検診・健康関係

昨日五稜郭病院の敷地内で目にしたサンシュユ(ヤマグミ)の花

 今日は朝から雨で、外に出ることもできない。大腸癌検診でひと安心したところで、自分の糖尿病のことを考えてみたい。

 これまでも何度か触れてきたが、自分が登山やジョギングやクロスカントリースキー(スキーマラソン)に40代後半から取り組み始めたきっかけは、その頃、診断された糖尿病である。

 糖尿病治療の基本は「食事療法」と「運動療法」である。しかし、根が卑しくて、「食べたいし、飲みたい」タイプである。食事を制限することは人生の楽しみの大半を奪われてしまうほど悲しい。そこで、当時、「そうであれば、摂取カロリーを上回るカロリー消費をすればよいだろう。そうすれば基礎代謝量も上がるだろう。」との思いから、カロリー消費量の多い登山やジョギングやクロスカントリースキーへ向かうことになった。

 それ以来、20数年が経過しているが、まだ薬の世話などにはなっていない。退職を機に年に2~3度ほど糖尿病専門の高橋清仁クリニックでの検診を受けるようにしている。その間、食べたいだけ食べて呑みたいだけ飲むといった状態が続いている。ただ気を付けてきたことは体重が63kgを超えないようにするくらいだ。超えたときには、少し食事量を減らしたり、ハードな運動をするようにしている。

 その結果、ここ10年以上、空腹時血糖値は正常値を少しオーバーする「110~130mg/dl」で、1~2ヶ月間の血糖の状態を表すHba1c(ヘモグロビン・エイワンシー)は「6.2~6.8%」で、コントロール指標の『良』の範囲を維持してきた。いつも「合格」の印を押してもらい、何も頑張っていないのに、「この調子で頑張りましょう」と言われて安心してきた。

 しかし、加齢とともに、Hba1c数値が微妙に少しずつ上がってきて、ここ2年間は限りなく6.8%に近づいている。3月上旬の総合保健センターの特定健診では7.2%になっていた。前回の病院の検診で、看護師さんに「この数値は体温の1の位と同じと考えれば良いですよ。7℃を超えたらやばいでしょう。8℃超えたら大変ですよね」と言われたことがある。その「やばい状態」になりつつある。

 糖尿病の恐ろしさは、合併症である。すぐ下の弟が、6年前に糖尿病による心筋梗塞で亡くなっている。母は糖尿病ではなかったようだが、心筋梗塞に罹り、最後は肺塞栓症で亡くなっている。どうも、家系的に血管系が心配である。今のところ、悪玉コレステロール値は心配ないが、これだけ体を動かしているのに、体脂肪は低いが、なぜか中性脂肪と内臓脂肪が高いのが気になっている。

 とりあえず、副作用が心配な薬やインシュリン注射などの世話にはなりたくない。そうならない段階でコントロールすれば、合併症の心配はないようだ。そのためにも、今後は、少し食事制限に心がけようと思っている。

 いろいろ調べたら、楽な方法は、血糖値を急に上げる炭水化物を制限することが、一つのコツのようである。あとは、バランス良く食べることが大切である。

 たまたま、今回の大腸検査による2日間の食事制限と、試しに先週から朝食を果物と豆乳とコーヒーだけにしているお陰で体重が61kgを切り、内臓脂肪も少し減っている。今月一杯は、この体重を維持する食事に心がけて、今月末には半年ぶりの検診を受けてみようと思っているが、果たして…?