癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

岩崎元郎さんの講演会のお知らせ

2018年08月31日 | 登山・旅行

 新日本百名山・恵山を登る会主催~「岩崎元郎さんの健康登山講座~歩いて健康、登って元気」が2018年10月5日(金)18:00~20:00 北斗市のかなで~るで開催されます。

 不肖私と岩崎さんとの対談もあります。登山愛好者はもとより興味のある方はぜひ、お誘い合わせの上参加下さい。
 ブランドメーカーの登山用品のプレゼント抽選会もあります。入場無料/定員300名/予約制

 予約先・アルパインツアーサービス(コピーしてお使いください)
 info@alpine-tour.com

18歳と81歳の違い

2018年08月31日 | 日常生活・つぶやき

立山黒部アルペンルートロープウェイ駅から眺めた立山連峰<2018,7,20>(本文とは関係ありません)

 ネット上で面白いものを見つけたので、転載させていただいた。出典は「笑点」のようだ。

○恋に溺れるのが18歳、風呂で溺れるのが81歳
○道路を暴走するのが18歳、道路を逆走するのが81歳
○心がもろいのが18歳、骨がもろいのが81歳
○まだ何も知らないのが18歳、もう何も覚えないのが81歳
○東京オリンピックに出たいのが18歳、東京オリンピックまで生きたいのが81歳
○自分を探しているのが18歳、皆が自分を探しているのが81歳
○偏差値が気になるのが18歳、血糖値が気になるのが81歳

いろいろ探したら、便乗作品?が、ほかにもまだ出てきた。

○社会に旅立つのが18歳 あの世に旅立つのが81歳
○早く「二十歳」になりたいと思うのが18歳 できれば「二十歳」に戻りたいと思うのが81歳
○頂点を目指すのが18歳 終点を目指すのが81歳
○大喰らいでどんどん太るのが18歳 少食でどんどん痩せるのが81歳
○将来の夢に酔いしれているのが18歳 一日中夢に酔いしれているのが81歳
○じいじ、ばあばのことなど眼中にないのが18歳 孫のことしか眼中にないのが81歳
○時間がいつまでも続くと思うのが18歳 時間がもうないと思うのが81歳

自分もあと7年・・・「年寄り笑うな、行く道じゃ」・・・妙に身につまされます。

せめてイカ飯でも

2018年08月30日 | 食べ物

今日の夕食に妻が作ってくれたイカ飯。

 ここ数年、「イカの街函館」なのに、イカが獲れなくなり、漁師も加工業者の大変な状況に追い込まれている。
 われわれ消費者も、昔は安いイメージがあったイカ刺しもなかなか口に入らなくなったし、イカの加工品も非常に高くなっている。以前は、山仲間にも常温で持ち歩けるイカ飯を良くお土産に持参したが、今では2倍ほどの値段になっていて、それもできなくなった。

 今年も獲れてないようで、イカ刺しはまだ1度しか口にしていない。それも高かったが、妻が無理をして買ってきてくれたからである。そんな中、今日スーパーへ行ったら、小さなイカが「煮物用」として売られていたとのことで買ってきて、イカ飯を作ってくれた。

 不漁の原因は海水温の上昇とのことで、函館だけでなく、国内のスルメイカ漁は、2年連続連続で記録的な不漁となっていて、農林水産省よると、去年の水揚量は、6万1000トンと過去最低を更新し、ピークだった昭和43年の1/10以下に落込こんだとのこと。今年はもっと深刻な状況らしい。

 また、物産展などでも人気の高い森町の名物駅弁「いかめし」も、2014年に580円から650円に値上がりし、昨年はさらに値上げされて780円になった。この3年間で200円も高くなっている。「国産に比べて身が柔らかい」とニュージーランド産やアルゼンチン産のスルメイカを使用しているのに、ここ7~8年は国内外でイカの不漁傾向が続き、原料価格は3年前の2倍になったという。世界的な不漁のようだ。

 どんぶりでイカ刺しを食べた子供のころが懐かしい・・・・。

 ちなみに、昨日のニュースを賑わしていた根室の大豊漁で非常に安くなっているサンマは、まだ函館まで入ってきていないようだ。今日は1匹240円だったそうだ。早く100円くらいの安いサンマが口に入ることを楽しみにしているのだが・・・。

クルーズ客船「コスタ・ネオロマンチカ」

2018年08月30日 | 日常生活・つぶやき

 昨日、港町埠頭に係留していたクルーズ客船 「コスタ・ネオロマンチカ」


 昨日、西埠頭までジョギングして戻るときに、港町埠頭の方を見たら、クルーズ客船が見えた。
 帰宅後調べてみたら、コスタ・ネオロマンチカという船で、
 8:00に入港し、16:00に出港予定とのこと。出港風景を見たくて、車で出掛けた。


港町埠頭へ行く前に、いつも全体が見える北埠頭に寄って、カメラに収めた。その後、港町埠頭へ。

 このクルーズ船は、イタリアのジェノヴァに本社を置くコスタ・クルーズというクルーズ客船運航会社の船。2017年から、日本発着での日本海周遊クルーズに就航しているとのこと。

総トン数 57,150t 全長 220.6m 就航年 1993年(2012年大規模リニューアル) 全幅 30.8m 乗客定員 1,800名 キャビン数 789室  乗組員 622名
 2012年の大規模改装後、「ネオ」を冠した「コスタ・ネオロマンチカ」となり、ワンランク上の雰囲気が楽しめるクルース船に生まれ変わったそうだ。



 それにしても、船というよりは、11階建ての豪華ホテルが海に浮かんでいる感じである。
 
 16:00になっても、出港の気配なし。いつかいつかとねばり強く待って、17:00になったが、その気配なし。同じことを考えて待っていた車も次々と帰って行った。
 自分も帰ろうとして、駐車場の入口にいたガードマンに訊いたら「バスが1台、故障して戻ってきていない」とのこと。
 すなわち、寄港後それぞれの希望で、観光の行き先ごとにバスに乗って出かけて、出港前に戻って来るらしい。その内の1台が故障で戻ってこないので、出港できないらしい。
 ずっと待っていてもしようがないので、諦めて帰って来た。

 なお、今年の函館港へのクルーズ客船の入港予定は、31回だそうだ。そのうち、今回のコスタ・ネオロマンチカは20回目のようだ。
<平成30年度のクルーズ客船入港予定>
 https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2017122700044/

海王丸目当てジョギング

2018年08月29日 | ウォーキング・ジョギング・マラソン

西埠頭に係留している海王丸Ⅱ世

 明日からまた数日間雨予報である。アウトドアで体を動かすことはできそうもない。そこで、今日の内にジョギングをしておこうと思った。
 たまたま、西埠頭に海王丸が係留していることを知ったので、巴大橋経由で西埠頭まで往復走ることにした。距離的に12kmほどなので、今回は、歩かないで走り続けることを目標にスタートした。

 海王丸は、海技教育機構が保有する航海練習船。日本丸と並ぶ日本を代表する大型帆船である。現在の海王丸は、2代目で、1989年(平成元年)に竣工されている。初代は、 1930年(昭和5年)竣工、1989年(平成元年)引退。現代、富山新港の「海王丸パーク」で保存されている。


巴大橋から眺めた海王丸


 全長110.09m、全幅13.8m、メインマスト高43.5m、総帆数36枚。


 へさきの船首像として取り付けられている「紺青(こんじょう)」と呼ばれる女神像

 日本丸の女神像は「藍青(らんじょう)」と呼ばれ、 気高く優しさのうちに凛々しさを秘めた日本女性を表しているとのこと。海王丸の紺青は、藍青の妹としてが取り付けられており、こちらの方は、未だ少女のあどけなさを残し、典雅な気品を備えているらしい。
 この女神像は、 帆船特有のもので、外国の帆船には動物や国王の像などを取り付けているものもあるそうだ。




後ろから眺める

  函館港で海王丸を見るのはこれで3回目だ。帆を広げた姿を函館港で公開した話は聞いたことはないが、09年の開港150周年を祝しての寄港で、出港儀式の「登檣礼(としょうれい)」は、見たことがある。

 一度で良いから、帆を広げた姿を拝みたいものだ。下載の画像は、他サイトから借用したもの。



 


 本来の目的だったジョギングの方は、途中ベイエリアで寄ったトイレと海王丸を見るときはストップウウォッチを止めたが、歩くことなく12kmのを走ることができた。タイムは1時間21分33秒で、平均ラップは6分47秒/kmだった。

 1kmごとのラップは、下記の通り。前半は7分台だったが、体が慣れてきた5km以降は6分台で走り、最後の3kmは少しタイプアップすることができた。この距離を一度も歩かないで走ったのは、函館マラソン以来である。この時期では十分満足できるタイムである。
 ①7'04 ②7'19 ③7'04 ④7'15 ⑤6'35 ⑥6'28 ⑦6'42 ⑧6'46 ⑨6'55 ⑩6'29 ⑪6'23 ⑫6'30

三稜郭?ほか箱館戦争ゆかりの地巡りサイクリング

2018年08月28日 | 街並み・歴史探訪・ドライブ

 五稜郭と四稜郭は、明らかな遺構が残っているが、三稜郭や七稜郭もあったらしい。七稜郭は峠下台場山のことで、これも遺構がしっかりと残っている。

 しかし、「三稜郭」については、資料は少ないものの、とある古文書の絵図には三稜郭らしき陣屋が記載されているという。五稜郭も四稜郭も後に付けられた名称であるのと同じく三稜郭もまた然りである。諸説ある中、この三稜郭は桔梗野台場であるという研究結果もある。
 それは、2004年の函館北高等学校郷土研究部の研究で、桔梗の国道5号線沿いの比遅里神社を有力な候補地として発表し、その研究により高文連支部大会で優秀賞をとっている。

 箱館戦争当時、旧幕府軍は新政府軍の進攻に備えて、函館及び近隣の村々山々に多くの台場を築いている。桔梗野台場がこの比遅里神社だとすれば、旧国道の出口にあることから、ここに台場がある意味は大きい。また、その少し北寄りの宝皇寺を桔梗野台場とする説もある。

 そこで、実際にこの目で見たくて、MTBに跨り、まずは比遅里里神社と寶皇寺へ行ってみた。その後、箱館戦争ゆかりの地巡りで、神山の大円寺~神山権現台場跡(旧東照宮)~四稜郭~北海道東照宮と回った。

◎比遅里(ひじり)神社

比遅里神社。裏側も崖状の地形になっている。


確かに上空から見ると、この神社の敷地は三角形になっている。
三角形に土塁を築いたのではなく、三角形の高台を利用した?


境内に四角い土塁状の地形があり、その中央に土俵がある。


南端の角地。周りより高い地形で、左側は土塁状になっている。
函館山も見えていて、台場の場所としては納得できる。

◎宝皇寺

桔梗野台場とする説もある国道沿いの宝皇寺。土塁のような地形はよく分からなかった。


桔梗開拓百年之碑

◎大円寺

神山の大円寺。五稜郭と四稜郭の中間点にある1722(享保7)年創建の浄土宗の古刹。
旧幕府箱館奉行所の菩提寺でもあり、箱館戦争の両軍兵士の墓や五稜郭築造時の死亡者の供養塔などがある。


門前に設置されている「無縁塚」。五稜郭築造工事の際、けがや病気で死んだ人たちの供養塔。
裏には「棟梁喜三郎一同」と刻まれている。喜三郎とは、備前(岡山県)の石工井上喜三郎。
五稜郭や弁天台場の石垣造りを担当するなど、秀でた技術を持つ石工として知られた。


箱館戦没者(21名)の供養碑とその説明板。この2本の松の間に、土方歳三の遺体埋葬説がある。


箱館戦没者供養碑には、土方歳三の戒名と俗名が彫られている。


箱館奉行役宅墓所。


「官修墓地」~箱館戦争で亡くなった新政府軍3名の墓。名前も藩名も彫られている。
しかし、旧幕府軍戦死者の過去帳はあるが墓はない。明治政府が墓は許可しなかった。


◎権現台場跡(旧函館東照宮跡)


箱館戦争時の1869(明治2)年、旧幕府軍が本拠地の五稜郭と背後の備えに急造した四稜郭との間の、函館東照宮に砲台を設けた場所。当時の大鳥居や土塁が現存する。
 この砲台は新政府軍の攻撃を受け、東照宮の社殿も焼失。そんな中でも、五稜郭や弁天台場の石垣造りを手掛けた井上喜三郎作の大鳥居は崩壊することなく、現存している。
 東照宮はその後市内を転々とした後、現在は陣川町に所在。この場所は、現在神山稲荷神社になっている。


大鳥居に残る箱館戦争時の弾痕(セメントで埋めて修復されている)。


今も残る土塁の跡

◎四稜郭

1868(明治元)年10月、五稜郭の鎮守である東照宮を守るために急造した洋式の台場。
四稜郭は,蝶が羽を広げたような形の堡塁で,東西約100m南北約70mの範囲に、
幅5.4m高さ約3mの土塁が巡り,その周囲には幅2.7m深さ0.9mの空濠が掘られている。
郭内(面積約2,300平方メートル)の四隅には砲座が配置されてるが、建物は造られなかった。


虎口(郭内入口)


三角点もある四稜郭内部


土塁


北海道東照宮

 ここは、箱館戦争ゆかりの地ではない。しかし、1864(元治元)年、五稜郭完成後、東北の鬼門に当たる現在の神山3丁目(権現台場)に蝦夷地の鎮護として建立された東照宮が元祖である。
 箱館戦争の兵火で焼失、御神体を辛うじて残し、その後は市内を転々とした。1992年、元の鎮座地に近い現在の場所に移転。同時に社名を北海道東照宮に改称。境内に置かれている手水鉢には、箱館戦争時の弾痕が残っている。


陣川団地に立つ「北海道東照宮参道入口」の門


手水石~裏側には「明治十九年、十一月五日神山村より運搬したと刻まれている。
明治19年は、青柳町の天祐寺から蓬莱町に移転した年である。
横には「元治二年四月十七日奉納 箱館奉行 小山大和寺 藤原実」と彫られている。


正面には箱館戦争時の弾痕が残る。


純忠碧血神社~函館山の麓にある碧血碑を建てた柳川熊吉は、当初東照宮を東軍将兵慰霊所として考えていた。だが時節柄それも叶わず月日な流れた。平成19年東照宮陣川鎮座15周年記念事業として、「ここに純忠碧血神社を奉斎し、義を掲げ戦い利あらずして賊の汚名を受けざるを得なかった東軍将兵達の無念を悼しで、その魂魄をこの社に奉安し護国の神として将兵の御霊を慰めんとす」とある。
 御祭神として土方歳三など戊辰戦争時の東軍(旧幕府軍)のメンバーが列挙されている。

函館公園 歴史的建造物巡り

2018年08月27日 | 街並み・歴史探訪・ドライブ

函館公園開園の1879年(明治12年)5月に開館した「開拓使仮博物場」(旧函館博物館1号)

 函館公園内にある市立博物館で開催されている「北の昆布展」を観に行ったら、休館日だった。仕方ないので、公園内をぶらぶらした。いつもは花見や紅葉などのときにしか来ていないので、歴史的なものをじっくり見て歩いたことがなかったので、新鮮な感じだった。中には、初めて目にしたものもあった。

 この函館公園は、1879(明治12)年、市民によって造成された日本で3番目の市民公園である。(明治8年横浜公園、明治9年の神戸公園に次ぐ)「病人に病院が必要なように、健康な人間には休養する場所が必要」と、当時の函館駐在英国領事リチャード・ユースデンが提言したのを受けて、市内の実業家4人が中心となって寄付金を集め、市民も全面的に協力。着工から1年7カ月を経て開園した。日本で最も早い時期に設置された都市公園のひとつで、国登録文化財の登録記念物(名勝地)に指定されている。

 築山(すりばち山)を造成する際には函館支庁の官吏が休日に土運びの勤労奉仕したのをはじめ、各町内からも競って奉仕活動に繰り出し、各寺院は檀家を動員、消防組や芸娼妓達も参加したという。このような活発な住民参加によって造成されたことが函館公園の特色であり、日本国内でも類まれなことである


1884年(明治17年)に開館した「函館県博物館」(旧函館博物館2号)。手前の赤松も見事。


「上水道開設記念噴水塔」

 1889年(明治22年)に市の上水道が完成した記念として、総工費の半分に相当する水道鉄管を納めた英国のイリス商会がお祝いに贈ってくれたもの。現在のものはレプリカで、本物は水道局で保管しているとのこと。2基贈られ、もう1基は北海池に据えられたが壊れてしまった。


明治末期ごろの「鶴亀の水飲み場」。石は七飯町大川産のものが使用されている。


「国内最古の観覧車」

 1950年(昭和25年)に七飯村(現在の七飯町)の大沼湖畔に設置され、1965年(昭和40年)に現在地へ移設。


「こどものくに」

 1956(昭和31)年5月開園のレトロな遊園地。函館公園全体が国指定文化財、登録記念物として登録され、唯一の「文化財である遊園地」という歴史を持つ。


「白川橋」~北海道で最初の洋式石橋と言われている。

 浅田清次郎が実費でつくり寄付したもので、明治14年、明治天皇が函館に2度目の巡幸された際の侍従、北白川宮能久親王が馬車でこの橋を渡られ、自ら「白川橋」と名付けたといわれている。


博物館の横にある初めて目にした「虫塚」

 五稜郭にあった博物館分館から移設されたもので、昆虫クラブの標本作りで処分された虫を供養するお墓だったそうだ。蓋はダイコクコガネのオブジェとのこと。


これも初めて目にした博物館裏の「レンガ積みマンホール」

 明治43年から昭和57年まで72年間にわたり利用された、電話の地下ケーブルを収容する設備。明治43年に船場町に郵便局を新築する際に、電話線の地下ケーブルが必要となり、豊川町から弁天町にかけて設置された14個の内の1個。
 窓から内部を覗いてみると、レンガ積みということが判る。外側は倒壊防止のため、固めたらしい。


「ハーバー遭難記念碑」

 明治7年、ドイツの函館駐在代理領事ハーバーが、この向かい側でわざわざ外国人のいる函館へやってきた排外思想の旧秋田藩士に斬殺された。大きな外交問題に発展しそうになったが、国の対応が素早く適切だったので、ことなきを得たとのこと。


「石造り滑り台の跡」~これは、子どもの頃滑った記憶がある。


「箱館通寶銭座跡」の碑

 安政3年(1856年)幕府はえぞ地(北海道)に限り通用として銭の鋳造を認め、当地尻澤辺村字谷地頭といわれた、この地に北海道唯一の銭座を建てた。銭文は箱館通寶、円孔の鉄の銭であった。 安政4年(1857年)4月より同5年11月までの鋳造高は、10万650貫文という。


「北海池」~北海道の形をした池。中央には青銅の龍が設置されている。

はたらくのりもの大集合in函館

2018年08月26日 | イベント鑑賞・参加
 港町埠頭を会場に、「第7回はたらくのりものin函館」が開催されていた。主催が函館私立幼稚園PTA連合会の幼稚園児を対象とした催しものである。しかし、興味が幼稚園児並みの妻が「行ってみたい」というので、お付き合いした。

 小さな子供は、車が大好きである。案の定、幼稚園児を中心とした家族連れで、予想以上にごった返していた。単に展示しているのではなく、実際に乗りものとのふれあいがいろいろ工夫されていて、長蛇の列ができていて、子どもたちは大喜びだった。
















妻の狙いは、この働く自動車だった



◎同時に埠頭に係留している海上自衛隊の護衛艦「ゆうだち」の見学会も開催されていた。






魚雷発射管


艦対艦ミサイル


マラソン視聴&スイカ1個買い

2018年08月26日 | ウォーキング・ジョギング・マラソン

アジア大会男子マラソン(8/25)の金メダル・井上大仁選手

 昨日は、アジア大会の男子マラソン、今日は女子マラソンを観た。
 マラソンの放送は、大きな動きのあるスポーツではないのに、ついつい最後までしっかり観てしまうのが不思議である。


アジア大会女子マラソン(本日)の銀メダル・野上恵子選手

 野上選手は、29歳が初マラソンで、31歳で迎えた昨年の北海道マラソンで2位に入り、同年のアジア選手権のマラソンで銀メダルを獲得した。勢いに乗り、17年12月からの半年間でマラソン、ハーフマラソン、1万メートル、5000メートルでいずれも自己記録を更新している遅咲きの珍しい選手である。

 アジア大会女子のゴール後は、最高・最強のメンバーが揃ったという北海道マラソンを観た。いつもは暑くて大変なレースだが、今日は気温が高くなかったことが幸いして、好タイムの記録が出たようだ。

北海道マラソン男子優勝・岡田直己選手、女子優勝・鈴木亜衣子選手

 これに刺激されて、久しぶりに、夕方の五稜郭公園を10kmゆっくり走った。

◎久しぶりのスイカ1個買い


 昨日、妻が大きなスイカを1個まま買ってきた。普通は2000円ほどするが980円で売っていたそうだ。
 2人暮らしなので、大きなスイカを買うことはほとんどなかったのだが・・・。


1/8に切って、スプーンで食べるのが好きだ。これでも、食べ切るには4回も楽しめる

 子供のころのスイカの1番の思い出は、6歳のときである。山に我が家の畑があったが、隣の畑でスイカを作っていた。そこのおばさんからスイカを1個ままいただいた。それを食べようと思って、大きな石に叩きつけて2つに割った。それを見ていたおばさんから「頭のいい子だね」とほめられたこともうれしかったが、それより鮮烈な印象は、そのスイカが初めて目にした黄色いスイカだったことだった。

ダブル台風の中のGLAYコンサート

2018年08月25日 | 日常生活・つぶやき

先にやってきて温帯低気圧に変わった台風20号と今日やってきた台風19号

 実は、23日~25日は、神奈川からやってくる知人を案内して日高山脈のペテガリ岳に登る予定だった。しかし、今回のダブル台風の影響で21日の夜の段階で中止にした。
 航空チケットは早めに予約したために、払い戻しや変更ができないので気の毒だったが、これだけはどうにもならない。

 温帯低気圧に変わった台風20号だが、昨日の午後から夜にかけては大雨警報も発令されて、常盤川と石川流域では避難所も開設された。今日になって、あとにやって来た台風19号も温帯低気圧に変わったが、午前中は雨が降っていた。午後から雨は止んだが強風が吹いていた。今夜はまた降るらしい。


函館駅のポスター

街灯のポスター

 そんな中、今日と明日は、函館出身のロックバンドGLAYのコンサートが緑の島で開催された。観客が2日間で5万人とのこと。ホテルは函館や近郊すべてが満室で、青森や八戸のホテルまで満室になったらしい。札幌に泊って、函館入りしたファンもいるらしい。ただ、JRは昨日は運休になったので、大変だったようだ。

 緑の島でのコンサートは2013年に引き続き2回目だが、函館にとっての経済効果は計り知れないものがある。故郷への最高の恩返しだろう。

 そんな中のダブル台風到来に、関係者はやきもきしただろう。幸いに今日の15時から開演中は、風は強かったが、雨が降らなかった。


昨日の函館山から準備中の緑の島を見下ろす

 昨日の午後、横浜から来函した妻の友人と妻のアッシー君で、西部方面と函館山を走ったが、雨のせいか、5年前に比べて前日のGLAY縁の場所のファンの多さはそれほど見られなかった。
 今晩は、また雨になるようだが、明日は雨が上がるので、午前中を中心に街中を巡るファンが多くなるかもしれない。


こんなコンサート記念の限定商品も出たようだ

丸亀製麺のカツ丼と牛山盛りうどん

2018年08月24日 | 食べ物

 いつもお世話になっている「函館の飲み食い日記」で、近くの丸亀製麺でカツ丼を始めたことと、それがとても美味しいと絶賛していたので食べに行ってみた。






小490円(税込)。中は590円だが、ご飯の量が違うだけでカツの大きさは同じだとのことで、小を注文した。

 確かに、タレも甘しょっぱくて、肉や衣や卵にもとてもよくマッチングして、肉も柔らかいし、とても美味しい。欲を言えば、カツの大きさがやや小さめな感じか?




 
 カツ丼のほかに新メニューの牛山盛りうどん(並み640円)を注文し、妻と半分ずつ食べた。
 こちらも、値段は高いが、肉も多く、非常に美味しかった。

汐首岬の山 花散策

2018年08月23日 | 花・紅葉だより
 8/6に本州の山旅から帰ってきて以来、初めて真夏日になり、予報に反して青空が広がった。
 そこで、急きょ思い立って、花散策を目的に汐首山へ向かった。


今回の花散策の一番の目的だった北海道南西部にしか見られないママコナ。初対面です。
この花の場所を教えてくださった道南の花に詳しいyamaさんは、ここでしか見たことがないとのこと。


 ママコナ(飯子菜)のアップ・・・花弁に2つ並んだ白い膨らみが米粒のように見えることが名前の由来
 江別のJAJAさんによると、エゾママコナというのもあるらしい。


石崎漁港から眺めた汐首岬の山(右端ピークにある三等三角点名が汐首山)。
この汐首岬に延びる稜線は、春から秋にかけていろいろな花が咲く。
今回は汐首山から右から3つ目のピーク(290台地)まで歩いてみた。


今日歩いたルート


ツリガネニンジンの咲く斜面から函館山までの海岸線を眺める


トウゲブキと函館山


290m台地。NHK「坂の上の雲」のロケで203高地の攻防場面の初冬の撮影に利用された。
この草地が、春から秋にかけて広大な花畑となっていて、花の種類が多い。


マツムシソウ


車道の石垣の隙間から生えていたマツムシソウ


クルマバナとカワラマツバとツリガネニンジン


エゾヤマハギ

 
オオノアザミ(アオモリアザミ)   カセンソウ

 
オミナエシ         ナガボノシロワレモコウ(yamaさんご教示)

 
カワラナデシコ       ウツボグサ

  
ハクサンフウロ       ノコギリソウ


290m台地下から汐首山を眺める

汐首山山頂付近にいる、この山ならではの野生馬の群れ(昨年より頭数が増えていた)

下から眺める


近づいたら、いつもは離れて行くのに、なぜかこちらに向かって来た


通り過ぎて、上から眺める



汐首山山頂の三等三角点(点名・汐首山)と左奥の恵山と右の武井の島


65歳以上の函館市民は50円で入浴できる「戸井ふれあい湯遊館」



 

自分もこんな所を登り下りしていた?

2018年08月22日 | 登山・旅行

剱岳で最も怖かった下山専用コースの“カニのヨコバイ”・・・ここを2回下っている。



 8/11山の日にNHKBSプレミアムで放映された「北アルプスドローン第縦走~剱・立山」を妻が録画してくれて置いたものを観た。

 この番組は、ドローン撮影をしながら北アルプスを縦走する番組である。今回の舞台は絶景の稜線歩きが楽しめる立山と、“岩と雪の殿堂”剱岳だった。特に剱岳は日本最難関とも呼ばれる険しい岩肌が特徴の山。ドローンならではの360度、山また山という圧倒的な山岳風景はもちろん、自分も登り下りしている断崖絶壁の難所“カニのたてばい”“カニのよこばい”など、の映像はまさに圧巻だった。


 剱岳は、自分が日本三百名山巡りをして、もっとも印象に残った山であった。そこで、三百名山完登した翌年に、コースを変えて早月尾根を登り、最初のときに登り下りしたこの別山尾根を下り、裏剱への4泊5日の縦走をしている。




 登り専用コースのほぼ垂直の“カニのたてばい”

 自分が登るときは、怖いので目の前しか見ないようにしているし、鎖などがしっかりしているので、あまり怖いとは思わなかった。しかし、ドローンで撮影したものを観ると、「こんなところ自分も本当に登ったのか」と思うほどである。

 高所恐怖症に自分は、このような場所は、登りよりどうしても下を見なくてはならない下りの方が怖い。特に、下りの“カニのよこばい”は、最初の一歩に体重を移すまでが本当に怖かった。2回目のときは、一度経験しているとはいえ、20kg近いテント泊縦走装備だったので非常に緊張したことが懐かしい。

 この番組の中で、初めて目にした貴重な映像は、日本一の高さの称名滝をドローンで映したものだった。

称名滝を上から映したもの


深く切れ込んだ称名滝廊下・・・画像の上が滝の落ち口


NCVヒカリ回線化工事

2018年08月21日 | 日常生活・つぶやき



 これまでも、TVとインターネットと固定電話とスマホのWiFi(無料)は、NCVを利用してきた。このたび、無料でヒカリ回線化工事をすると、インターネットの繋がりが速くなり、TVもBS放送が地デジと同じように見られるだけでなく、料金が今までより安くなるという。

 この安くなるという点に飛び付いた。しかも、これを機会に、これまでの契約内容の見直しをすることにした。
 まずは、すべての役職から退いた今では、携帯電話で十分用が足りるので、固定電話を解約。さらに、ほとんど見たことのなかったCSも解約。
 今までは、毎月税込みで9,500円ほど支払っていたが、これからは、税込みで5,940円で済むことになった。月々3,500円以上安くなる。これは大きい。

 確かに、PCだけでなく、なぜかUQモバイル利用のスマホまでネットの繋がりが速くなった。特にYouTubeなどの動画の繋がりにその感が顕著である。

北海道新聞みなみ風連載「どうなん・とうほく山楽紀行」
本日掲載の44回目「チセヌプリ」(蘭越町)は、下記の「最新情報」でどうぞ!
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8回目の蝦夷松山~雁皮山

2018年08月20日 | 登山・旅行

蝦夷松山山頂直下の岩場から函館山から函館湾沿いの市街地を見下ろす

 この蝦夷松山(667m)と雁皮山(743m)は、横津連峰が函館市街地の東部に延びてくる南端に連なる山である。山名はエゾマツとガンピと呼ばれるダケカンバに由来するのであろうが、エゾマツはまったく見られない。 



GPSトラックログに基づいた登山コース

 陣川団地の上の大きな栗の木の下に石仏が数体設置された「栗の木公園」が一般的な登山口である。ここから登山道に沿った石仏巡りは、北海道で唯一、西国三十三観音巡りと四国八十八カ所巡りが同じところで続けてできる珍しいところである。これらは、我が家の菩提寺である高野寺の信者が設置したものである。

 登山道は、古くからの陣川コースから蝦夷松山へ登り、雁皮山の三角点ピークまで縦走することができる。なお、雁皮山の最高峰は奥の北峰(747m)で、登山道はないので積雪期に登られることが多い。

 今まで7回ほど登っていて、今回は3年ぶりである。これまでは、春か晩秋ばかりで、盛夏に登ったのは初めてである。
 いつも陣川コースを登り、雁皮山まで行き、帰りは花の道から『夏山ガイド』にも載っている水道局管理道路コース(紫色)を下っていたが、今日は、初めて北側の林道コースを下って周回した。

 8:00、栗の木公園をスタート。以前は、その先の周回の起点となる十字路や実質的な登山口となる神山霊場分岐まで車で入れたが、今日はすぐ先で倒木が道を塞いでいたし、その先の道も荒れていた。

◎神山霊場奥の院に寄る


 四国八十八ヶ所巡りの参拝道を進み、神山霊場へ寄ってみた。ここは、高野寺神山教会の奥の院である。
 春と秋には高野寺の「お山がけ」という行事が行われ、多くの人々が参詣している。
 我が家の菩提寺なので、いつかは参加してみたいと思っている。


そのすぐ上にある硫黄冷泉が湧き出ていている神山湯治場跡。

これまで奥の院には何度か来ているが、湯治場跡の冷泉を見るのは初めてである。
 ここに明治35~36年(1902~03年)に沸かし湯で湯治場が開かれまていた。この泉の発見は古く、北海道の名付け親でもある探検家・松浦武四郎の「蝦夷日誌」弘化2年(1845)の項で紹介されている。
◎分岐から登山道へ進む


 昔、磯谷発電所から電気を引いていた亀田送電線の電柱が、木道替わりになっている。


トドマツ林から抜けるところで蝦夷松山頂上が見える。


蝦夷松山山頂直下の岩場を登る


9:25、蝦夷松山山頂到着


眼下の東山KGゴルフ場と津軽海峡越しの下北半島を眺める。津軽半島の方には岩木山も微かに見えた。


これから進む雁皮山を眺める


雁皮山縦走路に咲いていたツルニンジン


縦走路は狭い岩稜なので、あちこちに岩場がある


石楠花山から見上げる雁皮山三角点ピーク


昨年秋に、奇特なご兄弟が刈払ってくれた雁皮山手前コルのネマガリ平


ヨツバヒヨドリとトウゲブキの咲く頂上斜面を登る


10:30、三等三角点(点名・岩被山)と3年前とは違う新しい標識が設置されていた雁皮山到着。


新しい頂上標識


往復する蝦夷松山までの稜線を振り返る。手前のピークは石楠花山。向こうは津軽海峡と下北半島


すぐ近くに三森山(右)と泣面山(左奥)

10:40、下山開始し、蝦夷松山手前から花の道コースを下った。


花の道コース分岐標識。花の道の下からは、今まで歩いていた水道局管理道でなく、まっすぐ林道へ繋がる道を下った。


 林道終点。ここからは林道を下った。この下の林道は砕石が敷かれていて、歩きづらかった。

12:20ゴール。登り2時間20分、下り1時間50分。歩数計18,000歩。


 盛夏だったせいもあり、蝦夷松山の下から縦走路は、夏草や笹が覆い被さっているところが多かった。この山の登山道の整備をきてくれたグループも高齢化になったのか、ここしばらくは整備されていないようである。来春の夏草が伸び始める前の春にでも、仲間を誘って草刈り整備をしようと思った。

過去の「蝦夷松山~雁皮山の山行記録」は下記から見られます
http://sakag.web.fc2.com/ezogan15.htm