癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

あと10年は!

2012年01月30日 | 日常生活・つぶやき
 前日の庄司山の疲れを感じることもなく、昨日も10時間の日帰り運転で札幌を往復して、XCスキー大会(16km)での滑走を楽しみ、さらに10kmを滑ることができた・・・・鈍いのかも知れないが、疲れをそれほど感じない自分の体が愛おしい。

 「凄いね~。元気ですね~。体力がありますね~」などと驚かれるが、昨日のような大会に出たり、山に登ったり、マラソン大会に出たりしていると、自分より高齢のもっともっと元気な多くのバケモノに出会うことが多い。刺激を受け、あの方があそこまでがんばれるなら、自分もまだまだ・・・と元気をもらえることが多い。
 
 しかし、先日「高齢者の医療と介護」の講演を聴いたからではないが、最近、ふと、今のような生活があと何年できるだろうかと考えることがある。体を動かしている最中にはまったく考えることはないのだが・・・。

 いつか「年金生活者のほとんどは、60歳代が一番お金が必要で、年金だけでは足りないが、70歳代になるとあまり使わなくなる。それは、体も弱ってきて、活動範囲が狭まることによる」という話を聞いたことがある。

 自分に当てはめても、「体が動く内に好きなことをやろう」と再就職も断って遊び続けて8年・・・日常生活は妻のやりくりでなんとか年金で間に合っているが、遊ぶ費用は蓄えを切り崩しながら続けている。しかし、今のような生活を続けられるのは、せいぜいあと10年だろう。

 それも徐々にペースやレベルを下げざるを得ないときも来るだろうし、いくら頑張っても、できなくなるときが必ず来る。そのときに、「あのとき、これをしておけば良かった」と思いたくないので、続けれる内は続けようと思っている。

 結局、今のような生活が、健康維持に繋がり、医療や介護の世話になるときが遅くなるものと信じている。ここ4年間で2回の大腸癌手術を経験しているが、具合が悪かったわけでもないし、後遺症もなく薬の世話にもなっていないし、体力低下も感じていないので、病気をしたという感覚はまったくない。むしろ、不謹慎だが、ガン保険が遊びの軍資金にさえなっている・・・こんなことを書くと、そのうちにバチが当たるかも知れないが・・・? 

 最近、HYML仲間とのグループ登山や沢登りをすると、自分が最年長のことが多い。しかし、「体力面ではまだ迷惑は掛けてはいない」との自負はある。いずれ、遅れを取るようになったり、気遣われたり、労られたりするようになったら、若い人とのグループ登山は止めようと思っている。

 その点、一人歩きの山、一般スキー、XCスキー、ジョギングなどは、レベルや記録を気にしなければ、足腰が丈夫な内は、いつまでも続けられるスポーツなのが良い・・・・とりあえずの目標は、来週の「札幌国際スキーマラソン」(50km)である。ナーバスな気持ちにはなってはいられない。

 子供たちに「お父ちゃんは、頭がボケでも足腰が丈夫で、手に負えない徘徊老人になりそう」と言われているが・・・

ようやく快走!

2012年01月29日 | スキー・クロカン
       

 今朝4時に出て、日帰りで、札幌の滝野すずらん丘陵公園で開催された「2012ニューイヤー歩くスキー大会」(16kmの部)に参加してきた。

 1/9の「滝野公園歩くスキー大会」と同じコースを使った6km,10km,16kmだった。運営もほとんど同じ感じだったが、参加者が1/9の半分くらいで、この1月に参加した3大会でもっとも寂しい大会だった。しかも、60歳以上が半分以上・・・元気な年寄りのための大会かと思うほどだった。

 しかし、雪の状態も良く、ワックスも合って、この3大会でもっとも気持ちよく滑走することができた。ワックスが合えば、このコースなら1時間10分は切れるのではないかと思ってはいたが、案の定1時間9分10秒で、前回より6分近く速かった。

 過去2回とも終盤で追い抜かれている札幌のSeさんに今回もゴール前3.5km地点で追い付かれた。しかし、今回は、すぐ後ろを付いて滑ることができたが、それも1.5kmくらいまでだった。その後少しずつ離されて、結局300m遅れてゴール。「サロマ100kmマラソン」の現役ランナーには、体力的にもとても敵うものではないが、そのお陰で、終盤を懸命に滑ることができた。

 今日は、Seさんの他にも、いろいろ方との出会いの多い大会だった。苫小牧のSaさん、練習に来ていた札幌のKiさんとtonyさん、新しい出会いとなった札幌のKoさん・・・(詳しくは親サイトのHPで)

 ワックスが合って良く滑ると疲れも少ない。ゴール後、1時間ほど休んで、カメラ持参でさらに10kmコースを滑走することができた。

       
 強者どもの夢の跡・・・・大会の参加者が滑り終わった後のコース状態・・・こんな常設コースが函館にもあったなら・・・。

       
 このようにトンネルを潜るところが3ヶ所ある。上は交差するコースや道路。

       
 コース上で一番高い展望台下にあるチューブ滑りを楽しめるスロープ。

       
 帰り際に、歩いて見に行った公園の端にある「アシリベツの滝」の氷瀑・・・帰宅後、朝刊を見たら、朝陽を浴びて輝くこの氷瀑の写真が載っていた。

 これで、1月の練習を兼ねた札幌の3回の歩くスキー大会も終わり、来週は、本格的なレース「札幌国際スキーマラソン」(50km)である・・・今日の快走でどうやら完走できる自信がついた感じがする。

 詳しい参加記録は、下記親サイトでどうぞ!
 http://sakag.web.fc2.com 

今年の初ピーク~庄司山

2012年01月28日 | 登山・旅行
      
         <帰途、森病院の駐車場から、下ってきた南尾根を眺める>

 連日、厳しい真冬日が続いている。今朝も函館では珍しい-14℃ほどまで下がった。
 しかし、快晴だった。風もなく、もったいない天気なので、急遽、近くの庄司山へ向かった。
 年末に計画したが、雪が少なくて止めたタタラ林道~北尾根~南尾根の一周コースへの単独挑戦。
 タタラ沢採石場に車を置かせてもらって林道を進む。林道は、それほど埋まらないのと途中からのスノーモービルのトレース利用でツボ足で進む。林道から尾根に取り付く地点でアルミかんじきを履いた。

      
         
 今年は寒い日が続き、サラサラ雪が積もっていて、膝頭ほどの深さだった。
 頂上手前の稜線には小規模ながら雪庇が発達していた。  

      
            
 2時間45分で誰もいない頂上に到着。祠が見えないので、積雪は1mほどありそうな感じだった。
       
         

 見慣れた眼下の新中野ダムとその後ろに連なる雁皮山~蝦夷松山界隈の眺めだが、雪化粧するとダム周りの岩尾根の険しさが一層引き立って見える。

      
 
 下山しようとしているところへ2人の男性が南尾根の夏道から到着。
 話している内に函館のHYMLメンバーのTeさんと同じ職場の方で、ときどき拙サイトを見ているとのこと・・・年輩の方はこちらの1回目の大腸癌手術と同じ頃に胃癌の手術をされたとのこと。

 下山は、急な南尾根をまっすぐ下り、途中から方向を変えて採石場を目指し、わずか35分で下山してしまった。雪山ならではのルート採りだった。

 詳しい山行記録は、下記親サイトでどうぞ!
 http://sakag.web.fc2.com/

歴史と医療の講演会

2012年01月27日 | イベント鑑賞・参加
         

 箱館歴史散歩の会(主宰・中尾仁彦氏)は、冬期間の12月~3月は、月1回の講演会を開催している。主宰による「郷土の歴史の話」と、氏の前職が西堀病院の事務長だったこともあり、医療関係者の「医療の話」の2本立てでである。

 今日、函館市まちづくり交流センターで行われた今回の「第73回」は、「発見!函館最古の建物(明治9年)の茶店舗」(中尾氏)と「知っておきたい高齢期の医療と介護」(函館市地域包括支援センターこん センター長・三谷真理氏、函館市医師会病院地域医療連携センター ソーシャルワーカー・八重樫優氏)であった。

○<講演1>「発見!函館最古の建物(明治9年)の茶店舗」    
      
         

 昨年7月、大町に現存する民家が、1876(明治9)年に建てられた函館最古の建物(土蔵造り)だったことが判明した。しかも、この発見は、後の初代函館区長で、この店舗の建て主だった常野興兵衛(正義)の子孫に当たる主宰の中尾氏本人だったことも興味深い。

 この手がかりは、天井裏の梁に打ち付けられていた幅7m高さ50cmの棟梁であった(上掲写真の一番上)。それには「明治九年四月十二日 十三代 常野興兵衛建造」と書かれていた。氏は、この辺り一帯を襲った明治11年,12年,40年の大火で焼け残ったことが信じられなかったとのこと。

 その後、明治12年の新聞に掲載されていた「大火の延焼を免れて営業を再開した広告文」、子孫に語り伝えられている「味噌を目張りして明治40年の大火から守った事実」などが判り、3回の大火をくぐり抜けて来た函館最古の建物ということが裏付けられたとのこと。 

         
       「商工函館の魁」(明治18年発行)に掲載された明治9年建築の常野茶店3代目店舗

         
       現在、大町のツルハの真向かいに建っている築136年を経た函館最古の旧常野茶店舗(帰りに撮影)

○<講演2>「知っておきたい高齢者の医療と介護」 

        

 主宰の中尾氏がコーディネーターとなって、お二人の講師に質問をするパネルデスカッション方式で行われた。

 主な内容は、「在宅死を現在の10%から40%まで上げる」とする国の医療政策に関わる心配な下記のことであった。
 
1,国の政策について(病院は治療が終わったら退院させる。介護療養型の病院は5年以内になくなる)
2,退院後、在宅へと移行できない場合の介護療養型施設の種類と現状 
3,函館の現在の施設の状況と今後の見通し
4,グループホームについて
5,サービス付高齢者住宅について
6,在宅介護の現状と問題点

 介護保険が年金から引かれてはいるが、まだあまり気にしていなかったこともあり、目新しい話ばかりであった。確かに最近いろいろな老人福祉関係の施設が増えてきていることは実感していたが、それぞれの違いが全く解らなかった。

 今回の話で、高齢者に対する国や地方の医療行政の現状や見通し、いろいろな施設の違いや問題点、多くの在宅介護や施設利用者などの切実な現状などが解った。それが、やがて、自分の身にも降りかかってくるのかと思えば、この先の人生が暗くなる・・・。

 中尾氏の最後の「できれば介護保険は利用したくない」との話に共感・・・・「介護を受けるような状況にはなりたくない。介護を受けてまで長生きしたくない。ピンピンコロリが理想・・・さもなくば、ボケないうちに病気で死んだ方がマシ・・・」という想いが強くなったが、果たして・・・・?

四季の杜2時間走

2012年01月26日 | スキー・クロカン
 数日前、ヨッシ~さんから「四季の杜の遊歩道が広く除雪されていて、クロカンスキーができますよ」との電話をいただいて、早速その日の内に見に行った。
 確かに幅3mほどできれいに除雪がされていた。しかし、そのときはしばらく降雪がなく堅くなっていたので滑る気にはならなかった。

      

 ここ数日まとまった降雪があったので、本日の午後に出掛けてみた。タイミング良く数日ぶりに除雪が行われている最中だった。除雪が済んだ2kmほどの遊歩道を何度か往復して2時間走をすることができた。長めの適度なアップダウンがあり、理想的な練習コースだった。

      
 
 ただ、以前、XC-KID'Sで踏んでコースを造って練習した「原っぱ広場」周りの1周700m周回コースは、遊歩道を繋ぐ南側の1/4ほど(2枚目の写真)のみだった。

 除雪している人に頼んだら、終って戻るときにしてくれたようだ。ところが、遊歩道は往復して幅広く除雪されていたが、この周回コースは除雪車も1周しただけだった。幅が2mもなく、狭くて使い物にならなかった・・・残念! 明日にでも、電話で頼んでみようと思う。

      
      東駐車場から庄司山~烏帽子岳~袴腰岳の連なりを望む。手前の建物は四季の杜センターハウス

ホッとひと安心

2012年01月24日 | スキー・クロカン
      

 今日は、「函館ライフスポーツ」のスキー講習。今回の私の班は、前回とは違う4人のメンバー。バックの樹氷がきれい・・・・!

 それぞれキャリアの長い人たちばかりで、ある程度基礎もしっかりしているので、一人一人のちょっとした欠点を直して、ワンランク上の滑りになるような講習に努めた。

           
       

 このトレーン滑降は、最後の仕上げの滑りだが、全員一皮むけたスムーズで柔らかな滑りができるようになった。受講者自身もそれを実感し、指導した側も大満足だった。ちなみに、赤ヘルの男性は78歳で、スノーボードの指導員の資格を持っているお方。

 
 この写真を撮った後、私自身にハプニング発生・・・・!
 
 ちょっとオーバーな姿勢での示範滑降の際、バランスを崩して転びそうになった。上体が瞬間的につぶされたようになり、胸がゴキッとなって激痛が走った。何かポケットの中の堅い物が胸と腿の間に挟まって、それが押しつぶされるよう胸にぶつかったらしい・・・ヤバイッ!肋骨をやったかも・・・?
 
 冷静に考えたら、ポケットに入れていたカメラが胸と腿の間に挟まり、それが胸を圧迫したらしい。これまで3回ほど肋骨にヒビを入れた経験がある。そのときの痛みと似ている・・・。しかし、その後も、それほど気にならずに滑り続けて講習を終了した。

 帰りの車の中で少しずつ痛みが増してくる。来週から4週連続のスキーマラソンにエントリー済みである・・・「今年もまたキャンセルか?」との想いが駆けめぐる。

 ダメもとで、帰宅後直ちに整形外科へ行ってレントゲンを撮ってもらい、診察を受けた。

 結果、「骨折やヒビは見当たらないです。肋骨と胸骨の関節部分の打撲です。ここは痛みが強く出やすい箇所なので、今は痛みは強いが、徐々に和らぎますよ。1週間経って、それでも痛みが引かなかったらまた来て下さい」とのこと。
 
 確かに、医師に言われて、深呼吸をしても咳払いをしても、過去の経験のような強い痛みは出ない。「もし折れていたら、激痛が走りますよ」・・・良かった~! 

 湿布を貼って、今こうしてブログを打っているが、痛みはだいぶ和らいできている・・・。 

助かった・・・

2012年01月23日 | スキー・クロカン
 来る2月19日(日)に、七飯町を会場に、2012年度北海道障害者冬季スポーツ大会(大回転と距離)が開催されることになっている。

 運営に当たっては、函館スキー連盟も協力団体になっている。大回転の方は連盟競技部が協力できるが、困ったのは距離の方だった。函館スキー連盟関係者で距離スキー経験者がいないために、クロカンスキーをする自分のところに「コース係長」なる役職が回ってきた。

 本日、運営本部からの電話で、正式な要請と仕事内容の相談を受けた。主な仕事はコース設定に関わることと、前走者と視力障害者の伴走者を探すことであった。コースは何とかなるが、前走者と伴走者が困った・・・実施種目がクラシカル走法のみである。しかも、中には3kmを12分で走るという速い選手がいるとのこと。歩くスキーでお茶を濁せるレベルではない・・・。

 私の知る限り、この道南でクラシカルで走る人は見たことがない。周りのXCスキー仲間はみなフリー走法ばかりで、このクラシカルのスキーすら持っている人はいない。

 どうしたものかと大いに悩んだ。最悪の場合、出場選手本人に連れてきてもらうしかないと思った。しかし、担当者と話をしていて、ふと思いついたのが、自衛隊である。

 自衛隊にならいるかも知れない・・・たまたまスキー指導員仲間のSaさんに相談してみた。すると、なんと、本人が、もともとバイアスロンの全国選手だったとのこと。しかも、当時はクラシカル走法だったので、今でもクラシカルの方が得意だとのこと。

 さらに、「19日は空いていますので、会長(スキー指導員会)ためなら、足前の良い部下の中から必要な人数を揃えて、お手伝いに行きます!」との力強いお言葉・・・。早速、それを運営本部の担当に伝えて、直接相談に乗ってもらうことにした・・・助かった~!・・・持つべきは広い人脈である。

初孫初抱き

2012年01月23日 | 日常生活・つぶやき
 昨日、札幌白旗山競技場での歩くスキー大会の後、お祝い持参で息子の家へ寄り、ちょうどお七夜を迎えた初孫と感動の初対面。
 
 当初は、お嫁さんの実家へ退院し、しばらくはそこでお世話になる予定だった。しかし、実家のお母さんが気管支炎に罹ったので、自宅へ戻ったとのこと。
 ちょうどやはり札幌に住む娘夫婦も来ていて、実家のお父さんも顔を出していただいた。札幌の爺と函館の爺は息子夫婦の結婚式以来の再会だった。

 1時間半ほどの間、あちこちに抱き回されてもずっと眠ったままだったが、初対面の最初の感想は、「赤ちゃんて、こんなに小さいものだった?」だった。
 抱かせてもらったが、小さいなりにズシッと来る手応えと伝わってくる体温に命の重さを感じた。父親として抱いた自分の息子や娘のときとは違った不思議な感慨と感動があるものだ。思わず、亡妻にも抱かせてやりたかった・・・と思わずにはいられなかった。

 息子からいただいて掲載許可をもらった写真は、左2枚が生まれた日で、右2枚が5日目・・・わずか5日間で顔のしわが伸びて、目鼻立ちがはっきりしているのにも驚く。
 まだどの部分がどちらに似ているのかは分からないが、これから成長に伴ってどんどん顔立ちも変わっていくのでそのうちにはっきりしてくるだろう。

 今度再会できるのは、お盆のときだろう。それまでに約7ヶ月ある。そのときの成長ぶりが楽しみだ。

 それにしても、息子の赤ん坊や子供のころを思い出すにつれて、その本人がかいがいしく父親を演じている姿も感動ものだった。

HBCラジオハウス食品歩くスキー大会

2012年01月22日 | スキー・クロカン
         

 札幌の白旗山競技場で開催された「2012HBCラジオハウス食品歩くスキー大会」へ初めて参加してきた。

 参加料が無料なのに、たくさんの参加賞がもらえる大会と言うことで、5km、10km、15kmに1700人ほどの参加者でごった返していた。自分の参加した15kmは460名ほどで、5kmの正真正銘の歩くスキーが800名ほどもいた。

 前夜に会合があったので、早朝4:30に家を出て、森から高速に乗った。しかし、雨やら吹雪やら途中通行止めやらで、高速利用のメリットは全くなく、到着時にはすっかり疲れ果てていた。
 
         
 ゲストの荻原次晴さん・・・実は、2008年当時に関東エリア限定のこの荻原氏がナビゲーターのTBSの「yell」という番組で、私のクロカンスキーが取り上げられて放映されたことがある。
 その年の「おおたき」でコース途中に設置された3台のカメラで撮影され、ゴール後に取材されたことが懐かしい。その4日後の検査で1回目の大腸ガンが見つかったのだが・・・。

 このことを荻原さんに話すと、「ああ、そうでしたか・・・良く覚えていますよ。いろいろなスポーツに取り組む人を毎週一人紹介する番組でしたが、自分のしているクロカンスキーだっただけに印象が強く残っています。今日も頑張って下さい。」と言われた。すっかり舞い上がってしまい、ツーショットの写真を撮るのを忘れてしまった・・・二人で話しているところを撮っている人は多かったのに・・・残念!

         
スタート地点で、NAOJIさんを介して知り合い、一昨年からお付き合いいただいている札幌のtony79さん(今年の函館ハーフマラソン60歳代優勝者)<左>と以前函館勤務だった頃からのお付き合いで苫小牧から参加のSaさんと一緒にパチリ。

         
 みぞれが降りしきる中、しかも、前夜から降った20cmほどの重い積雪に圧雪が行われてなく、ストロークが伸びない、ハードなレースだった。
 朝の運転疲れと深雪滑走?に体力を消耗したのか、後半ヘロヘロの追い越されモードだった。
 滑走を楽しむというにはほど遠いレベルで、タイム的(1時間15分11秒)にも悔いの残るレースだった。
 ゴールまで3.5km付近で、後ろから「こんにちは!札幌のSeです。いつもお世話になっています」と声を掛けて追い越していく人がいた。ネットではやりとりしたことはあるが、顔を合わせたこともないのに、良く私だと判ったものだとビックリ・・・。

        
 ゴール後、ホットミルクや、温かいハウスのシチューなどをいただく。

        
 これが、この大会の参加賞・・・ハウス食品とコープ札幌の食品の数々。妻が「来年、私も5kmに出る」と言っていた。

 このほかに、大谷地バスターミナルから無料バスも運行されていて、サービス満点なのに、参加費無料というのが凄い・・・運営費はHBCが出しているのだろうか?

 ゴール後、初孫との初対面のために、途中で銭湯で汗を流して、着替えをして、息子の家へ向かった。

 詳しい参加記録は、下記でどうぞ!
 http://sakag.web.fc2.com 

函館はガソリンが安い!

2012年01月21日 | 日常生活・つぶやき
               <今日の昭和タウンのMa社のGSの価格表示>

山旅で全国あちこち走り回っているので、ガソリンの年間消費量は馬鹿にならない。
泊まりは車中泊で辛抱できるが、ガソリン代をケチっていたら、行動範囲が限られてしまうので、あまり気にしないことにしている。
しかし、できるだけ安いところで入れるように心がけてはいる。

幸い、これまでの経験からしても、この函館はガソリン代がなぜか非常に安いと思う。
それだけ競争が激しいのだろうか・・・?

いつもは、市内でも1~2を争うほど安く、自宅近くでクレジットカードの使える五稜郭駅横のO社か昭和タウンのMa社のGSで入れるようにしている。
最近は、激安を売りにしているA商会(カードが使えないので利用したことがない)より安いこともある。

常に山旅に出発するときには、このどちらかで満タンにして出掛けるが、本州でも道内でも、長旅でも、ここで入れたガソリン代より安いところにほとんど出会ったことがない・・・・。

さらに、安くて同価格の多い両GSでも、その日によって違うことがある。
とくに、今日は、Ma社の133.8円の安さに飛びついたが、その後、O社の前を通ったら136.8円で3円も違っていた。
ほかの市内のGSはほとんど140円前後であったが、概して函館は安いと思う。

明日は、早朝に出て、札幌の白旗山競技場で開催される「HBCラジオ歩くスキー大会」への参加と、タイミングがぴったり合ったお七夜を迎える初孫との初対面のために、札幌まで走るつもりだ。
多分、今日入れた価格より安いGSを目にすることはないだろう・・・・?

・・・・と喜んでいたら、下記のようなサイトが見つかった。
探せば、安いところはあるものだ・・・・。
http://gogo.gs/

氷爆巡り

2012年01月20日 | 日常生活・つぶやき
           まだ登ったことのない冬の恵山へ登ろうと出掛けた。
               しかし、ほとんど雪が付いてないので断念。
                    海岸線を椴法華から鹿部まで北上し、氷爆巡りドライブを楽しんだ。


「古部大滝」      


古部地区獅子鼻トンネル北側の滝の下にできている氷筍


上掲の滝の50mほど北側にできている地下水の氷爆


南茅部岩戸地区の手掘りトンネルのそばの氷爆


上掲の右側の氷爆を角度を変えて見上げる~下が手堀りトンネル

 
鹿部町の「三味線滝」


○雪山にはほど遠い「恵山」
 この冬は寒さが厳しく、冬型の気圧配置が続いたために、太平洋岸のこの辺りにはあまり雪が降っていないようだ。
 2~3月に太平洋岸を低気圧が通過して湿った雪をドカンと降らせるまで雪山を楽しむのは無理か・・・・?
 

道の駅「なとわえさん」から望む恵山と海向山


ホテル「恵風」駐車場から見上げる恵山


椴法華コース登山口の積雪状況・・・ここまですんなり車で入れた


チョウノスケソウの講演会

2012年01月19日 | イベント鑑賞・参加
         
                <07,7,8、緑岳と小泉岳の間で撮影したチョウノスケソウ>

 昨夜、函館まちづくり交流センターで行われた講演会「氷河期を生きのびてきたチョウノスケソウと高山植物たち」(講師・北海道学園大学教授 佐藤 謙氏)を聴きに行ってきた。

 葉に特徴があり、限られたところにしか分布しないチョウノスケソウは好きな高山植物の一つである。
 この花は、ほかの花より時期的に早く咲くこともあり、この花目的で、07,7,8に緑岳~小泉岳へ登ったこともあるくらいだ。
 また、北海道の高山植物の第一人者である佐藤先生の講演が聞きたかったことも目的の一つであった。

         

 このチョウノスケソウの発見者で、和名の由来となった須川長之助が、幕末にこの箱館に住んでいて、ロシアの植物学者マキシモビッチの助手として活躍したことを調べていた函館山自然観察指導員木村マサ子さんが、たまたま会議で来函される佐藤先生にお願いして開催された講演会であった。         
 
         
          <講演の前段で、須川長之助のことを説明する木村マサ子さん>

・長之助は、桜田門外の変当時、大工見習として箱館へ。
・1860年9月に箱館に来たマキシモビッチの助手になり、近郊で植物採集に当たる。
・マキシモビッチ帰国後も日本各地で植物採集を続け、彼へ送り続けた。
・1889年(明治22年)8月に、立山一ノ越辺りでバラ科の不明な種を採集し、マキシモビッチへ送る。この花に、マキシモは「ヨーロッパ産とは異なる新種・ドリアス・チョウノスキー」と命名する。
・1895年(明治28年)、牧野富太郎により、和名「チョウノスケソウ」として発表。 

         

 佐藤先生の講演は、自身の撮影された写真をもとにした日本産とヨーロッパや北米産のチョウノスケソウの生育条件や花の相違点などが中心だった。

・日本産は、北海道と本州中部にしか分布しない。外国産に比べて、葉が小さくずんぐりむっくり。
・両方のルーツは不明だが、北海道のはサハリン経由で、本州中部のは朝鮮半島経由で入ってきている可能性もある。
・チョウノスケソウ属は、典型的な高地植物で、高緯度のツンドラに連続分布し、中緯度では高山帯、石灰岩地、風穴地などに「氷期の遺存種(氷河の生き残り)」として隔離分布している。
・世界的には、地域によって、多種多様な種・亜種・雑種がある。花が黄色で下向きのキバナチョウノスケソウもある。

エゾリス&1時間走×2本

2012年01月18日 | スキー・クロカン
       

8日連続の真冬日から抜け出した本日の午前、香雪園へXCスキーの練習に出掛けた。
車から降りた途端、そばの太い松の木で2匹のエゾリスがお出迎え・・・・。
慌ててデジカメを取り出したが、ちょろちょろ動き回るので、なかなかピントの合う写真は撮れないのが悔しい・・・こんな時は望遠レンズを備えた一眼レフに敵わない。
なんとか見られる程度に写っていたのがこの3枚。
       
       
         この後、カメラを構えている足下までやってきた。

       
         こちらは、色が白っぽくて、耳が短い、目が優しいところを見ると雌か?



       
       一昨日の香雪園で一緒に練習したXC-KID'SメンバーのSaさんとnabeちゃん。
 
 日曜日(15日)のクラブの練習会(9名参加)に参加できなかったので、翌日行ったら、二人がきていた。
 Saさんは、私のむち打ち症を治してくれた五稜郭整骨院の院長で、海外のトライアスロン大会にも出場。我がクラブはもちろん、国体の北海道ボクシングチームの専属トレーナーでもある。
 nabeちゃんは、海上自衛隊員で、我がクラブの技術指導担当。    

       
 今日は、誰も来ないだろうと思っていたら、やはりトライアスリートでXC-KID'Sメンバーのikeちゃんがやってきた。

 今シーズンこのひと月で、XCスキーが11日目、ゲレンデスキーが6日目だ。
 特に1月に入ってからは、運動をしなかった日は2日間だけで、ここ8日間は、連続でどちらかのスキーを履いている。
 ゲレンデは例年のペースだが、XCスキーがこんなに多いのは、3回の大滝詣でもあったが、例年に比べて香雪園の積雪の多いお陰だ。
 
 今日は、出掛けるときから1周400m(緩い登りと下り)のコースを1時間走2本と決めていた。
 1周目~右手・右足のラビット走法、2周目~左手・左足のラビット走法、3周目~スーパースケーティング・・・最後の急な登りの部分はクイックスケーティングかダイアゴナル走法だが・・・。  
 これを1セットにして、休まず10セット繰り返したら30周(12km)で、1時間5分だった。
 10分休んで、さらに1時間走に挑戦したが、40分でリタイア・・・。

 これでも、レースになると50kmでも85kmでも滑り続けることができるのだから、XCスキーは止められない・・・。 

シニアのスキー講習

2012年01月17日 | スキー・クロカン
      

 久しぶりに寒さが緩み、好天に恵まれた今日は、シニアスキークラブ「函館ライフスポーツ」の講習会にコーチとして参加。

 きれいに姿を見せた駒ヶ岳をバックの我が班・・・・受講者4名とヘルメットデビューのなぜか太めに写っている私 。

          
               <函館ライフスポーツのHPから借用>

 ちなみに、ヘルメットは、最近兆候の現れている脳軟化症対策ではありません

 外国のスキー場は義務づけられているヘルメットだが、いずれ日本のスキー場もそうなるだろう。
 最近は、一般スキーヤーの着用も増えてきているが、特に指導員資格を持つものは、着用が勧められるようになった。
 自分の場合は、むしろ山スキーの方が必要性が高いので、一昨日ついに購入した次第。
 非常に軽くて、暖かいのが気に入った。

      
           午後の部開始前の集合写真

      
            我が班のKoさん 

      
            我が班のOさん

      
            我が班のUさん

      
            我が班のMiさん 

 今後、このクラブの講習会は2月末までに週1のペースであるが、自分が協力できるのは、あと1月2回と2月2回だけである。いろいろなコーチから習えるようにと、そのたびに受講生が変わるので、その都度、受講生の滑りのレベルとニーズに合わせて講習内容を工夫している。     

sakagがsaka爺に・・・

2012年01月15日 | 日常生活・つぶやき
今朝研修会へ向かう途中で、札幌に住む息子から「そろそろ生まれそうです」との携帯メールが入った。
22日が予定日だったのだが、1週間早くなったらしい。
「迷ったが、出産に立ち会うことにしました。卒倒しないようにがんばります」とのこと。
今の若い父親は出産に立ち会うことが多いらしい。母親の強さを実感することだろう。
「父母子ともにがんばれ!」のレスを入れておいた。

帰宅してまもなく、「16時58分、大きな泣き声とともに産まれました。五体満足な元気な女の子です。」

結婚して8年目の授かりものの初孫・・・sakagがついにsaka爺になった。
しかし、亡妻が生きていたらもっともっとうれしかっただろうと思うと、ちょっと複雑な気持ちだ。
存在感の強さは、婆あっての爺だろうし・・・。しかし、素直に喜ぶことにしよう!

写真を送ってきたが、いかにも女の子といった顔立ちだった。
息子の赤ん坊の時の顔に似ていないところを見ると、奥さん似なのかも知れない。
奥さんの実家では、「目と眉は坂口だね~。」と話しているらしいが・・・。

赤ん坊はこの後どんどん顔つきが変わるので、どのような顔になるか楽しみでもある。