癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

金北山

2010年04月26日 | 登山・旅行
〈縦走スタート地点のドンデン高原から金北山を望む〉

佐渡島の最高峰・金北山(1172m)は、「花の百名山」。北海道では見ることができないオオスミスソウも見られるとのことで、今回の遠征の計画に入れた。

計画を練っている内に、ドンデン高原から金北山までの大佐渡山脈を縦走し、オオミスミソウ群落の見られる姫ヶ沢登山道を下っても、新潟からの日帰りが可能ということが解った。一昨年の新潟遠征以来となる新発田市在住の幼なじみのNiさんに誘いを入れたら、二つ返事でOKが来た。

始発の6:00のフェリーに乗る。両津港からライナーバスでドンデン山荘まで。ここから縦走スタート。例年よりかなり雪どけが遅く、半分以上は雪の稜線歩きだった。

金北山の頂上には防衛庁のレーダードームの建ち、その陰に金北山神社が建っていた。眼下には昔2つの島が繋がったことがよくわかる地形が広がる。遠く本土の弥彦山を初めまだ白い越後の山並みも見える。

いよいよ一番楽しみなこの辺りでは雪割草と呼ばれているオオミスミソウが咲くという姫ヶ沢登山道へ。

天狗岩が右手に見える辺りから神子岩の間の登山道の西側斜面一面に大群生が・・・株毎に花の色が違い、多彩な彩りを呈している可憐な花である・・・念願の花との対面に大感激。あちこちで目にしているNiさんも予想以上の規模だったようだ。それがずっと登山道の下まで楽しませてくれた。

神子岩から携帯でタクシーの時間と場所の確認をし、初盛ダムまで下った。

9:50スタート、金北山まで4時間30分、下山2時間20分、16:50ゴール。

無事、両津港に17:15に戻る。近く食堂で生ビールで乾杯し、夕食を摂る。19:30のフェリーにのり、22:00新潟着。

○費用
フェリー往復4640円、ライナーバス700円、タクシー5100円、駐車料金1300円。
〈頂上にて~Niさん〉

〈オオミスミソウ〉


〈もう一枚どうだ?〉