湯の川温泉の熱を利用した熱帯植物園には、約300種3,000本の熱帯植物が植えられている。
冬の寒いときでも常夏気分を味わうことができ、多くの花々が楽しめて、ほっこりできる空間である。
そんな花々をお楽しみください。
湯の川温泉の熱を利用した熱帯植物園には、約300種3,000本の熱帯植物が植えられている。
冬の寒いときでも常夏気分を味わうことができ、多くの花々が楽しめて、ほっこりできる空間である。
そんな花々をお楽しみください。
街中の紅葉もピークを過ぎ、今は、イチョウの黄葉がピークを迎えている。
この黄葉の特徴は、個々の木の色づきの美しさが、場所によっても、年によっても、違わないことだそうだ。例えば、「あそこのイチョウは色づきが良い」とか「あそこのイチョウは色づきが良くない」と、場所によって、色づきの美しさが見比べられることはない。また、「今年のイチョウの色づきは美しい」とか「今年はイチョウの色づきが良くない」などと、年による色づきの美しさの違いもない。
その理由は、「葉っぱが黄葉するために、秋に黄色い色素がわざわざ作られるのではなく、すでに作られていたものが目立ってくる」だけとのこと。夏に、葉っぱが緑色のときに、黄色い色素がすでに作られているのだそうだ。
ただ、今回、見て歩いていると、場所によって、その木によって、黄葉になるタイミングにはズレがあるようだ。
◎教育大駐車場
◎亀田八幡宮
実が生っている
実も落ちている
◎教育大通り
◎函館八幡宮
右のイチョウの巨木は、まだ黄葉前だった。
昨日の昭和新山学習登山会の帰りに、「そうべつ滝遊歩道の紅葉がきれいだったよ」と聞いて、久しぶりに寄ってみた。
このそうべつ滝は、洞爺湖からの唯一の自然流出口で、湖畔から約70mの所にあり、約18mの高さがある。アイヌ語で「ソウ」は滝、「ペツ」は川という意味で、壮瞥町の地名の由来にもなっている。
壮瞥町史には、『往時は道南一の壮観な滝として知られ、高さ18メートル、幅7.3メートルの断崖から、 145個(1個は1秒時1尺―約30糎立方尺の水=1秒時間に30立方センチメートル―流下)の水量が直下する滝で、 ごうごうたる音響を発し、飛沫は霧となって高く吹き上げ、旧滝の坂道路(現在の道路より約10数メートル上) を通る人々から、下から雨が降るところとして知られ、足を止めてその壮観を鑑賞したものであった。』と、その勇壮さが記されている。
◎新山沼
新山沼展望公園から見下ろす新山沼の一部
この新山沼(しんざんぬま)は、昭和新山の形成によって壮瞥川が堰き止められて誕生している。 ここも以前に寄ったことはあるが、昭和新山登山の後だけに、新たな気持ちで再訪してみた。湖畔には横綱北の湖記念館や壮瞥町営温泉がある。
◎「湧別原野オホーツククロカンスキー大会」も中止決定
来年2月28日に予定されていた、国内最長の80kmを滑走する「湧別原野オホーツククロスカントリースキー大会」も新型コロナのせいで、中止が決まった。湧別や北見の知人からもメール等で連絡をいただいた。
この大会は、自分にとっての2月の4週連続のクロカンスキーレースの最後を締めくくるメインイベントで、一番楽しみにしている大会である。今年は、雪不足で中止になり、これで2年連続の中止となる。すでに、「恵庭クロカン」も中止を決めている・・・この調子なら、来シーズンのクロカンレースはすべて中止になることだろう・・・残念至極!
◎函館も初雪到来
妻が仕事に出た9時過ぎに「雪が降っている」というので、外を覗いたら、あられ交じりの雪が降っていた。しかし、ネットを見たら、夜明け前に、函館も含めた全道各地ですでに初雪が観測されていたようだ。函館は、平年より6日遅く、昨季より3日早い観測らしい。
今日は1日中、ストーブを点け放しにして過ごした。いよいよ冬到来である。冬支度の1つでもある、タイヤ交換も明日に予約をしてある。
八郎沼公園内(北斗市向野)の紅葉に彩られた木々をライトアップするイベント「北斗紅葉(もみじ)回廊」(市、市観光協会主催)が23日から開催されている。11月8日まで。
四季折々の景観が楽しめる同公園の魅力を発信しようと初めて企画。公園内はカエデやツツジ、サクラなど約2000本の樹木が植生し、沼を囲む遊歩道沿いの一部を、照明器具を載せたいかだを沼上に浮かべ照らした。
因みに、八郎沼の起こりは、弘化3年(1846年)伊予国(現愛媛県)生まれの山田致人が、明治13年(1880年)に向野の観音山で酪農を始めたことにある。乳牛頭数5頭、うち4頭は雌であったという。致人が牛に水を飲ませるために池を掘って水を貯えたもので、それが水田の用水ともなった。
後年、中村長八郎氏が修築し、養鯉場や水田かんがい用のために造ったのがこの沼であり、長八郎の名前にちなんで「八郎沼」と名付けられたといわれている。
ライトアップ前
ライトアップ後
函館近郊の紅葉の名所である恵山だが、この山の紅葉は、メインはカエデ類やナナカマドではなく、すべて、サラサドウダンである。
このサラサドウダンだけで、赤・オレンジ・黄を演出するのである。ほかでは見られない珍しくもきれいな紅葉である。
ここ数年、毎年、恵山支所主催の「恵山紅葉登山会」のお手伝いをしていて、毎年、それらを楽しんでいいる。しかし、今年は、せっかくコロナ対策を講じて、例年と違う計画にしたのに、昨日は、強風と悪天候で中止になってしまった。
そこで、今日、今年の紅葉の様子はどうかと、それを見たくて、出掛けてみた。山へは登らず、火口原駐車場から椴法華コースの日本庭園まで往復した。
今日も陽光はほとんどなく、くすんだ感じだつたが、海向山の山肌以外は、例年に遜色はなかった。
火口原駐車場から眺める海向山
奥の海向山の山肌の木の葉がここ数日の強風で飛ばされてしまった感じである。例年は、山肌全体が真っ赤になっている。
我が家のサラサドウダン
◎中野ダム公園
今日は、コロナ対策を講じた恵山支所主催の「恵山紅葉登山会」のお手伝いの予定だった。しかし、悪天候予報で2日前には中止の連絡が入った。
予報通り、雨絡みで強風の1日だった。しかし、妻が休みだったので、雨の止み間を狙って、晴天でなくてもきれいな紅葉が見られる中野ダム公園と笹流ダムへ出かけた。
ちょうど見ごろを迎えていたが、やはり陽光があるのとないのとでは鮮やかさが違う。青空の下であれば、もっときれいだったはず・・・ちょっと残念。
なお、駒ケ岳と横津岳に初冠雪があったようだ。平年と同じで、去年より14日早いということだ。
◎笹流ダム
今年は、紅葉狙いで出掛けた大雪山系もニセコも不作な感じがした。
では、大沼公園はどうだろうと出掛けてみたが、やはりイマイチな感じが否めない・・・。
ちょうど大沼ハロウィン祭りが行われていた。
妻が、無料の詰め放題にトライし、ゲットした玉ねぎとじゃがいも(メークイン)
汐首山のこの時期ならではの花と木の実目的で、登山口までマウンテンバイクで往復した。今年は、やはりマウンテンバイクで往復した、夏の花散策の7月31日以来、2度目である
この山は、北海道でもこの地域でしか見られない珍しい花が多く、冬以外はいつ行ってもいろいろな花にお目に掛れる貴重な山である。
<コハマギク>
<センブリ>
名前の由来は、全草が非常に苦く、植物体を煎じて「千回振出してもまだ苦い」ということから、「千度振り出し」が略されて名付けられたとされている
<オヤマボクチ>
山菜の「ヤマゴボウ」。語源は、茸毛が火起こし時の火口として用いられたことから。
<オオノアザミ>
<ムラサキシキブ>
<マツブサ>
名前の由来は、樹皮がマツに似ていることと果実がブドウの房のように垂れ下がる様子から松房とつけられた。
<サルトリイバラ>
<ツルウメモドキ>
<ノブドウ>
これら以外の花も木の実もまだあったが、割愛。
<野生馬の群れ>
帰りは、非常に強い向かい風で、ポタリングモードのつもりが、ギヤを落してのトレーニングモードだった。距離は片道22kmで、往きは1時間15分だったのに、帰りは1時間45分も掛かり、予想以上に疲れた。
ニセコの紅葉ドライブに出掛けたが、今年は赤が少なく、鮮やかさに欠けて、ここも不作な感じだった。
遅れているというよりは、すでに赤くなれないで枯れ始めている。
◎大湯沼
◎五色温泉付近
◎神仙沼
神仙沼の人出は凄かった。駐車場渋滞の長い列が延びていた。
◎紅葉の滝付近
撤去された新見温泉の庭園跡の紅葉が一番きれいだった。奥の尖峰は目国内岳。
山頂から眺める北東斜面の紅葉と翳っている駒ケ岳
函館近郊で最も早い紅葉は、最高峰の横津岳から始まる。例年であれば、横津岳の山頂付近の紅葉は、9月末がピークである。しかし、今年は遅れているだろうと思って出掛けた。しかし、一番先に紅葉を演出するタカネザクラの紅葉はすでに終わっていて、山頂付近は殺風景な感じになっていた。
登山口の付近と山頂裏の北東斜面の紅葉が一番きれいだった。
以上、3枚は、登山口から少し登った道端の紅葉
頂上への両側を彩るタカネザクラの紅葉はすでに終わっていた。
紅葉が終わっている頂上直下から見下ろす函館山
山頂付近から見下ろす南側の東斜面の紅葉と袴腰岳。その後ろは古部丸山と恵山。
山頂裏側の北東斜面の鮮やかな紅葉
雲井沼
スキー場の下から見上げる右側のゲレンデ跡
◎遠軽のコスモス園
道東・遠軽町にある日本最大級のコスモス園「太陽の丘えんがる公園」。10ヘクタールもの広大な花畑に咲く1千万本のコスモスが咲く。
今年、初めてその存在を知り、今回の旅の計画に入れておいた。新型コロナの影響で、今年は入場無料だった。これまでに見たことのない黄色や八重咲きなどの多彩なコスモスが見事だった。すでに終った花も多かったので、時期的にはつぼみがまだある、8月下旬~9月初旬ころがおすすめな感じ。
遠軽のシンボル巌望岩を根元から見上げる。
巌望岩の上から遠軽市街地を見下ろす。
◎能取湖のサンゴ草(アッケシソウ)
まるで真っ赤なじゅうたんを敷いたよう!息を呑む壮麗な風景網走国定公園内・能取湖の南岸に位置する卯原内(うばらない)。その湖畔周辺に群生するサンゴ草(別名アッケシソウ)。
例年9月初旬から9月末~10月初旬が見頃。平成22年、生育不良で群生地が減少傾向にあったが、オール網走体制による種子採取・播種や湖水の入排水改善などにより、平成27年8月、ついに群生地の復活が宣言されたとのことで、今年はこれまでの最高の状態とのこと。昔、一度見たことがあるが、もっと、小さな群落だった。
道南は連日の雨模様のようだが、こちらオホーツク海側は好天が続きそうなので、明日は斜里岳、明後日は羅臼岳に登れそうな気配だ。
このあと、明日の斜里岳の初めて登る三井コースの登山口の確認をして来たが、斜里岳も羅臼岳もきれいに見えていた。今夜は道の駅でどこでもホテル。
我が家の「ホンアジサイ」も「ガクアジサイ」も終わりに近づいてきた。
アジサイの花は、『装飾花(そうしょくか)』と『真花(しんか)』からできていることは数日前に触れた。その時に「装飾花の中心部の蕾が開いたのは見たことがない」と書いた。しかし、花が終わりに近づいてきた最近、よく見たら装飾花の中心部にも花が咲いているものもあった。
〇ホンアジサイ
この4片の花びらのような部分はガク片が発達したもので『装飾花』と呼ばれる。
この装飾花の中心部にも花が咲くことが分かったが、すべての蕾が開くとは限らないようだ。
装飾花の陰に咲く『真花』・・・装飾花を掻き分けなければ見ることはできない。
気象庁で云う「開花」は この『真花』の開花を云うそうだ。
真花の蕾
〇ガクアジサイ
『装飾花』に囲まれた『真花』。
装飾花の中心部にも花が咲くことが分かった。すべてが咲くわけではない。
真花のアップ。この1つ1つがおしべとめしべを抱いた花である。
何気なく眺めているアジサイだが、こうして観ると、なかなか奥が深い・・・。
中腹から函館山までの海岸線を見下ろす・・・この山で最も好きな眺め。
昨日は、登山口までMTB(マウンテンバイク)でのポタリングで往復し(※昨日アップ済)、その後、汐首山の花散策を楽しんだ。久しぶりの好天だったせいか、多くの花好きの方々が登っていた。
この山は、いつ行ってもいろいろな花が咲いているが、今回の目的は、カキラン、ママコナ、マツムシソウであった。
カキラン~函館山にもあるらしいが、自分はここでしか目にしたことがない。
ママコナ(飯子菜)~この米粒状の若い種子が名前の由来。
この花もここでしか目にしたことがない。北海道ではこの辺りでしか見られない貴重な花らしい。
マツムシソウ~まだ早かったらしく、この1輪しか見つけることができなかった。
(左上)クサフジ、(右上)オカトラノオ、(左下)ノリウツギ、(右下)シュロソウ
(左上)ノハナショウブ、(右上)トウゲブキ、(左下)カセンソウ、(右下)ノコギリソウ
(上)キリンソウ、(下)フランスギク
(左上)イヌトウバナ、(右上)エゾフウロ、(下)エゾカワラナデシコ
(上)カワラマツバ、(下)オミナエシ
花の多い斜面をバックに憩う登山者たち。
後ろは290m台地~NHK「坂の上の雲」のロケで203高地の攻防場面の初冬の撮影に利用された。
汐首山山頂を目指す
山頂の南側で群れる野生馬・・・天気が良いと海峡の向かいに下北半島が見える。
山頂にある三等三角点(点名・汐首山)から武井ノ島や白神岬を眺めながら、昼食を摂る。
<汐首山過去記事>
2017,10,6 センブリ&コハマギク狙い
2017,8,2 カキラン狙い
2015,5,26 ライフスポーツ春の登山会
2015,4,25 ライフスポーツ登山会の下見登山
SHOさんからのお誘いで、砂原岳の新ルート開拓となる北面直登ルートを登るつもりで出掛けた。このルートには、昔は砂原駅からの登山道があったようだ。
しかし、低い雲に覆われ、藪が霧雨で濡れていたので、取り付き地点となる弥右衛門沢川右岸に続く砂防ダム工事用道路の入口だけ確認して、登山は止めにした。
そのまま帰るのはもったいないので、一度訪れてみたいと思っていた、森町砂原地区にある景勝地・砂崎海岸と砂崎灯台へ向かった。
「砂崎海岸」は、釣りのスポットや海浜植物・バードウォッチングの観察スポットとして人気が高い。特に、北海道でも稀にしか見られない猛禽・シロハヤブサ(希少種)の飛来地として有名な場所らしい。
「砂崎灯台」は、砂浜に建つ珍しい灯台で、美しい駒ヶ岳(砂原岳)をバックに佇む姿は写真愛好家にも好まれているとのこと。
灯台まで道はあるが、砂に埋まってJAFを要請したという人もいるので、前の方に停めて、歩いて向かった。
入口は船のハッチのような感じ。もちろん施錠されている。
昭和27年初点・・・まだ現役で稼働している。「砂埼灯台」となっている。
低い雲に覆われている砂原岳
天気が良いと、このように見える。(他サイトから拝借)
<目に付いた海浜植物>
ハマナスの実も色付き始めている。
ハマヒルガオ
ハマボウフウ
エゾツルキンバイ
ノハナショウブ
ハマエンドウ
MAP
我が家の今が盛りの花々を階段の上から見下ろす。
この花の中のラベンダーに、毎年、愛くるしい訪問者たちがやってくる。多いときには10数匹になることもある。
この訪問者はマルハナバチの仲間である。世界には250種、日本だけで15種もいるという。
一番多くやってくるのが、尻が白いのが特徴のセイヨウオオマルハナバチ。
蜜を吸っているのだろうが、コロコロした姿で、瞬時に蜜を吸っては次々と落ち着きなく移動する姿は非常に愛くるしい
次に多いのがエゾコマルハナバチの雄・・・見事に花の中に口を差し込んでいる。
これは、北海道にしかいないマルハナバチらしい。
今年新しく仲間入りした、初めて目にした、ハイイロマルハナバチ? 上の2種類より、体が2回りほど小さい。
愛くるしいと言えば、アジサイの花の作りも良く見ると可愛い。
これはガクアジサイだが、周りの4枚の花弁のように見えるのが、「装飾花(そうしょくか)」で、これはガク片である。
その中心部にびっしり付いている丸いのが「真花(しんか)」の蕾で、青く開いているのが花である。これも愛くるしい姿である。
なお、装飾花の中心部にポツンとしたものも蕾らしい。しかし、これが咲いたのは目にしたことがない・・・?
「真花」のアップ・・・雄しべと雌しべらしいものが分かる。
これは、普通のアジサイだが、これも花弁のように見えるのが「装飾花」で、中心部のポツンと丸いのもの蕾らしいが、これも咲いたのは見たことがない。
しかし、ガクアジサイのような中央部にたくさん集まっている「真花」に当たるものは見当たらない・・・そこで、調べてみた。
調べてみたとおりに、装飾花をかき分けてみたら、ありました・・・これが「真花」・・・初めて発見! 知らなければ、装飾花の陰で、絶対に目に触れる花ではない。