癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

届いた『ステップアップ』7月号

2007年06月29日 | 日常生活・つぶやき
    

 昨日、山から帰ったら、函館市文化スポーツ財団の毎月発刊される『ステップアップ』7月号が10冊届いていた。6/12の日記にも書いたが、「海・山に魅せられて」の主題でのヨット協会理事長の田畑さんとの対談が掲載されている。

 小中学生のいる家庭には全戸配布されているはずだし、公共施設や病院などにも置かれているはずだ。インターネット環境にない多くの市民の目に触れることは、照れくさい気もするが、たかが遊びの世界ではあるが、市民権を得て陽の目が当たることは光栄なことである。

 このサイトからも読めるように、PDFファイルを作製しました。下記からどうぞ!
http://sakag.web.infoseek.co.jp/stepup.pdf

楽古岳

2007年06月28日 | 登山・旅行
           

 今日は、南日高の楽古岳を13年ぶりに再訪した。日高山脈には尖った山は多いが、南日高ではこの山が随一であろう。六花亭の包装紙の絵を描いている坂本直行画伯のこよなく愛した山としても有名である。

 私にとってのこの山は、山を始めて3年目に、日高山脈主稜線上の山で一番先に登った山である。この13年間で日高山脈主稜線上の山名のある山すべてを踏破した今となっては、いわば、私の日高山脈の原点の山である。

 お礼参りの意味でも本来はコイボクシュメナシュンベツ川からの再訪を考えて出掛けたが、前日の貫気別岳で地形図を濡らしてボロボロにしてしまい、使い物にならず、やむなく夏道をピストンした。それにしても、急な山である。

           

 太陽には恵まれなかったが、高曇りの下に南日高の全ての山々がくっきりと迎えてくれた。明日からの天候が思わしくないので、下山後、帰路に就いたが、9時間の運転の方がきつかった。

貫気別山(日高)

2007年06月27日 | 登山・旅行
昨日の午後に函館を発って、千歳のたかさんを誘い、平取町の貫気別山に登った。三方に城壁のような急崖を巡らせた登山道のない山である。

比較的易しい貫気別川西面沢を詰めて頂上直下北尾根コルに上がり、一等三角点の1341mのピークに立った。750~900mの間に滝が連続し、1050m~1250mが藪こぎだった。

頂上は、上空に青空が広がっていたが、周りにはガスが立ち込め、時折、隣りのリビラ山が見えるだけだった。

登り 4時間10分、下り 2時間50分。
 下りの滝一ヶ所で懸垂下降をした。下山後、びらとり温泉に入り、明日の楽古岳に備えて、浦河のあえるの湯の駐車場で夜を明かす。


3年ぶりのハーフ

2007年06月24日 | イベント鑑賞・参加
           

 3年ぶりにハーフマラソン大会に参加した。4年前に一度参加して自分のこれまでのベストタイム1時間48分を記録した「毛ガニロードレース in おしゃまんべ」である。第20回の今年がファイナルレースだとのこと。走りやすいコースなのに残念だ。

 2年間、全くというほど走っていないし、レースも出ていなかったので、ペースをどうするか悩んだ。過去は1km5分を目標にしていたが、今回は到底無理である。そこで、最後尾からスタートして、6分超ペースで1kmを走ったら、前の方との間が開いて来る。出だしはみんな元気で速い。慌てて、ペースを上げる。2km手前でいつも2時間10分前後で走るMiさんに追いつき並走する。1km6分ペースを期待していたが、5分半ほどの快調なペースだ。こちらもそのペースを維持して走ることができた。最後尾からのスタートだったので、次々と前のランナーを抜き去ることを楽しみに9km付近まで並走した。

 まもなく、Miさんが用足しに道路脇に飛び込んだので、一人でそのまま走り続ける。その付近から折り返し地点までは次々と戻ってくるランナーの中に知った顔を探しながら走り、お互いに声を掛け合うので気が紛れる。中間地点は58分22秒であった。気温もそれほど上がらず、微風が心地よい。

 14km付近までは、だいたい5分半ほどのイーブンペースで快調に走ることができた。そこまでで80名ほどを抜いて、誰にも抜かれることはなかった。その時点では、2時間は切れそうな気配だったが、15kmを過ぎたら一気に辛くなり、6分越えのペースに落ちてきた。追い抜くことはほとんどできなくなり、ゴールまでに3名に逆に抜き返された。



 17km付近で、2時間切りは無理な感じになって来ると、気持ちが切れて、一度歩いてしまう。一度歩くと次々と歩きたくなるから困る。結局、少しの距離ではあるが、4回ほど歩いたようだ。あと2km付近で後ろから追い上げてきたサンタの服装のMuさんにハッパを掛けられ、500mほど並走するが、とても持ちそうもない。あと1km地点で2時間まで5分ちょっとである。もしかしたら2時間を切れるかも知れないと思い、最後の気力を絞ってペースアップしてゴールを目指す。結局3秒足りずにゴール。2,00.03というタイムであった。あと10mくらいのものであろう。もう少し早めにその気になれば良かったと後悔する。

 Miさんも30秒後、彼なりの好タイムでゴールしてきた。後ろで、私が歩いたりしているのを見て、後半並走したHiさんと二人で、「追いつけるかも知れない」と話しながら追い上げて来たそうだ。あと2km付近でMuさんに教えられなかったらやばい状況であった。それにしても、ゴール後の体全体のダメージが酷い。XCスキーの札幌国際50kmや湧別原野85kmのゴール後よりずっと辛い感じである。完走できた満足感よりもそのダメージの大きさに驚く。

     

 着替えのために車まで戻るにも歩くのが辛い。ようやく着替えをし、グランドへ戻り、カニの鉄砲汁とおにぎりを食べる。長万部温泉の無料券もあったが、混みそうなので、八雲の遊楽亭までカミさんに運転してもらって温泉に入る。隣のドライブインの味噌ラーメンがことのほか美味かった。帰宅後、まずはビール・・・これまた美味い!全身を念入りにマッサージしてもらって、ようやく体が楽になり、3年ぶりの完走の実感が湧いてきた。

 次は、9月下旬の函館ハーフの予定である。練習を続け、最後までイーブンペースで走り続けての2時間切りを目標にしたいものだ。明日からの筋肉痛はどの程度であろうか・・・・? 

夜は祝賀会

2007年06月23日 | スキー・クロカン
  午前中は積丹半島のドライブで時間潰し。午後は、北海道スキー指導者協会三役会議。夜は、今年度の全日本スキー技術選手権大会で北海道勢として23年ぶりに総合優勝に輝いた井山敬介選手の祝賀会(北海道スキー連盟教育部主催)に他の三役とともに参加。

 たっぷり飲み食いしたいところであったが、明日の3年ぶりのハーフマラソンが気になってしょうがない。二次会の誘いを断って、早々に退散した。

道の駅の朝

2007年06月23日 | 登山・旅行
道の駅「スペース・アップルよいち」で朝を向かえた。車の数にビックリ!ほとんど空きスペースがない状態。しかも、ほとんどが本州ナンバーの旅行者。キャンピングカーもあるが、一番多いのがワンボックスカー、普通乗用車での旅行者も多い。

 しかも、当然ではあるが、第ニの人生謳歌組の年代ばかり。夫婦連れが多い。早朝散歩をしている人、お互い旅の交流をしている人、食事の支度をしている人・・・、トイレの洗面所は超満員。会うと必ず挨拶してくれる。妙な同胞意識を感じる。

 道の駅愛用者の自分ではあるが、この時期これだけ多いのは初めてである。聞いてみると、この時期の北海道は、梅雨から逃げ出しての旅が楽しめることもあるらしい。

あと2時間もすると、それぞれあちこちへと発って行き、ガランとした状態になるのであろう。自分は午後から札幌での会議である。のんびりして、スーツに着替えて颯爽と?

赤岩(小樽海岸自然探勝路)

2007年06月22日 | 登山・旅行
明日の札幌でのスキー関係の会議に合わせて、小樽の赤岩周辺を歩き、西崎山ストーンサークルからシリパ岬に沈む夏至の夕日を鑑賞する計画を組んで出掛けた。しかし、夕日鑑賞は海霧に覆われて、みごとに却下された。

赤岩は、そこをクライミングのフィールドにしているHYML仲間のフェルさんが、ソロでの練習を兼ねて案内を買って出てくれた。小樽駅で待ち合わせて赤岩峠へ。

車をそこにデポして、探勝路を東赤岩に向かう。クライミングの対象となっている奇岩奇峰を教えてもらいながら東赤岩を越え、探勝路から外れて白龍胎内巡りコースを廻る。屹立する奇岩奇峰の隙間から眼下に見える海がきれいだ。

トリコニー岩まで戻り、そこでフェルさんのソロのクライミングを1時間ほど鑑賞。高所恐怖症の自分には信じられない世界だ。

その後、彼と別れて赤岩山を越えて、戦前の小樽随一の観光地跡のオタモイ海岸へ。オタモイ地蔵まで行ってもどる。帰路は海岸線の石を伝ってずっと歩き、車をデポしてある赤岩峠へ。ゴールは、トータルで、6時間半後であった。

その後、忍路と西崎山のストーンサークルを見る。夕日は諦めて、余市川温泉に入って、すぐ側の道の駅に落ち着く。

近郊ドライブ・花巡り

2007年06月20日 | 花・紅葉だより
     午後から、花より団子のカミさんをエサで誘って、近郊へ花巡りりドライブに出掛けた。
          エサは、結果的に、鈴木牧場と野澤商店のソフトクリームであったが・・・。        

         
         北斗市(旧大野町)・佐々木園芸のジャーマンアイリス

         
         同じく、花火みたいなオダマキの仲間

         
         
         北斗市(旧大野町)・八郎沼のスイレン(和名ヒツジグサ)
         
         
         
         函館市・四季の杜のヒースガーデン

         ジャガイモ畑の花もカメラに収めようと思ったが、見頃には少し早かったようだ・・・。

全身バキバキ

2007年06月18日 | 日常生活・つぶやき
 昨日のトータルで12時間に渡る無意根山の白水川遡行は、今年の初沢登り・初藪漕ぎで、さすがに堪えた。下山時は、それほど疲れたとも思わずに帰路に就いたが、最後の1時間は眠気との闘いであった。

 昨夜は、疲れ過ぎと腰などの痛さから熟睡できなかった。今日は一日中全身が筋肉痛と疲労でバキバキ状態であった。とくに、藪に掴まりながらの大高巻きがきつかったのか上腕や肩も痛い。また、ハードな山行後に出る顔や手足の浮腫も見られる・・・・・今日もすばらしい好天だったが、完全休養で山紀行のアップ作業に費やした。

 明日も山日和の好天らしいが、まだその気にはなれない。すっかり疲れを抜いて、日曜日のハーフマラソンに備えなくては・・・。

格好を決めて・・・

2007年06月16日 | 日常生活・つぶやき
 3年ぶりのハーフマラソン「長万部毛がにロードレース」が1週間後に迫ってきた。ナンバーカード引換証も送られてきた。しかし、山遊びや旅行が忙しくて?今月に入ってわずか3回、それも今週になって泥縄の2回・・・まだ、ハーフの距離は一度も走っていない。

 万全の体調で当日に臨むのには、長距離走は今日辺りが最後である。しかし、昼は気温が上がりそうだ。早朝しかない。何が何でも20kmは走る・・・その決意をブレさせないためにも、いつもは適当にジャージとTシャツかトレーナーで飛び出すのだが、今回は着るものを決めてみた・・・?

 快晴の下、6:00に家を出て、まず北埠頭へ、そこから朝日に輝く緑鮮やかな函館山に向かって、巴大橋経由で金森倉庫のベイエリアへ。ここで約6km、風は強いが、汗を掻いた体にはそれが気持ちよい。苦しさを感じない快調なペースだ。さらに十字街を通って、谷地頭の電停を目指す。住吉町のセイコマでスポドリを買って水分補給。朝の西部方面は車も人も少なくて静かだ。谷地頭の電停を折り返す。ここで約8km、まだ、休まなくても良さそう。

 青柳町電停の前後の坂の往復も快調に突破。今はなくなった東川小学校の前を通り海岸道路へ出る。津軽海峡を右手に見ながら走るのは3年前の函館ハーフ以来だ。無理しないで啄木公園のベンチで3分ほど休憩。残りのスポドリを飲み干す。朝日に光る海が眩しい。ここで12kmくらいか?

 海岸道路を湯ノ川方面へ向かって走り、競輪場で左折する。ハマナスの花の匂いに癒やされる。深堀町電停を越え、函工高の横を抜けて旧戸井線へ。ここで約15kmくらいか?

 いつもは出てくる脹ら脛や腰の痛みはないが、さすが信号待ちはうれしくなってくる。五稜郭公園の裏を通った際に1周すると、家までちょうど21kmくらいになるので、回りかけたが、200mほどで止めて家路へ向かう。まあ、19kmは走ったであろう。家へ着いたら8:20であった。

 時間制限のない長万部ハーフなので、なんとか完走はできるメドは立った・・? 4年前に一度だけ出場したこのレースは1時間48分台であった。2時間を一つの目標にしたいものであるが、無理はしないで楽しく走りたい・・・?

 ゆっくり走ったせいで、脹ら脛に張りがあるくらいでそれほど疲れも残っていない。朝食後は、依頼された『山と渓谷』8月号の原稿書きに没頭し、これも仕上げることができた。

 明日は、HYML仲間と無意根山の白水川遡行の予定だ。今年初めての沢登りである。今日の夕方にこちらを出て、中山峠の道の駅で夜を明かし、4時の集合時刻に間に合わせるつもりだ。我ながら元気によく遊べるものだと、半ば呆れ、半ば喜んでいる。 

お迎え

2007年06月15日 | 登山・旅行
 今日、札幌からこのたび『ganさんが遡行(ゆく)・北海道沢登り三昧』を発刊したganさんを初め4名が松倉川の遡行に遠征してきた。2週間前にもやってきたのだが、悪天候で前夜の飲み会と函館観光だけで帰って行ったときのリベンジだ。

 ganさん以外は松倉川は初めてのメンバーであった。入渓地点は、昨年の2回と同じ水の沢林道分岐だが、今回は羽衣の滝を巻いて上流へ詰め、林道へ抜けるコースである。自分は、午前中所用があって同行できなかったので、遡行後に林道と交差するところまで迎えに行った。松倉大船林道から万畳敷への分岐を過ぎて、アヤメ湿原へと繋がる林道である。

 待ち合わせ場所に2時半には出てくるはずと思っていたが、3時を過ぎても現れない。車のクラクションを鳴らしても笛を吹いても反応がない。3時半を過ぎた頃、クラクションを鳴らしたら、100mほど下の笹藪の中の沢から大きな声がする。彼らも待っているであろう私のことを考えてかなり下から大声を上げてきたらしいが、こちらのクラクションもお互いに聞こえなかったらしい。

 全員、汗と水のずぶぬれ状態で、満足感に満ちあふれた破れんばかりの笑顔で林道に上がってきて、バンザイをしたままカメラに収まった。7時間のハードな沢遡行を終えて、また日帰りで札幌へ戻って行った。

知内丸山と矢越岳

2007年06月13日 | 登山・旅行

 早朝10kmジョグの後、朝食を摂っているうちに急に思い立って、知内町小谷石地区から最近登山道が整備された知内山地の一等三角点の山「知内丸山」と福島町と知内町の境界線上に聳える端正な山容の「矢越岳」(点名・福島境)に向かった。

 登山道の開削整備に関わった関係者のご労苦に感謝しながら登ったが、どちらも斜度が非常にきつい山であった。登山開始時刻が11時前と遅かったので、どうしても早足になる。早朝の10kmジョグの疲れもあり、直ぐに息切れするので休み休み登る。

 知内丸山は登山道も整備が行き届き、標識も充実しているし、変化があり、展望もまあまあよい。しかし、矢越岳は最初から最後まで樹林帯の尾根登りで、頂上からも全くと言っていいほど展望はなかった。

 HPへのアップは明日の予定である。画像は、知内丸山の途中から望む矢越岳。

ヨットマンとの対談

2007年06月12日 | イベント鑑賞・参加
 財団法人 函館市文化・スポーツ振興財団が毎月発行している『ステップアップ』というA4版24ページの財団ニュースの中に、「Talk to Talk」という2名での対談のページがある。今月末発行の7月号の企画が、フィールドが対照的な「海(ヨット)と山(登山)」ということで、出演を依頼され、今日、1時間ほどその対談取材を受けてきた。

 相方は函館ヨット協会理事長の田畑氏であった。顔を合わせたら、20代の頃からスキー場でしょっちゅう出会っていた懐かしい方で、思わぬ出会いにお互い大感激であった。このたびの人選が、二人をよく知っている財団勤務の友人Koさんの紹介で、「逢ったら、絶対判るから・・・」と言われていたのが本当であった。

 ヨットやマリンスポーツには全く縁のない自分ではあるが、話しているうちに、思わぬところに共通点があってうれしかった。例えば、一人乗りや二人乗りのヨットがメインらしいが、潮の流れや風を読みながら、自分の判断と技術でそれを乗り越えていくこと。それが難しければ難しいほど達成感や満足感が大きい。港へ戻ってきてヨットを係留して初めてその達成感や満足感が涌いてくる・・・これなどは、自分の一人歩きの山と同じで、無事下山して初めて達成感や満足感が涌いてきて、次の山への意欲へと繋がることなど・・・・。また、同じ海でも、潮の流れや風は、二度と同じ条件はないそうだ。ましてや、海が違ったら・・・。

 いずれにしても、どのような形でまとめられるか7月号の発刊が楽しみである。なお、画像は、6月号の表紙である。 

機種変更

2007年06月12日 | 日常生活・つぶやき
 これまでの携帯電話は、3年前の四国遍路の際、雨で濡らして使えなくなり、途中で買い換えたものである。インターネットはPCが中心なので、日常的には、携帯は電話ぐらいしか使わない。しかし、旅に出たときのモブログ更新はデジカメの写真が使えないので、携帯のカメラの写真を使うしかない。最近その画質が気になり始めた。

 このことを、以前から機種変更をしたがっていたカミさんに話したら、早速飛びつかれてしまった。確かに、カタログを見ると、今までのものは35万画素で、最近のものは200~300万画素以上のものまである。

 これまでは同じ機種を持ち、面倒なことは全部カミさんに教えてもらって使っていた。しかし、今回彼女が選んだものは、スライド式の厚くて重たいものである。バックに入れて持ち歩く彼女に比べて、自分は単体でポケットに入れて歩くことが多いので、薄くて軽いものが欲しい・・・そこで、同じ機種を持つことは決裂。

 画素数では、今のデジカメの360万画素と変わらないカミさんの選んだのと同じ340万画素のものもある。それはそれで、自分がデジカメを持ち出したときに、デジカメ替わりに使えるのでよいが、モブログ用の画像にそこまでは必要がない。いろいろ比較してみて、余計な機能も極力少ないので安く、薄さ(15mm)と軽さ(114g)で、201万画素の機種を選んだ。

 あと、これまで33ヶ月分の通話料のポイントで安くなり、結局4,200円で済み、高かったカミさんのに比べて非常に割安感があった。

礼文島花爛漫

2007年06月07日 | 登山・旅行
早朝の内は小雨が残っていたが、その後は、予報に反して晴れ間が広がる穏やかな一日だった。


早朝4時に出て、小雨の中、一人合羽に身を包み、朝食前に昨日歩き損なった知床~桃岩展望台間の4.5kmを往復。昨日見れなかった花も多く目にできたのと、一面に絨毯状に広がるエゾノハクサンイチゲの群生が見事であった。

朝食後、フェリーターミナルまで送ってもらい、定期観光バス「花爛漫コース」に乗る。まず、花を見ながら往復する昨日も歩いた桃岩展望台へ、そして、桃岩と猫岩を眺める桃台・猫台も昨日に引き続き。その後は、北に向かい、沖縄の海を思い出させる澄海(スカイ)岬、ここも花が多い。そして、今回の旅の最大の狙いであるレブンアツモリソウの群生地へ。

両側に柵が廻らされた観察路を一周しながら見られるようになっているが、24時間体制で監視員が数人常駐しているという物々しさである。

絶滅寸前から手厚い保護努力が実り、蘇ったものが全部で100株はあろうか?ややピークを過ぎた感じで、痛み出しているものの方が多かった。それにしてもきれいな色である。

道端の花と美しい海を眺めながら歩く江戸屋林道の後、日本最北限の地・スコトン岬へ。そして、フェリーターミナルへ戻る。

今日、レブンアツモリソウ以外に新たに目にできた花は、レブンキンバイソウ、レブンハナシノブ、カラフトアツモリソウ、アオチドリ、クロユリ、クルマバツクバネソウ、バイケイソウ、ホソバノアマナ、シラゲキクバクワガタ、オオバナノエンレイソウなどである。

夕方のフェリーで稚内へ。着いたら、稚内温泉に入って、フェリーターミナルで夜を明かす予定である。