本日歩いたり走ったりした約35kmのGPSトラックログ
天候が不安定で、山からしばらく遠ざかっている。そこで、歩いたり走ったりのマラニック(マラソン+ピクニック)モードで長い距離を歩きたくなった。
昨年歩いた
「北海道自然歩道」の長万部~函館間を繋ぐ
「A1維新の道」の「赤松並木を歩く道」(11.9km)に引き続き、整備が進んでいる渡島大野駅~松前を繋ぐ「C1松前街道」の「②水田発祥地帯を行く道(15.6km)」(清川口駅~北斗市総合分庁舎)と「①大野平野を行く道(14.5km)」(北斗市総合分庁舎~渡島大野駅)を歩いてみた。
「北海道自然歩道」に記されている2つのコースの距離はこれよりかなり短い。ここに記載している距離は、設置されている標識の説明板に記載されている距離である。しかし、GPSウウォッチでは、ちょと余計に歩いてはいるが、トータルで4kmほど長い35kmもあった。歩数計で約42,000歩。半分ほどはゆっくりながらも走ったこともあり、所要時間は5時間45分だった。ちなみに、説明板の所要時間は10時間だった。
ほとんどは車で通ったことのある道だったが、分岐には、必ず距離と方向を示す標識が設置されていて、迷うことはほとんどない。さらに、歩きならではの発見もあり、いろいろな歴史的な説明板もゆっくり読みながら歩くことができた。
◎まずは、「北海道水田発祥地帯を行く道」
(清川口駅~戸切地陣屋跡~水田発祥の地碑~文月開拓~北斗市総合分庁舎(旧大野役場)(15.6km)
五稜郭駅7:46発のJRに乗り、8:04清川口駅到着。
上磯高校の生徒と一緒に下車。踏切を渡ったところに、スタート地点の標識があった。
そこには、このコースの特色と今日1日で歩くつもりのコース図も記載されていた。
7:10、通学途中の高校生にお願いしてシャッターを押してもらって、スタート。
桜並木の続く「峠下上磯線」をゆっくり走りながら進む。途中の「上磯ハリスト教会」は初めて目にした。高速道路と北海道新幹線の高架の下を潜り、「沖川小学校」の前を通って進む。
その先の「松前藩戸切地陣屋跡」への分岐から、陣屋跡への桜並木の道を進む。
「松前藩戸切地陣屋跡」入口。さらに、中へ入って写真を撮った。
再び戻って、沖川小学校の裏側の道を進む。この部分は、始めて通る狭い道なので、間違って戻ったりした。
まもなく、水田の中に続く、たまに車で通ることのある広い道路に出た。「北海道水田発祥の地」へ続く道だ。
水田地帯にはどこの町でも目にする大きなライスセンターがここにもあった。その先をゆっくり走って進む。
このコースのメイン経由地の「北海道水田発祥の地」碑の前で
「峠下上磯線」を横切り、小学生のころ良く遊びに来た旧大野小学校文月分校跡地や文月神社に寄る。
そこから、昔の面影のなくなった文月開拓へと登って行く。このコース最高地点となる標高120m付近の八郎沼分岐を右に進路を取る。途中の懐かしい観音山入口や大野農業高校の前を通る。
11:00、第1次終点の北斗市総合分庁舎(旧大野町役場)に到着。
「北海道水田発祥地帯を行く道」と「大野平野を抜ける道を行く」の発着地点となる北斗市総合分庁舎(旧大野町役場)
二つのコースの詳しい説明板
◎次に、「大野平野を行く道」
(北斗市総合分庁舎~八郎沼~匠の森~渡島大野駅)(14.5km)
11:10、10分ほど休んでスタート。小学生3年生以降、小学校と中学校に通った道だ。
子どもの頃、8月末に開催される夏祭りが楽しみだった「意冨比神社(おうひじんじゃ)」。
5分ほどで大野小学校の校門の前を通る。
4歳~9歳まで住んでいた2軒隣の大郷寺のイチョウの大木。銀杏の実を毎年拾ったものだ。
さらに5分ほどで鹿島神社。子どものころは大野小学校と市渡小学校の校区の境界だった。
さらに10分ほど進み、大野川の方へ方向転換。鹿島橋を渡り、大野農業高校の裏側の道から観音山の北側を登り、八郎沼へ。
赤、ピンク、白のヒツジグサの咲く八郎沼公園に到着
ちょうどお昼になったので、谷観光農園のレストランで、夏野菜カレー(850円)を食べた。
さらにパークゴルフ場や変電所の横の道を通り、大野川に架かる「大野大橋」を渡って、木地挽高原への道へ進む。
標高240mにある「匠の森」入口まはでは、ずっと登りでなので、走ることはできない。
しかし、「匠の森」の入口からゴールの渡島大野駅までは、ほとんど下りと平地の5.1kmである。走ると14:20の列車に間に合いそうなので、ほとんど走り続けた。
「匠の森研修所」の前を抜けたら、ゴールまで3.8kmの標識。余裕で間に合いそうだが、下り道を快調に走り続けた。
国道227号線との交差点に入口のある市渡稲荷神社の鳥居から渡島大野駅を目指す。
渡島大野駅への連絡通路が中に含まれてしまっている新函館北斗駅に到着。
13:55、列車の時刻まで25分を残して余裕のゴール。渡島大野駅連絡通路入口にて。
隣に新函館北斗駅の表示板も設置されていた。
快適な連絡通路の階段を登り、在来線のホームへと渡る。きれいになった在来線のホームへ入ってきた1両編成の列車に乗り、15:05に五稜郭駅に到着。
詳しい記録ともっと多くの写真は、下記でどうぞ!
http://sakag.web.fc2.com/ (アップ完了)