癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

ピッシリ山

2013年06月30日 | 登山・旅行
〈熊岳の下りから望むピッシリ山〉

このピッシリ山は、天塩山地の最高峰(1033m)で、96年に日本海側の羽幌コースから登っている。17年ぶりの再訪は、反対側の幌加内の蕗の台コースからトライ。8.8kmの長丁場の上に、釜ヶ淵岳と熊岳の二つのピークの他に10個程の小ピークを越えるタフなコースだった。コースがまったく反対側だったので、初めて登る山同様、とても新鮮だった。

登山口を勘違いして、戻って来たところへ、札幌ナンバーの男性の車がやってきた。顔を見るなり「坂口さんですよね?」と挨拶される。会ったことのない方だが、いつも拙サイトを見ているというKiさんという方で、このブログへときどきコメントを下さるコズさんといつも登っているとのこと。

何かの縁とばかり、最初から最後まで同行させていただいた。長丁場ゆえにお互いに励みになった。

最高の天気に恵まれ、北大雪~表大雪~十勝連峰、増毛山系、夕張岳、近くの三頭山など。頂上からは、ガスの上に利尻山の頭も見えたが、天売、焼尻はガスの中だった。眼下の朱鞠内湖も新鮮だった。

花はそれほど期待していなかったが、ミヤマアズマギク、エゾツツジ、シナノキンバイなども目にすることができた。

5:40スタート、登り3時間20分、下り2時間15分、13:05ゴール。登山口で別れ、美深温泉に入り、明日の利尻山に備えて、稚内の道の駅まで走った。


Kiさんと朱鞠内湖
頂上にて

以上

稚内への移動途中に、音威子府村で松浦武四郎の「北海道命名の地」に寄った。


ピヤシリ山

2013年06月29日 | 登山・旅行
7/6(土)に阿寒湖で開催される「北海道スキー指導者協会の集い・釧路大会」に出席に合わせて、方向は違うが、まだ再訪の叶っていない山の多い道北の山旅に出た。

今日は雨竜沼湿原の予定だったが、雪解けが遅く、まだ雪で覆われているところが多いらしい。そこで、予定を変更し、名寄側からの車道から2kmほどの歩きで登頂できるピヤシリ山を目指した。

この山は98年の1日前(6/28)に、下川コースから登ったが、ガスで何も見えなかったので、再訪は天気が良いときに名寄側からと決めていた。

2:30に家を出て、中山峠を越えて札幌を抜け、空知街道を幌加内まで北上して、名寄に入った。約450kmを仮眠を入れて、10時間で登山口に到着。幸い、道北は最高の天候に恵まれ、15年前は登った山の姿も見えなかったが、すっきりとした姿で迎えてくれた。

頂上直下の避難小屋まで続く車道は、幸いに2km手前にゲートがあり、少しは登山気分を味わうことができた。避難小屋からハイマツ帯の中に続く登山道を5分ほど辿ると、15年前とは違う360度の大展望の広がる頂上に到着。ピヤシリスキー場のある九度山に先に登って来と言う地元の3人に迎えられた。

暖かい青空の下で、新鮮な道北の大展望をのんびり堪能した。下山後、昨年登ったピヤシリスキー場のある九度山の下の名寄温泉に入り、名寄の道の駅へ移動。

12:45スタート、登り30分、下り30分 14:40ゴール。

〈追加画像〉
名寄郊外から望むピヤシリスキー場の九度山(左)とピヤシリ山(右)
3枚目~ピヤシリスキー場(右)と左側奥の名寄市街地

4枚目~北側の函岳



下山途中で採ったタケノコ入りみそ汁

「ささやか展」&「がっつり焼き肉」

2013年06月28日 | イベント鑑賞・参加

 渡島松の実会(公立学校女性退職管理職の会)「ささやか展」の案内をいただいていたので、ネッツトヨタコミュニティセンホールまで出掛けて鑑賞し、目の保養をしてきた。

 6人の退職女性校長の生け花、トールペイント、ちぎり絵、押し花、絵画、レカンフラワー等々の作品が展示されていた。中には退職してから始められた分野の作品もあったりで、「ささやか展」などと控えめな展示会だったが、どうしてどうして、立派な展示会だった。 







○また山旅に・・・
 さて、帰宅して2日間、あちこち溜まった用事をこなし、HPの更新も終わった。来週末の7/7(土)に、阿寒湖で開催される「北海道スキー指導者協会の集い」へ出席しなくてはならない。あんな遠くまで行くのに、ただ往復はもったいない。幸い、それまで何の予定も入っていないので、また明日から山旅に出ようと思っている。

 たまたま『山渓』の原稿料が入ったので、明日からのスタミナ源導入のために1年ほど振りに焼き肉屋で腹一杯食べてきた。


 

 今回は、比較的天気予報の良い日本海側を北上し、雨竜沼湿原を皮切りに、「北海道百名山」で、これまで1度しか登っていないピッシリ山、ピヤシリ山、利尻山、礼文岳辺りを廻って、阿寒湖へ入ろうと思っているが、果たして・・・?

HBCテレビ番組同行撮影取材の「羊蹄山」

2013年06月26日 | 登山・旅行

中山峠から眺めた夜明け前の羊蹄山

 HBCの7/2(火)14:50からのテレビ番組「グッチの今日ドキッ!」の中で、15:40~16:00頃に登山の特集番組が放送される予定。
その中で、「遅くから山を始めて、今すっかりはまりこんでいる人」ということで、自分に白羽の矢が立ったらしく同行取材の申し込みをいただいた。

 今日、その同行撮影取材でHBCのNiさんと一緒にマイナーな喜茂別コースから羊蹄山に登った。天候に恵まれ、花も多く、絶好の撮影・登山日和だった。登る途中や頂上で、インタビューを受けたが、なかなか言いたいことが思うように言えなくて、あとになって「あれも言えば良かった。これも言いたかった」と思うことが多かった。あとはこちらの登る姿を何度も後ろや前から撮された。

 頂上に着いたら、7~8名の女性グループが集合写真を撮っていた。その面々が「あれ、見たことがある」「坂口さんでない?」「そうだ坂口さんですよね」「いつもホームページを見せて頂いています」「新聞の連載も楽しみに読ませてもらっています」などなどと賑やか・・・Niさんもびっくりした顔でその模様を眺めていた。聞いてみたら札幌からのグループだった。

 それから、頂上からの撮影や、父釜と母釜のコルまで往復しての花や景色の撮影に3時間ほどを費やした。期待していた9合目下のこの時期ならではの岩盤の上を雪解け水がごうごうと流れる「幻の川」は、雪解けの遅い今年はまだ雪渓の下だった。

 6:30スタート、登り3時間50分(撮影しながら)。頂稜での撮影3時間、下り2時間40分、16:00ゴール。
 

途中から雲海とその上に頭を出す尻別岳を撮すNiさん


頂上から見下ろす、残雪とこの時期ならではの火口底に青い沼を見せている父釜


父釜の岩壁の岩に咲くイワウメ


一面を覆い尽くすミヤマキンバイ


メアカンキンバイの群生と火口壁を撮すNiさん


 詳しい山行記録や花の写真は、親サイトの下記でどうぞ!
 http://sakag.web.fc2.com/index.html (アップ完了)

神居尻山

2013年06月25日 | 登山・旅行

  樺戸山塊の神居尻山(947m)〈石狩管内当別町〉に、18年ぶりの再訪が叶った。カムイ・シリ、まさに(神の・山)である。前回は秋で、長いAコースを登り、急なBコースを下ったので、今回は逆回りをした。

急な雪崩斜面と深い谷をあちこちに配し、荒々しい山ではあるが、頂上稜線は花の多いことでも知られる。特に急な南斜面一面に咲くヨツバシオガマ、ミヤマアズマギク、エゾカンゾウなどの群生が見応えがあった。そのほか、ミヤマオダマキ、ハクサンチドリ、ゴゼンタチバナ、タニウツギ、チシマフウロ、などがちょうど見頃だった。エゾノハクサンイチゲもまだ咲いていた。

7:50スタート、登り1時間40分(Bコース)、下り1時間50分、11:30ゴール。


 花の多い頂上への急登尾根


 ヨツバシオガマの群生


 ミヤマアズマギクの群生


ミヤマオダマキ

明日は、HBCテレビの同行撮影取材で、羊蹄山の喜茂別コースを登る予定だか、今のところ天気はまずまずのようだ。考えてみたら、テレビは08年にクロカンスキーで、TBSの関東の番組に取り上げられたことが初めてだった。そのときはレースのコース上に設置された3台のカメラの前を通過するだけだったが、ゴール後のインタビューが長かった。山では一緒に登りながらの取材である。果たしてどんな具合になるのやら・・・?

 明日の朝、夜明けの羊蹄山をカメラに収めたくて、中山峠の道の駅に泊まることにした。
 隣を見たら、「北海道道の駅一人旅」のステッカーを貼った豊田ナンバーの車だったので(画像)、1時間ほどお喋りをした。昨日、函館に入り、2日目だそうだ。自分も2005年に北海道の道の駅を完全制覇したことがあるし、車中泊旅愛好者なので、多いに盛り上がった。

富良野西岳

2013年06月24日 | 登山・旅行

 富良野スキー場の南隣に聳える富良野西岳(1331.1m)に18年ぶりに登った。18年前と同じに、沢コースから登り、スキー場コースを下った。前回は秋だったので、10回ほどの渡渉は気にならなかったが、今回はまだ水量が多く、いずれも脛の上まであり、スパイク長靴でも大変なくらいだった。登山靴ではとても無理な状態だった。

 仙人の泉を過ぎると金鉱跡があるが、その辺りで雨が降り出してきた。雲が高いのでにわか雨かもしれないと思い、雨具を着て、急な尾根の登りに掛かった。案の定30分もしないうちに止んだ。しかし、下草が濡れているので、雨具の下は下山するまで履いたままだった。

 沢から離れての登りは地図で見て覚悟はしていたが、かなりのものだった。下山コースは緩やかな尾根とスキー場の中を下るので楽だが変化には乏しい。始発8:00のロープウェイを利用して登ってきた年配のご夫婦と会った。この時期は賢明なコース選定だと思う。

 4:50スタート、登り3時間25分、下り2時間、10:30ゴール。 


 左側が切れ落ちた頂上稜線から頂上岩頭を見上げる 


 雨上がりの頂上からの芦別岳と鋭くとがった夕張中岳、その右に布部西岳
 いずれも登った山ばかりだが、昨日と反対側からの眺めだった。


 薄いガスの下に富良野市街地とそれを挟んでその奥に連なる大雪山と十勝連峰


沢沿いに咲くこの山ならではの固有種エゾオオケマン。
1mほど丈の大きな植物で、絶滅危惧種に指定されている。
8年ほど前に、この花だけを見たくてここまで登ったことがあるが、株が増えていてうれしかった


 明日は神居尻山の予定なので、新十津川の温泉まで走り、そこでのんびりしている。明日の予報もあまりよくなさそうだ。先週の段階では今日から好天が続くはずだったのだが、悪いほうに変わったようだ。

崕山自然保護モニター登山会

2013年06月23日 | 登山・旅行

崕山自然保護協議会の活動とモニター登山会のお陰で目にできたホテイアツモリソウ
 
夕張山系の芦別岳の西側に位置する崕山(きりぎしやま)は、恐竜の背中のような切り立った石灰岩の岩峰や岩頭を連ねる奇異な山容の山である。石灰岩土壌のために、キリギシソウやホテイアツモリなどの特異な植物が多い山だ。それゆえに、盗掘や踏み付け等で貴重な植物が激減してきた。その対策として、1999年から入山規制をし、人数限定の自然保護学習モニター登山会を年3~4回行ってきた。現在、一般登山者がこの山に登ることができるのは、このモニター登山だけである。

 自分は、規制前の96年と98年の2回、南端からの尾根コースと西側からの沢コースで登っている。それから14年の入山規制の成果や保護団体の取り組み等をこの目で確かめたくて、今年初めて申し込んでみた。抽選の結果、今年最後の3回目が当たって申し込んで1回で参加することができた。

 昨日の事前学習会で顔を合わせた26名の参加者と山岡会長以下の引率スタッフ4名が、マイクロバスの乗り合わせ、惣芦別林道を登山口となる恐竜の背中のような尾根の南端まで入った。ここ10年間は頂上直下へ詰める扇沢コースで行っているそうだ。自分が過去に登ったコースとは違うので、期せずして3コースから登ったことになる。
 
 途中、目印を付けてくれている白花ノビネチドリやミドリニリンソウなどの変わった花や、まだ貝の化石が混じっている石灰岩の塊などの説明を聞きながら、急な沢を詰めて、この登山会のためにロープの設置された泥壁の源頭を登りきったら頂上直下のコルへ出た。登るにつれて、青空が広がり、夕張山系の山々をすべて眺めることができた。

 そこから花の多い頂上岩頭の下に3班に分かれて登った。チシマフウロ、エゾノハナシノブなどの咲く藪の中に最初のホテイアツモリソウを教えていただく。頂上岩頭の根元やや岩壁には多くの花々が咲いていた。初めて目にしたヘビノボラズを初め、わずか一株だけのレブンコザクラのほかに、ミヤマアズマギク、ミヤマハンショウヅル、これから咲くオオヒラウスユキソウ、シロバナミヤマムラサキなどなど・・・。

 そこから右へ下ると一番の目的だったホテイアツモリソウを全部で10株ほどを目にすることができた。北海道の山では現在おおっぴらに目にできるのはここだけだ。これも14年間の入山規制の成果だそうだ。

 今回は、多くの花を目にできたのはこの頂上岩頭直下だけだったが、今は歩くことができない岩尾根の根元などは、かなり回復しているらしい。そこも見てほしい気持ちはあるが、またこれだけの人数が歩くとせっかく回復し植生が荒れてしまうので我慢してもらっているとのこと。下山途中下の方でセイヨウタンポポの花や蕾の駆除作業もした。

 2日間に渡る崕山自然保護協議会・山岡会長を初めとするスタッフのこの崕山のすばらしい自然とその保護活動を理解してほしいとう熱意が十分に伝わる登山会だった。

 下山後、昨日と同じ会場で反省会が開かれ、一人一人感想を述べ合った。全員、今の入山規制は続けるべきという意見だった。自分も、この崕山は、今後の自然保護の意識を高め、全国の山へ広げていくための象徴の山として存在し続けてほしいと願っている。

 遠いところに住んでいる自分としては、何もお手伝いできないので、ただ感謝して会場を後にした。

 「ネット上にこの登山会のことを公開するに当たっては、何の制限も注文もないので、ありのままを公開してください」というお言葉をいただいたことがうれしかった。 

6:55芦別道の駅発 8:30登山口スタート、登り2時間50分、下り2時間10分、芦別道の駅着14:45 反省会15:00~16:00


登山口となる尾根の南端直下から岩峰を見上げる


頂上直下コルから頂上岩頭を見上げる


頂上岩頭の根元にて

 
わずか一株だけのレブンコザクラ    初めて目にした茎も葉も棘だらけのベビノボラズ


昨年の5月下旬に登った夕張小天狗の北峰と南峰(左)と夕張中岳(惣芦別岳)(右)
その間の奥の連なりは夫婦岩と芦別岳旧道コースの稜線と芦別岳


林道途中から中央部の岩峰や岩頭を眺める


詳しい山行記録や花の写真等の親サイトのHPへのアッププアは、帰宅する3日後以降・・・。

芦別あちこち&事前学習会

2013年06月22日 | 登山・旅行
 午後から、「崕山(きりぎしやま)モニター登山会」の事前学習だったので、午前中に芦別市のあちこちを見て廻った。


芦別のシンボル的存在の大観音像と五重塔を備えたホテル
個人的にはあまり好きな景観ではないが・・・。



全国で唯一現存する赤レンガ造りの「旧頼城小学校校舎」※登録有形文化財
かつて三井芦別炭鉱として栄えた頼城地区に昭和29年に建築された校舎。
この大きさからも、当時の栄えた様子が偲ばれる。現在は星槎大学(通信制)が利用している。


「炭山川橋梁(三井芦別鉄道ディーゼル機関車)※登録有形文化財
最後まで(平成元年)活躍したディーゼル機関車を橋梁の上に保存。


「旧干場家レンガ倉庫」~1913(大正2)年建築の市内最古のレンガ建築物。


「なまこ山総合運動公園」(『合宿の里あしべつ』の拠点)
芦別市は全日本バレーボールチームのホームタウン合宿地になっている。
立派な体育館、陸上競技場、野球場、サッカー場、テニスコートが揃っている。



「班渓山」(ぱんけやま)(295.3m)
市街地の背後に聳える市民が「電波塔の山」呼んでいる山。
頂上直下まで車で登れ、展望台もある。藪の中に二等三角点があった。



「上金剛山展望台」(313.5m)
眼下には野花南湖があり、芦別市街地を一望できる山。頂上まで車で登れた。
朝登ったときにはガス中で展望がなかっが、昼ごろになってガスが取れたので、登りなおしてきた。
展望台の下に旧宮内庁の標石と四等三角点があった。


「カナディアンワールド公園」
小説「赤毛のアン」の舞台になった19世紀のカナダの田園風景を再現した公園。

 バブル期に建設されたカナディアンワールドというテーマパークの跡で、当時は我が家も家族で訪れている。
 赤字続きのため1997年10月をもって閉園。その後、芦別市が施設を再利用する形で、無料の市民公園として再出発させている。なお、無料化するにあたり、経費の掛かる施設や設備等の運用は事実上放棄されている。車で1周できるようになっていた。

○「崕山(きりぎしやま)モニター登山会」事前学習会

 今回は今年の3回目のモニター登山で、参加者は26名だった。競争率約4倍だったそうだ。道の駅の隣にある「星のふる里百年記念館」を会場に2時間ほどの内容だった。

・崕山自然保護協議会 会長 山岡桂司氏挨拶
・百年記念館崕山ジオラマ見学
・参加者自己紹介
・スライド映写による概要説明
・保護活動の現状
・モニター登山の諸注意

 自己紹介のときに敢えて触れなかったが、「いつもホームページと新聞、楽しみに読ませてもらっています」と数人の方から挨拶をいただいた。
 また、ボランティアスタッフの中に、これまで何度か一緒に登っている美唄の郁ちゃんがいた。明日も同行してくれることになっている。



 夕食は、芦別名物のガタタンラーメンを食べた。一昨年の冬に班渓幌内山に登ったときにも食べて美味しかったので、楽しみにしてきたが、やはり美味しかった。

美瑛点描

2013年06月21日 | 登山・旅行

「四季彩の丘」から

 今日も下からスッポリガスで覆われ、山は諦めて、美瑛の方へ走った。
 まだラベンダーの季節ではないので、それに合わせて花のガーデンは、これからという感じだった。
 美瑛のパッチワーク模様は、小麦を中心とした柔らかい色合いで、この時期ならではの趣があった。


麦畑の向こうに「親子の木」?






上富良野町の「郭公の丘」?ポプリ畑


花もこれから・・・といった感じの「四季彩の丘」


「四季彩の丘」のポプリ


HYML仲間のまこにゃんさんが館長の「美瑛印象派 油彩の庭」・・・この庭はまこにゃんさんの作品
何度か寄っているが、花の種類もかなり増えて300種類にも。
歩道もきれいになり、手入れも行き届いて、非常に見応えのある立派なガーデンになっていた。

富良野・ドラマ館&風のガーデン

2013年06月20日 | 登山・旅行
 今日は、神居尻山の予定だったが、2時間ほど待ってみたが、ずっとガスで覆われたままだったので諦めて、富良野へ移動。
 まずは、明日の予定の富良野西岳の登山口のある新富良野プリンスホテルへ。敷地の中に新しく「富良野・ドラマ館」ができていたので、そこと「風のガーデン」を見た。その後、ラベンダーふらのの温泉でのんびり。時間が十分にあったので、昨日の山行記録をホープページにアップした。

○富良野・ドラマ館
 どれも、感激し、真剣に観たドラマばかりだったので、懐かしかった。






「北の国から」のコーナー


「優しい時間」のコーナー


「風のガーデン」のコーナー


○風のガーデン
 これで、3回目だが、今年は花が遅れているとのことで、いつもより咲いている花が少なかった。







 明日予定の富良野西岳でのHBCの同行取材は、天気予報がよくないので、6/26の羊蹄山で行うことに変更となった。放映日は7/5だそうだが、番組名と放映時間はまだ聞いていなかった。

オロフレ山&庚申草山

2013年06月19日 | 登山・旅行
 今週末の6/22~23の「崕山自然モニタ登山会」に参加するために、今日から家を出て、あちこち登りながら北上する山旅に出た。

 今日は、3時前に家を出て、まずはオロフレ山に登り、その後、中山峠を越えた旧国道から庚申草山に登った。

○オロフレ山(1,230.8m)

羅漢岩

 手軽に登れる花の山として人気の山である。これまで4回登っているが、この花の時期には登ったことがなかったので、今回の5回目のトライとなった。
 朝、到着したときには山が見えていたが、登り始めたらガスに覆われてしまい、最後まで花鑑賞登山に終始した。シラネアオイが下から上まで多く目に付いた。そのほかに、チングルマ、ハクサンチドリ、カラマツソウ、チシマフウロ、ミヤマダイコンソウ、ノウゴウイチゴ、ウコンウツギ、コイワカガミ、ツバメオモトなどなど。

 平日のガス中登山にもかかわらず、9時前の下山までの間に5組10人が登って来るのとであった。さすが人気の山である。
 6:30スタート、登り1時間15分、下り55分、8:45ゴール。


 羅漢岩の斜面を覆うチングルマ


 多く目に付いたシラネアオイ


登山口手前に群落を作っていたシナノキンバイ?
こんなところに咲く花ではないので、誰かが種を植えたらしい。


○庚申草山(918m)

 今回初めて解った山だが、中山峠の無意根大橋の上にある山。地図に山名の記載はないが、三等三角点名の庚申草が山名として定着しているようだ。それにしても、庚申草は栃木県と群馬県にしかない天然記念物なのに、なぜ、この北海道の三角点名に使われているのであろうか?植物名が三角点名に使われているのも珍しいが・・・。

 雪山の情報は目にしたことはあるが、夏に登ったという情報は目にしたことがなかった。ところが、先週末に、中山峠を越えたすぐの旧国道から繋がっている夏道があるという情報を得た。確かに地図で確かめると、頂上直下までの林道が記載されている。

 幸い、旧国道のゲートは開いていて、4kmほどの歩きを省略することができた。タケノコ採りの車が多く入っていた。頂上まで残り1km強だったが、確かに粗刈りの道と登山道が続いていた。頂上手前の岩場にはトラロープも設置されて、頂上の大きな岩の上にコンクリートで固められたケルンまであった。しかし、三角点はその100mほど先の低いところにあり、10~15分の強烈な藪漕ぎでようやく到着した。

 下山は、道端のタケノコを採りながら歩いたが、旅先なので自分で食べるだけにした。旧国道に出たらパトカーが3台も停まっていた。どうやらタケノコ採りの人が遭難したらしい。

 10:50スタート、登り30分、下り30分 12:00ゴール


頂上は、大きな岩の上にピッケルの先状のものと鉄の輪が埋め込まれたケルンが設置されていた。
目の前には、喜茂別岳~並河岳~中岳~無意根山の連なりが見えていた。

頂上手前の岩場


 明日は、18年ぶりの神居尻山の再訪の予定なので、温泉の併設されている新篠津の道の駅まで走った。そこで、次回の「ほっかいどう山楽紀行」の校正原稿をFAXで受け取り、電話で対応した。そこへ、HBCの記者から電話が入った。以前にメールをいただいていた取材の件だった。ラジオだと思っていたらTVだそうだ。山に一緒に登ってカメラで撮影しながらの取材をしたいとのことだった。急遽、明後日予定の富良野西岳で同行取材をすることで話が付いたが・・・ビックリだ!

 オロフレ山の多くの花の写真と庚申草山の詳しい山行記録は下記でどうぞ!
 http://sakag.web.fc2.com (アップ完了)

緑の島とハマナス

2013年06月18日 | 花・紅葉だより

 一時は水族館建設の計画もあった「緑の島」・・・1991年に完成した函館港の浚渫土砂で埋め立てた人工の島ではあるが、この7/27&28に開催される函館出身の人気ロックバンド「GLAY」の函館野外ライブ会場として注目を浴びている。函館史上最大規模のイベントとなり、2日間で延べ5万人の入場者を迎え入れるための整備作業が進んでいるという。

 その整備状況とちょうど見頃を迎えたはずのハマナスの花を見たくて、夕方に出掛けてみた。

 今日の状況では、整備済みの広場と未整備の土地の間の未整備の約2mの高低差を解消するために小山を削って平らにするなどの工事は終わっていた。この整備をきっかけに、今後緑の島は恒久的なイベント広場とするらしい。すでにチケットも完売し、市内や近郊のホテルはすべて満室だという。GLAYが故郷函館にもたらす様々な経済効果を考えると、この整備への投資は十分に回収されるだろう・・・? 








五稜郭公園のスイレンとカルガモ親子

2013年06月17日 | 花・紅葉だより

 本来であれば、今日から、6/22~23に当たった「平成25年度崕山自然保護モニター登山会」までの山旅に出る予定だった。しかし、明日から20日までずっと雨予報なので、ぎりぎりまで延ばすことにした。

 そこで、今日は、昨日のヤンカ山の記録をHPへアップした後、カメラ持参で五稜郭公園へ出掛けた。目的は、先日のジョギング時に目にした堀に咲くスイレン(ヒツジグサ)とカルガモ親子である。










ヤンカ山

2013年06月16日 | 登山・旅行

 札幌、岩見沢、室蘭、伊達方面からやってきたHYML(北海道の山メーリングリスト)メンバーに同行して八雲町熊石のヤンカ山(619m)に登ってきた。いつもの通り東コースを登り、西コースを下って周回した。

 これで、3回目だが、相変わらず、熊の糞が多く、登りも下りも急登尾根の連続で、登り甲斐のある山だった。

 8:15スタート、登り2時間05分、下り1時間30分、12:10ゴール。登山口で別れて、他のメンバーは見市温泉へ。自分は平田内温泉のあわびの湯に入って帰路についた。


前ヤンカのコルから頂上への急登

 
サルメンエビネ          コケイラン
これらの他に、ササバギンラン、ギンリョウソウ、ノビネチドリなどの花が目についた。
皆さんが楽しみにしていたクマガイソウはすでに終わっていた


 頂上から熊石漁港と市街地を見下ろす


 下りの途中から頂上西面を望む


 前夜、八雲のBaさんの別荘にて


 詳しい山行記録は、親サイトの下記でぞうぞ!
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旬菜食健 ひな野函館店

2013年06月14日 | 食べ物

 夕食に、以前から一度は入ってみたいと思っていた港町のポールスターショッピングセンターにある「旬菜食健 ひな野函館店」へ。

 この店は、全国のあちこちに展開している、有機・特別栽培の食材をふんだんに使用し、添加物を排除した自然食バイキングレストラン。旬の食材を使った40~50種の料理や数種類のごはんとデザート&ソフトドリンクが食べ放題&飲み放題。函館店は、ランチもディナーも1575円。






 貧乏性なので、バイキングというと、種類も多いので、年甲斐もなく、ついつい少しずつでもいろいろ食べたくなる。いつものパターンで、食べ過ぎて腹が苦しくなり、自己嫌悪に陥る・・・。以上の他に、お寿司もデザートも数種類食べちゃった。いくら健康食でも、食べ過ぎると不健康食に・・・?