癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

大日ヶ岳&鷲ヶ岳

2010年04月19日 | 登山・旅行
(画像は、白山をバックに大日如来像が鎮座する大日ヶ岳頂上)

今日も天候に恵まれ、国道156号線や東海北陸道を挟んで対峙する岐阜県の大日ヶ岳と鷲ヶ岳の一日2山に登ることができた。両山とも麓には2つずつスキー場を抱えて、冬期間は東海地方のスキー客で賑わっているらしい。

○大日ヶ岳(1709m)
長良川の源流部に位置し、名前からも窺える通りの信仰の山である。大日如来が下り立ったという伝説がある。

夏道もある東斜面のダイナランドスキー場のゲレンデを登り、その上に続く東尾根をピストンした。標高差約700m。スキー場からの下から雪を繋いで登ることができ、下りが楽だった。

頂上には、大日如来像と一等三角点と立派な山岳標示盤が設置されている。昨日の猿ヶ馬場山からは白山の陰で見えなかった山々が見渡せた。この後の予定の野伏ヶ岳や経ヶ岳も・・・。昨日見えた笈ヶ岳は見えなかった。また、昨日見えていた北アルプスは霞んでみえなかった。

6:00スタート。登り、1時間35分。下り、55分。8:45ゴール。9:00には次の鷲ヶ岳へ移動。

○鷲ヶ岳(1672m)
昔、美濃の山奥で村人を苦しめていた大鷲退治の伝説が山名の由来。その大鷲退治をした藤原頼保の顕彰堂がいっぷく平に建てられていた。

西斜面に広がる鷲ヶ岳スキー横の桑ヶ谷林道から続く夏道をピストンした。登山口手前の標高1130m付近まで車で入ることができた。標高差550mほど。林道の途中で歩いて登っている小牧市から来たという青年を拾い、最後まで行動を共にする。

大日ヶ岳と直線で20kmも離れてないのに、雪は登山道のあちこちに残るだけで、ほとんど夏山登山だった。

山頂からは、360度の素晴らしい大展望が広がる。白山はもちろん、昨日の猿ヶ馬場山ややや霞ながらも乗鞍岳と御岳が見えた。

ポカポカ陽気の下で1時間以上もお喋りを楽しむ。山の魅力にはまって間もない初々しさと何でも吸収しようとする姿勢が印象的な好青年。秋には結婚を控えているとのこと。お幸せに!

9:30スタート。登り 1時間35分、下り 1時間15分。13:30ゴール。

下山後、国道156号線に出て、湯の平温泉にでのんびり寛ぎ、道の駅「白鳥」に落ち着く。明日は、登山道のない野伏ヶ岳の予定だが、天気が微妙。