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トルコ大統領令嬢と防衛産業技師の結婚に政治家たち勢揃い

2016年05月15日 | 国内
5月15日 エルドアン大統領令嬢シュメイヤ・エルドアンさんと、防衛産業エンジニア、セルチュク・バイラクタル氏が、5月14日、イスタンブルのキュチュクチェメジエで結婚式を挙げました。花婿バイラクタル氏は父親のオズデミル・バイラクタル氏とともに、無人機を開発した防衛産業企業の技術者です。

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結婚式にはアブドゥラ・ギュル前大統領とアフメト・ダウトオール現首相も列席しました。その他、イスマイル・カフラマン国会議長、参謀長フルシ・アカル将軍、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ大統領評議会のバクル・イゼトベゴヴィチ議長、パキスタンのナワーズ・シャリーフ首相、レバノンのサアド・ハリリ前首相、アルバニアのエディ・ラマ首相らも出席しました。

また、数か国の代表、トルコの閣僚たち、外交官たち、ビジネスマンたち、アーティストたちを含む大群衆が、会場となったヤフヤ・ケマル・バヤトリ舞台芸術センターに集まりました。結婚式はコーランの詩文の朗唱から始まりました。花嫁と花婿の生い立ちのビデオが流されました。

婚約は3月12日の予定でしたが、その直前に花婿の父親が心臓ショックで入院したため、3月20日、カップルは自邸での控えめな集まりで婚約しました。大統領令嬢はアメリカのインディアナ大学で社会学と政治学を学んだ後、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで修士号を取得しました。バイラクタル氏は2002年、イスタンブル工科大学を卒業をし、ペンシルヴァニア大学とマサチューセッツ工科研究所で修士号を取得、ジョージア工科研究所で博士号を得ています。


「女性の癌に気をつけよう」と、ボスフォラス橋がピンクに照明された

女性たちに癌への注意を呼びかけるために企画されたサイクリング・ツアーが、ウィーンからイスタンブルまでの旅を終えました。ボスフォラス橋はこのツアーの趣旨に賛同を表わすために、ピンクに照明されました。

 Hurriyet
女性の癌撲滅のためにピンクに照明されたボスフォラス橋


「私たちは女性の癌を撲滅する」と名づけられたこの自転車ツアーは、トルコの保健省と、婦人科腫瘍学欧州共同体が共同で企画したもので、自転車ツアーは毎年、欧州諸国で行われています。

今年のルートはウィーンで始まり、ハンガリー、クロアチア、セルビア、ブルガリア、ギリシャを通って、イスタンブルが終点になりました。アンカラからイスタンブルへ自転車で来たトルコのサイクリストたちが、ヨーロッパから来たサイクリストたちを迎えました。

このイベントの一環として、イスタンブルのヨーロッパ側とアジア側を結ぶボスフォラス橋が、5月14日、ピンクにライトアップされました。「自分のからだは自分でケアするべきです。自分を大切にし、愛する者たちとともに、健やかな未来を計画するために・・・」と、ムエッジンオール保健相はスピーチで記者団に語り、健康的なライフスタイルの重要性を力説しました。

「タバコとアルコールは止めましょう。健康的な食事をし、活動的に暮らしましょう。この3点に注意するだけで、癌は50%減らせるのです」と保健相は言いました。


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