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シリアへ越境しようとしたIS戦闘員3人ををトルコ軍が射殺

2016年05月07日 | 国内
5月7日 5月6日朝、国境を超えてトルコからシリアへ不法に入ろうとしていたイスラム国(IS)戦闘員3人がトルコ軍に射殺されました。

 Hurriyet
南東部ガジアンテプ県オーウゼリ地区で、トルコ治安部隊は外国人IS戦闘員を発見、止まれと警告しましたが、従わなかったので発砲しました。負傷したIS戦闘員11人は病院に運ばれました。事件の捜査は進行中です。


「ジュムフリエト」のジャーナリストが国家機密漏洩で5年の判決

イスタンブル裁判所は「ジュムフリエト」のジャーナリスト、ジャン・デュンダル氏とエルデム・ギュル氏に、“国家機密漏えい”の罪で禁固5年を判決しました。

 Hurriyet
中央のメガネがデュンダル氏、その左がギュル氏


デュンダル編集長は国家機密漏えいで、禁固5年10か月、ギュル・アンカラ支局長は同罪で禁固5年。裁判所はジャーナリストたちに“クーデターの企て”の罪は免除しました。裁判所はまた、“加盟せずに武装テロ組織に故意に助力した”罪については別件としました。2人に対する出国禁止は解除されました。

「われわれはみな、勇気を持たなければならない」とデュンダル氏は判決後、記者団に言いました。裁判の休憩中、デュンダル氏が記者たちと話しているとき、デュンダル氏に近寄り、「裏切り者」と叫んで、彼の脚をねらって2発発砲した男がいました。男はすぐに捕らえられ、デュンダル氏にケガはありませんでした。男は1976年、シワス生まれのムラト・シャヒンと認定されました。

デュンダル氏とギュル氏は、2014年、トルコの情報機関のトラックが武器を積んでシリアに向かったという記事を報道したため、国家機密を漏えいしたとして裁判にかけられました。2人は2015年11月26日に逮捕されましたが、憲法裁判所の判断で2月26日に釈放されていました。

・・・禁固5年なんて、信じられません。


PKKの“爆弾つくり”がイスタンブルで捕まった

5月3日、偽造ID所持で、イスタンブルのバス駅で捕まったPKK戦闘員は、昨年、ディヤルバクルのシルヴァン地区で起こったPKKの攻撃に使われた爆弾をつくった戦闘員らしいと、警察が言いました。

 Hurriyet

警察がY.A.と認定した戦闘員は、イスタンブルのハレムのバス駅に着いたところを拘束されました。捕まったとき、“ディヤル・ドーアン”という偽造IDを持っていた容疑者は、11の裁判所から指名手配されていた人物で、2015年12月15日のシルヴァンの攻撃で使われた爆弾をつくった戦闘員でした。

ディヤルバクル=シルヴァン自動車道を装甲車が通過するとき起こった爆発では、アフメト・カブクチュ警察署長、ムスタファ・ノフト特別警察隊員と、公務員のヌーリ・ヤザネルさんが死亡、他の2人の警官が負傷しました。

この容疑者はまた、ディヤルバクルのスル地区に設置された爆弾もつくったといわれ、大規模な攻撃を手伝うために、ディヤルバクルからイスタンブルへ来たと言われます。

トルコ軍(TSK)は5月6日、トルコのジェット機が北イラクのPKKのターゲットを爆撃したと発表しました。空爆は午前3時半から4時半の間、ガラ地方とハックルク地方のPKKの発砲拠点とシェルターを攻撃しました。
 

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