夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

『ベルサイユのばら ~オスカル編~ 』(6)

2014-05-11 11:09:51 | 宝塚観劇つれづれ

好き勝手に書き綴ってきた、ベルばら語り。
初日からの3公演での記憶をもとに書いていますが、幕が上がってはや1週間が過ぎ、舞台にも変化が見られる頃ではないでしょうか?
いつものとおり、大きくネタバレしていますので、ご注意くださいm(__)m


娘役さんたちのこと。
オスカル編の場合、娘役さんたちに役がないですねぇ‥‥
ヒロインのロザリーとジャルジェ夫人とマロン・グラッセ(乳母)を除けば、オスカルの5人の姉たち、ルルーの他は、市民の女になります。

市民の女たちには、役名がついていて、いずれも衛兵隊士たちの家族という設定になっていますが、「あんた、私に銃を向けるのかい」みたいな台詞が、何度も何度も場面を変えて繰り返されるのです‥‥
そういう台詞は、ここぞという一場面だけにして、贅沢三昧のアントワネットに対する批判や、小麦が値上がりしてパンが買えないとか、(ネッケルが罷免されたという台詞はありましたが)具体的な社会批判の台詞でも入れればよいのに‥‥と感じたのでした。


市民の女たちの中で存在感を示していたのが、美風舞良ちゃんや大海亜呼ちゃんら上級生。
気取ることなく、平民になりきっておりました。
だからこそ、もっと実のある台詞をあげてと思います。
バスティーユでのダンスは迫力がありました


今回の公演で、新人公演のヒロイン経験者の、愛花ちさきちゃん、すみれ乃麗ちゃんのおふたりが残念ながら退団されてしまうのですが「最後の役があれでは、心残りなのでは」と余計な心配をしてしまいます。

たらちゃんは、衛兵隊士の妹で盲目のイザベル。
薄幸な少女がよく似合っていましたが‥‥役不足感は否めません
出番は少なくなるかもしれませんが、ディアンヌにキャスティングして、一場面だけでも見せ場があったらいいのにね‥‥

れーれはルルーです。
れーれの子役は上手いです
でも、れーれにはロザリーが似合います。
きっとあの脚本でも、ロザリーの健気さや必死感が伝わったと思うのです。

そのロザリーは実咲凛音ちゃん。
幕が下りたとき、私の後ろで観劇なさっていたご婦人がお連れの方に「娘役トップの人は何の役をしていたの?」と訊いておられました‥‥
今回のロザリーはそういう役です
凛音ちゃんのロザリーは、しっかりものの奥さんで、ベルナールとはひたすら“同志”という関係しか見えてこなかったのが、残念でした‥‥
(あの脚本ではしょうがないのですが)
凛音ちゃんにはアントワネットを当ててあげたかったですね。
天国のオスカルを幕切れに持ってきたかったら、断頭台は説明台詞にしてもいいからオスカルとアントワネットの場面が少しでもあれば、良かったのにね‥‥
ロザリーがバルコニー?からオスカルの部屋を訪れるのはそのままでしたしかも夜‥‥
当時の貴族の館は、私室はたいてい2階にあったのですけれど‥‥
(原作にだって、オスカルがジャルジェ邸の階段を降りてくるシーンがたくさんあるのだから、窓から出入りするのは無理だということに、U氏にそろそろ気づいてほしいものです)


だんだんネタ切れしてきましたが、もうちょっとだけ続けます

(to be continued…)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『ベルサイユのばら ~オスカ... | トップ | 『ベルサイユのばら ~オスカ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

宝塚観劇つれづれ」カテゴリの最新記事