夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

「モーツァルト!」 (1) μ

2010-12-12 11:45:07 | 宝塚歌劇以外の観劇つれづれ
帝国劇場で、『モーツァルト!』の4演目が開幕しました

初日・次の日と11月某日と12月某日に観てきました
my楽は終わってしまいましたが、今期も、いろいろと楽しかったです


今期のヴォルフガングは、初演以来ずっとタイトルロールを演じている井上芳雄くんと、今回がお初の山崎育三郎くん。

ヴァルトシュテッテン男爵夫人は、二演目から連続の香寿たつきさんと、前回からの涼風真世さんです。

アマデは可愛い3人の子役ちゃんたちの交互出演です。

あとの主な役どころは、前回(2007年)と同じです。

初日と2日目は、井上芳雄くんのヴォルフガングでした。
なので(アマデ役の子役ちゃんたちはそれぞれデビューでしたが)、『エリザベート』の初日のような張りつめた雰囲気もなく、和やかに手堅く舞台は進行していったように感じました。
「あぁ、あの“モーツァルト!”が還ってきたね」という感じでしょうか


井上芳雄くんのヴォルフガングは、チャンスがあればザルツブルクから飛び出したいと願っている反逆児ではあるけれど、そんなに熱い志を持つ青年には見えず、今まででいちばん大人っぽい雰囲気を持ったヴォルフガングに見えました。
芳雄くんはもう若手ではなく、中堅になったのだな、と感じるヴォルフガングでした。


ところが、二週間後に観に行ったら、役作りを変えようと試行錯誤している最中だったのでしょうか
ヴォルフガングの精神の未熟さを出したいのか?演技そのものが、芳雄くんらしくなく、どたばたしていました
歌い方も、わざと崩して多少乱暴に歌っている気がしました。

この回は不思議なことに、ナンネル役の高橋由美子さんも、なんだか演技がとっちらかっていて役作りを模索している感じでした。

(これらはあくまでも私感です

初演からずっと一緒のメンバーだからこそ、改めて役作りを練り直しているのかな?などと考えながら、帝劇をあとにしました。


でも、芳雄くんのヴォルフガングは、私にとってその日が最後なのでした。
「今後、どのように芳雄ヴォルフは進化していくのだろうか
興味は尽きず、もう一度どこかで観たいなぁ~と思ったのですが、今月の帝劇も来月の梅田芸術劇場も、あとは行けそうにありません‥‥

それだけが心残りな今期の『モーツァルト!』です


写真は、プログラムと初日に配られた読○新聞の号外です。


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