約2年8ヵ月ぶりに上京しました。
行き先は帝国劇場。
『エリザベート』を観るのです🤭
東京駅のグランスタと有楽町駅の構内や改札口が新しくきれいになっていました。
『エリザベート』は2020年春~夏に上演予定だったのが、全公演中止になりました。
今回はそのリベンジの公演とでもいいましょうか?
花總まりさんのシシィは今回で最後らしい?ので、花總×古川トートで平日のマチネを狙っていろいろ入力したら、ラッキーなことに一公演、チケットが手に入りました。
2019年に観ているので、3年ぶりの『エリザベート』です。
それでも充分懐かしいし、劇場の空気が嬉しい😆
✴️10月24日(月) 13時開演
✴️キャスト
❇️シシィ@花總まりさん
お花さまのシシィを観るたびにいつも思うのは、少女時代のシシィに違和感がまるでなくて、本当に可愛らしい。
声は、歌声も含めて、少女時代→新婚時代→と少しずつ変えていっています。
だから「♪私だけに」は少女寄りの歌声でした。
なので、「♪私だけに」はおとなびた声で歌う一幕ラストのほうが声は好きかな?
勝ち誇って歌う「♪私が踊る時」や、逆に深い苦悩を歌う「♪魂の自由」も好きなナンバーです。
この両極端の感情に、シシィの精神の不安定さが表れていますね。
2階席だったので、オペラが手離せず、お花さまの表情をしっかり見ていました。
フランツからプロポーズされて「幸せになりましょ🎵」と歌うシシィの笑顔が、これ以上ないくらい素敵で可愛くて。
ルドルフに「最悪の事態に陥ってしまったんだ🎵」と打ち明けられたときの、シシィのルドルフを見る眼が冷たくて、面倒なことを持ち込まないでちょうだい、と言っているようで、この場面のシシィの目線の無関心さがとても気になりました。
だからこそ、ルドルフの棺の場面で泣き崩れて後悔しているのかと思いきや、「♪夜のボート」でどんなにフランツから懇願されても、頑なに、ふたつのゴールと言い張るシシィ。
実は、今回がいちばんシシィに思い入れが出来なかったのです。
ゾフィーから厳しくされたこと、フランツがゾフィーには逆らえないことなどシシィに同情する部分はありますが、今回はまるでシシィの気持ちに寄り添えない。
特にルドルフの死後は、無責任でわがままな女性としか見えません。
お花さまシシィの演技力の賜物とは思いますが・・・わたしの思考が保守化した部分もありますね、きっと💦
最後はシシィのほうからトートにくちづけします。
それだけ、シシィは死を望んでいたのだということでしょうか?
一路真輝さんがシシィを卒業した年齢を、実はお花さまはとうに越えてしまっています💦
というか、一路さんがシシィを卒業した年齢あたりから、お花さまは東宝版のシシィを演じ始めました👀
女性の、まして女優さんの年齢のことを語るのは不粋なことと、承知はしていますが・・・
あの瑞々しさはただただ驚嘆するのみです✨
❇️トート閣下@古川雄大さん
トート閣下としては今回が2回目。
美しいトート閣下。
だいぶ骨太になって、慣れてきたという印象を受けました。
若い黄泉の帝王なのだけれども、大きく構えてシシィを見ている感じでしょうか?
妖しげな目つきもすてきです✨
アシンメトリーなデザインの黒の衣装が高身長に映えます。
そう、東宝版ですと、シシィとの身長差がいいんですよね😃
「♪最後のダンス」のシャウトがけっこう激しくて、聴きごたえありました。
このあたりまでは若い血が滾っているトートなのだけれど、徐々に落ち着いてくるというか、じっくりとシシィを待つ体勢に入る感じ?
ナンバーはどれも聴いていて心地好かったです😃
これからもトート閣下を演じ続けてほしい役者さんだと思いました。
帝劇のステンドグラス✨
(続きます😃)
行き先は帝国劇場。
『エリザベート』を観るのです🤭
東京駅のグランスタと有楽町駅の構内や改札口が新しくきれいになっていました。
『エリザベート』は2020年春~夏に上演予定だったのが、全公演中止になりました。
今回はそのリベンジの公演とでもいいましょうか?
花總まりさんのシシィは今回で最後らしい?ので、花總×古川トートで平日のマチネを狙っていろいろ入力したら、ラッキーなことに一公演、チケットが手に入りました。
2019年に観ているので、3年ぶりの『エリザベート』です。
それでも充分懐かしいし、劇場の空気が嬉しい😆
✴️10月24日(月) 13時開演
✴️キャスト
❇️シシィ@花總まりさん
お花さまのシシィを観るたびにいつも思うのは、少女時代のシシィに違和感がまるでなくて、本当に可愛らしい。
声は、歌声も含めて、少女時代→新婚時代→と少しずつ変えていっています。
だから「♪私だけに」は少女寄りの歌声でした。
なので、「♪私だけに」はおとなびた声で歌う一幕ラストのほうが声は好きかな?
勝ち誇って歌う「♪私が踊る時」や、逆に深い苦悩を歌う「♪魂の自由」も好きなナンバーです。
この両極端の感情に、シシィの精神の不安定さが表れていますね。
2階席だったので、オペラが手離せず、お花さまの表情をしっかり見ていました。
フランツからプロポーズされて「幸せになりましょ🎵」と歌うシシィの笑顔が、これ以上ないくらい素敵で可愛くて。
ルドルフに「最悪の事態に陥ってしまったんだ🎵」と打ち明けられたときの、シシィのルドルフを見る眼が冷たくて、面倒なことを持ち込まないでちょうだい、と言っているようで、この場面のシシィの目線の無関心さがとても気になりました。
だからこそ、ルドルフの棺の場面で泣き崩れて後悔しているのかと思いきや、「♪夜のボート」でどんなにフランツから懇願されても、頑なに、ふたつのゴールと言い張るシシィ。
実は、今回がいちばんシシィに思い入れが出来なかったのです。
ゾフィーから厳しくされたこと、フランツがゾフィーには逆らえないことなどシシィに同情する部分はありますが、今回はまるでシシィの気持ちに寄り添えない。
特にルドルフの死後は、無責任でわがままな女性としか見えません。
お花さまシシィの演技力の賜物とは思いますが・・・わたしの思考が保守化した部分もありますね、きっと💦
最後はシシィのほうからトートにくちづけします。
それだけ、シシィは死を望んでいたのだということでしょうか?
一路真輝さんがシシィを卒業した年齢を、実はお花さまはとうに越えてしまっています💦
というか、一路さんがシシィを卒業した年齢あたりから、お花さまは東宝版のシシィを演じ始めました👀
女性の、まして女優さんの年齢のことを語るのは不粋なことと、承知はしていますが・・・
あの瑞々しさはただただ驚嘆するのみです✨
❇️トート閣下@古川雄大さん
トート閣下としては今回が2回目。
美しいトート閣下。
だいぶ骨太になって、慣れてきたという印象を受けました。
若い黄泉の帝王なのだけれども、大きく構えてシシィを見ている感じでしょうか?
妖しげな目つきもすてきです✨
アシンメトリーなデザインの黒の衣装が高身長に映えます。
そう、東宝版ですと、シシィとの身長差がいいんですよね😃
「♪最後のダンス」のシャウトがけっこう激しくて、聴きごたえありました。
このあたりまでは若い血が滾っているトートなのだけれど、徐々に落ち着いてくるというか、じっくりとシシィを待つ体勢に入る感じ?
ナンバーはどれも聴いていて心地好かったです😃
これからもトート閣下を演じ続けてほしい役者さんだと思いました。
帝劇のステンドグラス✨
(続きます😃)