夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

『異人たちのルネサンス』(2)

2018-12-21 23:27:43 | 宝塚観劇つれづれ



ロレンツォの弟のジュリアーノが桜木みなとくん。
弟、ヒロインに想いを寄せる、最後は死ぬ・・・デジャブ感がある役ですね😅
枢機卿になろうとしていたくらいだから、真面目な青年だったのでしょう。その一方で、兄が俗世を支配するのなら、自分はヴァチカンを手中におさめようという野心も持ちあわせていて、自分が兄の駒でしかないと気づかされたとき、兄への敵がい心が燃え上がる。
ずんちゃんは大人の男が似合うようになりました😊
愛ちゃんがいなくなるし😢今、ずんちゃんを男役としてちゃんと育ててあげて❗️と思います。でないと、宙組生え抜きのトップはいつまでたっても誕生しない。

宙組の娘役2番手は誰なのでしょう?
遥羽ららちゃん?天彩峰里ちゃん?
ららちゃんはジュリアーノの婚約者のイザベラ。大きな国(ミラノ公国)のお姫様らしい尊大な感じがありましたし、ドレスもきれいでしたが、イザベラとしては一場面だけの登場でした。
峰里ちゃんは少年役でサライ。物語のキーパーソンかも?というような重要な役です。声を変に作ったりしないで、自然に少年らしくて上手いなと思いました。峰里ちゃんはエトワールで歌ってもいるので、やっぱり娘役2番手みたいですね☺️
期待の夢白あやちゃんは、カテリーナの子供時代と最後はロレンツォの愛人のルクレツィアも。芝居が上手いしきれいな娘役さんですよね。

で、なぜ若手の娘役さんに言及したかと言いますと・・・
座付きの作・演出家ならば、ヒロインひとりだけではなく、もうひとりくらい若手の娘役を娘役として活躍させる脚本を書くべきなのでは?と思ったからなのでした。

それと組長が二役演じていますが、最初のローマ教皇役は風馬翔くんでも良かったのでは?今回で退団なのだし(もちろん翔くんはトルコダンサーもやります)。何より組長がミラノ公として出てきたときに、「え?なんでここにローマ教皇がいるの?」とちょっと混乱してしまったので。←衣装が違うし、これは明らかに私の理解力不足⤵️

前ものが日本物だったので、最後にちょっとショーがつきました😊
若手男役3人の銀橋渡り、ラインダンス、黒いドレスの娘役さんたちと真風くんのダンス、男役さんたちのダンス、トップコンビのデュエットダンスと、これも鉄板の構成でしたが、やっぱりショーはワクワクしますね😃💕

消化不良な部分もありましたが、今年の東京宝塚劇場ではいちばんくらいに良いお席で、良い宝塚納めになりました☺️

Mさま、今年もありがとう🎵
来年🐗もよろしくねー😺


☆おまけ☆

Mさまがお伊勢参りに行ってきたそうで、お土産をいただきました🙌
どうもありがとうございます💕

匂い袋とお菓子。(美味しくいただきました😃)
さすが伊勢。パールがついています。(これは根付になります)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『異人たちのルネサンス』(1)

2018-12-21 00:32:47 | 宝塚観劇つれづれ
先日、友人と観劇してきました。
友人は初見、私は2回目です。
下手よりながら、オペラグラスがいらないお席で、銀橋をスターさん✨が通るたびに、ふたりともうっとりと見上げておりました💕

以下、ネタバレしています。



《万能の天才と謳われながら、その生涯に多くの謎を残すレオナルド・ダ・ヴィンチ。彼の創作の源が、ある女性への愛であったと仮定し、ダ・ヴィンチと彼を取り巻く人々との愛憎を描く》

佳作とは言えませんが、大劇場で観た方たちが酷評するほどの駄作でもなかった、というところでしょうか?

幾重にも陰謀が張り巡らされたルネサンス期のフィレンツェが舞台なので、人物関係が複雑です。
また、兄と対立した弟が敵側にそそのかされて結局死ぬ、というストーリーにはデジャブ感があります。
そして、主人公とヒロインは幼なじみで、ヒロインは主人公のことばをいつまでも忘れないで生きてきたが、決して幸せではない、というエピソードも王道ですね🙆

このように、安心?の作劇でありながら、なぜか盛り上がりに欠けるのですね🤔
それは、ダ・ヴィンチがほとんど受け身に見える、ということにあるのではないでしょうか?
むしろ、ロレンツォ・デ・メディチを主人公に据えたほうが、盛り上がったのではないかな?と思ったのでした。

ダ・ヴィンチは真風涼帆さん。
私たちが肖像画で知るずっと以前の若き日のダ・ヴィンチ。
他人が評価するほど己れの才能を自覚していない頃。
颯爽として、芸術への真っ直ぐな情熱がありました。
衣装もなかなかすてきでした。

ダ・ヴィンチが想いを捧げるカテリーナは星風まどかちゃん。
童顔なので、そういう女性には見えないという声もありますが、そこは想像力で💦
グイドやロレンツォに捕らわれた美少女という感じは出ていたと思います。
わりと無表情で、自分で人生は選べない、という哀しみや諦めの雰囲気もありました。
カテリーナのドレスが素晴らしかったです。
細部まで凝ったデザインで、いつかシャンテに展示してほしいねーと友人と言い合いました。(そっと撫でて生地の質感を確かめたいですね・・・できないけれど😢)

衣装といえば、ロレンツォの弟のジュリアーノの婚約披露の場での娘役さんたちの衣装が、高さがある被り物のせいか、『リボンの騎士』の世界だわ😃となんだか楽しくなったのでした。
衣装担当は、有村淳先生。

メディチ家の当主のロレンツォは芹香斗亜さん。
毒殺の用心のために身体を毒薬に慣らしているような、権力欲のある冷静な自信家のロレンツォでした。
ロレンツォがカテリーナをなぜ手元に置いたのか?カテリーナとグイドの関係をどのくらい知っているのか?ロレンツォはカテリーナを愛しているのか?
というあたりが、あまりよく解らず、もやもや~😣
ロレンツォがカテリーナを可愛がっている、というのはわかりましたが。
キキちゃんの髪型がすてきでした。赤の衣装もお似合いでしたが、着たきりすずめなのね😢でも赤のマントの生地がとても凝ったものでした。

ロレンツォに敵対するフィレンツェ司教のグイドに愛月ひかるくん。
こちらは黒の法服で通します。
役がどうとかよりも、次に宙組を観るときには愛ちゃんはいない😢ということばかり考えてしまいました。
研4で抜擢されたときからずっと見てるからね・・・専科に行ってもいろいろな演出家から呼ばれますように🙏最近、立て続けに演じてきた個性的な役や色濃い役の経験が生かされますように🙏

長くなってしまいました。
一旦、ここまでm(_ _)m
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする