夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

2018年の宝塚観劇に思うこと

2018-12-23 22:18:07 | 観劇の周辺
※ 今年のベスト、ワーストを論じた内容ではありません。あくまで年の瀬の雑感です (>_<)



おかげさまで2018年もたくさん宝塚歌劇を観ることが出来ました🙂

東京宝塚劇場での本公演は全部観ているはずです。
友の会ではチケットはなかなか当たらないものの、あちこちに申し込んだり、声をかけてくれる友人知人がいたりで、チケット🎫が手に入っていまして、これはとてもありがたいことです🙇

本公演以外では、『ウエストサイド・ストーリー』を東京国際フォーラムCで、『不滅の棘』と『THE LAST PARTY』を日本青年館で、雪組全国ツアーの『誠の群像/SUPER VOYAGER』を仙台で観ました。

若手のバウホール公演は東上しないので、東京での公演数は本拠地に比べて少ないですよね。

また、ライブビューイングも何度も観ました。
ライブビューイングは地方民にとってはとてもありがたいです🤗
その中でも花組の博多座公演と舞浜アンフィシアター公演、星組の台湾公演のライブビューイングがあって、見に行けたのは嬉しかったです。
星組の最後の中日劇場公演のライブビューイングがなかったのは、残念でした。

今年は大劇場まで遠征したのは1回でした。
1月の大寒波のさなかに、萩尾望都先生の大ファンの友人と『ポーの一族』を観に行きました。通天閣界隈に行くという観光もしたのですが、今まで2回しか宝塚歌劇を観たことがなかった友人が、花の道や 宝塚歌劇の殿堂 にいたく感激してくれて嬉しかったです。もちろん『ポーの一族』も喜んでもらえて、良い思い出になりました🤗

ベストだのワーストだのは書かないとはいいましたが、やはり好きな演目、そうでもない演目はあります。

『THE LAST PARTY』は演目そのものにすごく思い入れがあるので、演者が変わっても、衣装・舞台装置含めてやっぱり大好きだなぁと改めて感じました。

『不滅の棘』も思い入れがありました。幕開き直後は、初演の春野寿美礼さんの影がずっとちらついていました。しかし、舞台が進むにつれて愛月ひかるさんのパワーがどんどん押し寄せてきて、愛月さんの『不滅の棘』になっていったのは素晴らしかったです。

『エリザベート』はもともと大好きですが、今年の月組版は本当にタイトルロールのごとく、エリザベート(愛希れいかさん)に求心力があり、それに伴ってトートの役づくりというか、物語の中での立ち位置が今までの宝塚版とは違って、とても新鮮でした。

そして外せないのが『ポーの一族』です。トップ5年目なのに違和感なく14歳のエドガーを演じられる明日海りおくんを中心に、役者が揃っていたと思います。小池修一郎氏が熱望した舞台化だけに、脚本もあれもこれもと欲張らずわかりやすい構成でした。衣装や舞台装置もとても良かったです。

反対に、あれもこれもと欲張り過ぎて中途半端で消化不良を起こしてしまったのが、『天は赤い河の辺り』でした。一本立てならともかく、何故に1時間40分くらいの枠でこの作品を舞台化しようとしたのか?小柳奈穂子氏の思惑が謎です。(まさか東宝の『王家の紋章』に対抗して、とかではないですよね😧)

誕生20周年🎉と持ち上げられたわりに作品に恵まれなかったのが、宙組でした😢『WSS』と『不滅の棘』はともかく、本公演の芝居はふたつともトップスターの真風涼帆さんの魅力をひきだす役とは思えませんでした。その分と言ってはなんですが、どちらも芹香斗亜さんの役に魅力があり、本人も輝いていましたね。

ショーは『BEAUTIFUL GARDEN』が良かったです。幕開きの紫のアナ○イ風の背景と衣装が好みで、その後のどの場面も楽しめました。ショーはリピートしたい好きな場面、そうでもない場面が混じっていることが多いのですが、『BEAUTIFUL~』に関してはそういうことがありませんでした。

『シトラスの風』は再演され過ぎて飽きた、という声も聞きますが、私は飽きるほどは観ていないので、王道のレビューを感じながら観ました。ただ新場面だけは、ありきたりな構成と楽曲がいただけなかったです。

安定の花組と雪組、今までは安定していたけれど未知数の月組、安定しているのだけれど慣れが出ないといいなと思う星組、個々の実力はあるのに組としての魅力が迷走している感のある宙組。
今はこんな感じでしょうか?
あくまでも私個人の感想ですので、お読みになられた方、怒らないでね🙇💦⤵️

書いているときりがないので、このあたりまでにしますが、最近の宝塚歌劇は歌の重要性がより高まってきていると思います。芝居での歌はそれなりに歌えても、ショーになると動きながら歌うので歌のレベルが落ちる😢というのは、宝塚あるあるでしたが、最近はだんだんとレベルアップしていると思います🙂
今はダンサーのトップスターがいないのですよね?こういう時こそ、ショーでダンサーを抜擢して光を当ててほしいな、と思います。

105周年にあたる2019年はどんな舞台に、どんな個性に出会えるのでしょう?😃💕

コメント (2)
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