夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

『エリザベート 2018 月組』(3)

2018-11-23 21:14:10 | 宝塚観劇つれづれ




東京公演も終わってしまい、今さら感ありありですみません。

月城かなとさんのルキーニ。
まず美しい、男前❗️(れいこさんは持ち味がプリンス系ですものね✨)
このルキーニは、あまりトートに寄り添っていない感じがしました。とはいえ、トートを軽んじたりはしていませんが。
自分の視点でハプスブルグを俯瞰している感じ。
れいこさんが「グランアモーレ!」と叫ぶときの、巻舌の発音が好きでした😁
歌も堪能いたしました😊

ルドルフ。
風間柚乃さんは珠城トートと声の相性が良かったです。
その後、シュテファン役で観たときは、まだ下級生なのに堂々とした革命家でした。エルマーを諌めるあたりも全然、無理がなかったです。
暁千星さんは(私にとっては)ルドルフらしいルドルフ。
自分の意思で革命運動に参加したものの、思わぬ結果に茫然として、シシィに見捨てられたショックも大きくて、というルドルフ。
どちらのルドルフも、見応えありました☺️
ふたりのルドルフを生の舞台で観れて、本当に嬉しかったです😆

マックスパパは輝月ゆうまくん。
ちゃぴちゃんやれいこさん、リヒテンシュタイン夫人の晴音アキさんと同じ95期生。
専科や上級生に回ってくる役ですが、違和感なくパパでした。
もっとスタイリッシュでも良かったかも😉
バートイシュルでフランツに出会った時、さっとお辞儀をして、シシィにもさせようとするのね。このあたりは常識人のパパ。
ゾフィとの「♪結婚は失敗だ」も堂々と聴かせてくれました。この場面、暗転しますが、最後まで心配そうなマックスパパの顔に照明が当たっていますね。
ちゃぴちゃんとまゆぽん、月組に配属されたときは、ふたりとも男役だったのですね。なんか不思議な感じ。

黒天使。
シルエットだけで見ていると、黒天使はスタイリッシュだなぁ、と感心するばかり。
ダンスを見ても、個々に違う振りでそれがとても高度だったり、よく見ていると黒天使はやることがいっぱいですね。

フィナーレは、美弥ちゃんのせり上がりと大階段の男役ダンスはいつもどおりのスタイルでした。特に男役ダンスは目👀が足りませんね😵
たまきちくんと娘役さんたちのダンス、たまちゃぴのデュエットダンスの曲は斬新なアレンジでした。
たまきちくんはちゃぴちゃんをリフトしてぐるぐる🌀回して、満場の拍手でしたが、これは最後のたまちゃぴだからまあいいとして、今後はリフト無しでも魅せるダンスにシフトしていってほしいと思います。


月組で『エリザベート』を上演するのは3回目です。
幸いなことに全て観ています。
最初の瀬奈さんシシィのは、月組のみんなで頑張って作り上げた感じ、次の凪七さんシシィのは、瀬奈さんのトートと霧矢さんのフランツのふたりが作品を引っ張っている感じでした。
そしてちゃぴちゃんのシシィ。たまきちくんのトートの存在感もしっかりありますが、タイトルロールの通り、「エリザベート」が作品の芯になっていました。
これが本来の『エリザベート』なのでしょう。
ちゃぴちゃんの持ち味というか芸風は、ウィーンミュージカルよりも、フレンチミュージカルやブロードウェイミュージカルに向いている気がするのですが、それは素人の私の見方であって、ちゃぴちゃんにはまだまだ原石の部分が残されているのでしょうね。
これからの活躍が楽しみです✨

劇場前。
こうやって見るとなかなかにおしゃれ😉



・*・*・*・*・*・*・*・

ちょうど今『TOP HAT』が外部で舞台化されていますが、ミュージカルは好きだけれど舞台は初めてという女優さんを使うより、ちゃぴちゃんの退団を待って舞台化すればよかったのにね、と思ったことでした。デイルはちゃぴちゃんに似合う役だと思います。ま・・・オトナの事情があって、外部のキャスティングは甘くないぞ!とはわかっていますが💦
コメント
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