夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

『エリザベート 2018 月組』(1)

2018-11-10 00:58:36 | 宝塚観劇つれづれ

思いがけずチケットが手に入り、念願の『エリザベート』を観てきました😆
大劇場千秋楽のLIVE中継は見ていたものの・・・実際に舞台を観ると、方々で絶賛されているのが本当によくわかる舞台でした✨



まず、トートとシシィからびしばしとパワーが伝わってきました。
ならばシシィにとってトートの存在は必要ないのか?と言えば、そうでもなく、絶妙なバランスゲームを見ているようでした。
もちろん、ルキーニやフランツもちゃんと役割をはたしているけれど、トートとシシィのトップコンビがぐいぐいと物語を牽引している感じがとても強かったです。
だからなのかな?最後の昇天の場面が終わったとき、はまるべきところに無理なくピースがはまった感じで、とてもすっきりしたのでした。
こういうスッキリ感を味わったのは初めてかも。
思うに・・・今までは、トートかシシィかのどちらかに思い入れがあって、トートなら「想いが叶ってよかったね」、シシィなら「やっとのびのびと生きられるね(死んでるけど😅)」みたいな気持ちになっていたのかもしれないですね。

ちゃぴ(愛希れいか)のシシィは、すごく良かったです👏
まず少女時代がものすごく可愛い。歌は声を変えているそうですが、詩の読み方や両親との会話も、子供らしさを残していました。
「♪私だけに」は危なげなく歌いきっていましたし、自信にあふれた「♪私が踊る時」がものすごく私の好みでした😉宝塚版は最初のシシィのソロの部分がカット✂️されているのですが、フルで歌ってほしいと思いました。
生きる力がみなぎっているシシィならば旅に出なくてもよさそうなものですが・・・シシィは自分が気に入った場所でしか生きられないのね・・・だからゾフィが亡くなっても宮廷には戻れないし、戻ったら戻ったで、ルドルフを突き放してしまう・・・やはりそういうあたり、精神を病んでいたのでしょう。(シシィもそれを自覚していて、精神病院訪問を繰り返して、患者を観察していたらしいですね😱)
と、こういうことを考えさせた、ちゃぴシシィだったのでした。

こういうシシィには、こちらも生命力溢れる(死んでるけど💦)トートでなくては太刀打ちできません。
たまきち(珠城りょう)のトート閣下は感情を真っ直ぐに表現できる力強く包容力のあるトート閣下でした。
でも「あなたには頼まないー❗️」とシシィに言われて追い出されたときの様子は若者だし、その無念さが、ちょっとシシィを困らせてやろう、と「♪ミルク」に繋がっているような気がします。
また「♪私が踊る時」でシシィから自信たっぷりのどや顔(笑)を見せつけられたあとに、ちびルドルフと出会ったときにみせた不敵な笑い😎
このときからトートはルドルフを狙っていたのね・・・

ところで・・・
ちびルドルフの歌の歌詞に、「♪~きのうも ねこ🐱を ころした」とありますが、きのう「も」ということは、ねこを殺したのは、一度ではなく何度も❗️❓あるいは、ねこ🐱でなくても他の動物をいろいろ殺して勇気を試してるわけ❗️❓ということは、ルドルフはどういう教育を受けているの❔❔

と『エリザベート』歴は長いのに、初めて気づいてしまったのでした。
これは、今日いっしょに観てくれた友人とお昼を食べているときに
「猫を殺すっていう歌詞がどうもね💢」
と友人が言ったことがきっかけで、見終わったあとに、気づいたのでした。
M様、新しい発見をありがとう😃

と、長くなりましたので、一旦ここで、切ります🙇




『BADDY』のちゃぴちゃんの衣装。
日比谷シャンテに飾ってありました✨
コメント (4)
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