夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

『エリザベート 2018 月組』(2)

2018-11-17 22:11:57 | 宝塚観劇つれづれ

さて、美弥るりかさんのフランツ。
大劇場では一時期、休演して心配しましたが、元気になられたようで良かったです😊

フランツがシシィを愛しているのはよく分かりますし、特にマザコン皇帝とも感じさせません。
またコスチュームプレイがとても美しい✨
様式美に則っているというか、みやるりちゃんは星組で育った男役なのだなぁ、と改めて思い出しました。
バートイシュルでは瑞々しい青年で、シシィと歌う「♪嵐もこわくはない」は、このときがふたりの幸せ♥️の絶頂なのだろうな、と思わせました。
本当に白い王子様が似合う。
鳥と魚の宅配(笑)の場面も、フランツは一旦奥に行こうとしています。
これは、シシィのためにこんなことをしてはいけない❗️と心にブレーキをかけていると思いたい。
でも、グリュンネ伯爵に手を引かれて舞台前方にやってきて、マデレーネを見て、ハッとするのですよね。

幸いにも、二度観ることができたのですが、初見時は、シシィとトートの存在が大き過ぎて、三角関係のひとりとしてフランツはちょっと弱いかな😓と見えたのでしたが・・・その一週間後には、シシィを巡るトートとフランツの関係が拮抗して見えました。


フランツのお母様のゾフィは憧花ゆりのさん。
予想通りの配役でしたし、ちゃんと期待通りのゾフィでした。
が、今までのゾフィと違うかな?と思ったのは、フランツやシシィへの姿勢。
最初はあまり高圧的ではない感じがしました。
ハプスブルグのためよ、あなたのためよ、という責任感。
とにかく、しきたりを受け継いで、シシィを諸外国に恥ずかしくない皇后に育てなくては❗️という意気込みが強すぎたのでしょうね。
そのせいかどうか、シシィは一向にハプスブルグに馴染もうとしない。
それで、ゾフィもだんだんシシィに敵愾心を持つようになって、フランツに皇帝の義務を全うさせるために、宅配(笑)を許可したのかな、と思います。
宝塚版には、ゾフィが亡くなる間際の「私はハプスブルグを愛していた、全てはハプスブルグのためだった」という意味のソロ曲がないので、その分、ゾフィは難しいですね。

これが宝塚での最後のお役ですね😢
下級生の頃は、滑舌は良いのだけれど、その独特の声音が娘役としてどこまで通用するかな?と思ったこともありましたが、そこは実力者✌️
『スカーレット・ピンパーネル』のマリーを演じたあたりから頭角を顕してきたように思います。
娘役としては遅咲きでしたが、確実に磨いてきたスキルと人柄が評価されて、自然な流れで5組の中でいちばん若い組長を務めることになったのでしょう。
その能力が、社会の中で、家庭の中で活かされる未来が待っていますように😊

ちゃぴちゃんのフワフワ。



スカートの下にも、きらきらが付いたピンクの飾りが付いていて、スカートが翻ってもピンクがきれいに見えるようになっていました✨

おまけ。
今朝も元気 🐲

コメント
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