映画「敬愛なるベートーヴェン」をレンタルして観た。
以前第九についてをこのブログに記したときに、マイミクみな殿に勧められ、ずっと気になっていた。
今日の第九の演奏会までには観ておきたく、昨日の飲み会のあと深夜に観た。
あらすじ
音楽学校に通う学生アンナ(ダイアン・クルーガー)は、作曲家ベートーヴェン(エド・ハリス)が楽譜を清書するコピストを務めることになった。ベートーヴェンを尊敬するアンナは彼の粗暴な振る舞いに驚くが、一方のベートーヴェンはアンナが優れた才能の持ち主であることを見抜き、徐々に彼女に信頼を置くようになっていく。
「私は神と同等!」という俺様発言はもとより、アンナに尻は見せるわ、不潔だわ、セクハラするわ…もうダメオヤジ全開なベートーヴェン。
甥のカールを溺愛しているが、ベートーヴェンの片想い。
カールは叔父にお金の無心しかしない。
凹むベートーヴェン…の背中が切ない。
第九初演前の4日間。
譜を写すアンナが美しくて、くらくらした。
ペンを走らせるアンナには窓からの光が当たり、アンナを暗い部屋から浮き上がらせている。
せっせと写している彼女の細く白いうなじにドキドキしてしまった。むっは~。
そんなアンナに、ベートーヴェンは幾つかの質問をし、アンナの答えが気に入らないとキレる…。
どうも媚やお世辞が嫌いで、気の強い女が好みのベートーヴェン。
そんな野獣のような彼の言動に一向に怯まないアンナの凛とした強さ。
ベートーヴェンも次第に彼女に惹かれていく。
第九の初演直前、楽屋で怖じ気づくベートーヴェンに「私がついています」と勇気づけるアンナ。
耳の不自由なベートーヴェンは、舞台の隅に佇んで指を動かすアンナを見ながらタクトを振るう。
このシーン、泣けて泣けて…。
二人の間にある師弟愛、友情があの美しい音楽とネチネチと絡み合う。なんだかとても官能的なシーンであった。
ふたりの結びつきは、男と女のそれではなく、あくまで音楽の求道者たる師弟の絆である。
それが物凄く崇高に感じられた。
第九やベートーヴェンについて、本作品を観て、より深く知ることができた。
素敵な映画を教えてくれてありがとうございます。みな殿。
以前第九についてをこのブログに記したときに、マイミクみな殿に勧められ、ずっと気になっていた。
今日の第九の演奏会までには観ておきたく、昨日の飲み会のあと深夜に観た。
あらすじ
音楽学校に通う学生アンナ(ダイアン・クルーガー)は、作曲家ベートーヴェン(エド・ハリス)が楽譜を清書するコピストを務めることになった。ベートーヴェンを尊敬するアンナは彼の粗暴な振る舞いに驚くが、一方のベートーヴェンはアンナが優れた才能の持ち主であることを見抜き、徐々に彼女に信頼を置くようになっていく。
「私は神と同等!」という俺様発言はもとより、アンナに尻は見せるわ、不潔だわ、セクハラするわ…もうダメオヤジ全開なベートーヴェン。
甥のカールを溺愛しているが、ベートーヴェンの片想い。
カールは叔父にお金の無心しかしない。
凹むベートーヴェン…の背中が切ない。
第九初演前の4日間。
譜を写すアンナが美しくて、くらくらした。
ペンを走らせるアンナには窓からの光が当たり、アンナを暗い部屋から浮き上がらせている。
せっせと写している彼女の細く白いうなじにドキドキしてしまった。むっは~。
そんなアンナに、ベートーヴェンは幾つかの質問をし、アンナの答えが気に入らないとキレる…。
どうも媚やお世辞が嫌いで、気の強い女が好みのベートーヴェン。
そんな野獣のような彼の言動に一向に怯まないアンナの凛とした強さ。
ベートーヴェンも次第に彼女に惹かれていく。
第九の初演直前、楽屋で怖じ気づくベートーヴェンに「私がついています」と勇気づけるアンナ。
耳の不自由なベートーヴェンは、舞台の隅に佇んで指を動かすアンナを見ながらタクトを振るう。
このシーン、泣けて泣けて…。
二人の間にある師弟愛、友情があの美しい音楽とネチネチと絡み合う。なんだかとても官能的なシーンであった。
ふたりの結びつきは、男と女のそれではなく、あくまで音楽の求道者たる師弟の絆である。
それが物凄く崇高に感じられた。
第九やベートーヴェンについて、本作品を観て、より深く知ることができた。
素敵な映画を教えてくれてありがとうございます。みな殿。
以下ベートーヴェンの書いたラブレターです(笑)
「ベッドの中にいても、あなたへの思いは募るばかりです。永遠なる我が恋人よ、楽しい気分になったかと思うと、すぐにまた悲しくなります。私たちの祈りは運命の女神に届いているのでしょうか ---あなたと共に人生に立ち向かうべきなのか、それともあなたと二度と会うべきではないのでしょうか。
落ち着いて待っていてください。私たちの一生を落ち着いて考えることによってしか、一緒に暮らすという私たちの目的に到達できないのです。」
ベートーヴェンが41歳の時に書いたラブレターだとか。(宛先は不詳)
これは現代でも十分使えるフレーズばかりですね。
音楽ばかりでなくラブレターも傑作を現代に残してくれました。
ベートーヴェンだったっけかなぁ・・・メイドを日替わりのごとくチェンジしていたのは。
料理の味が気に食わない!等些細なことで解雇!でメイド探しに翻弄していたそうです。
素敵なラブレターですね!
教えてくださり、ありがとうございます。
いや~かなり情熱的ですわ。
現代にも応用できそうなフレーズです。ふむふむ。
アンディー殿のパパ、良い本をお持ちですね。
映画『敬愛なるベートーヴェン』でも、メイドの件は触れてました。
気に入ってくれたのか~よかった~(^^)
嬉しいわ!
第9のシーン泣けるよねぇ~!!
アンディさんのラブレターもかなりイイ!!
みなは嫉妬で橋をこわしちゃうベートーベンが好き!
天才も普通の人間の感情を持ってるんだぁってちょっと思ったよ。
素敵な作品でした。
第九のシーンは、もう涙涙でした。
そうそう。
橋の模型を壊すところ・・・難しいことを言っていましたが、所詮嫉妬でしたよね。
子供っぽくて可愛いと思っちゃいました。