天国にいちばん近い島

後輩男子タイスケくんが帰ってきた!!
新婚旅行で行ったニューカレドニアから帰ってきたのである。
そう、彼は先月、入籍をしたのだ！
私だって知ったときには驚いた。
しかし、本人ですらも「まさかこんなに早く結婚するとは」といった面持ちである。
「もう、人のものなんだね～」
と、からかう私に、
「〇〇さん（私）って、非モテなんですね～」
と言い返すタイスケくん。
口からタイスケくん、健在。
そんなやりとりをしたあと、先週の土曜日、彼は新妻と出国した。

今朝、出勤すると見慣れぬ青年がいた。
「誰？」
と、よく見たらタイスケくんだった。
色白草食系男子は見事に日焼けで黒くなっていた。

昼休みに聞く彼の土産話は楽しかった。
彼は普段から自らのことを進んで語らない。
後輩女子Cちゃんとあれこれ質問し、彼が答えるといった感じ。
記者会見かよ？
東海林のり子ばりに尋問する私に、彼はぼつりぽつりと答えた。


・現地の公用語はフランス語だったらしい。

・あり得ないほどカラフルな魚を食べたこと（マヒマヒという魚）。
画像検索してみたら本当にカラフルで、皆で爆笑！
味は白身魚特有の淡白な味なんだとさ。
マヒマヒ


・イルデパンという離島のコテージで過ごしたとのこと。
（余談だが、風邪でよく処方される薬「インテバン」に名前が似ている）

・ニューカレドニアったらオーストラリアに近いではないか。オーストラリアったら小惑星探査機はやぶさがカプセルを落としたウーメラ砂漠がある！でもまさかタイスケくんに言っても「そんなの知りません」と言われるのがオチなので、少しニュアンスを変えて「星は綺麗だった？」と尋ねた。やはり綺麗で、流れ星を見たかもしれないとのこと。かもしれない、という部分が彼っぽい。

・現地ではレゲエの音楽が流れていた。

・一番興奮した話が物価である。1食だいたい1人2,000円はかかるらしい。ぼったくりではない。あの土地ではそれが普通で、500ミリのペットボトルの飲料が500円ほどするらしい。お金大好きタイスケくんはその部分だけがっかりしていた。
天国にいちばん近い島なのに物価面では地獄に近い…。
そんな物価の高い土地で彼はわざわざお土産を買ってきてくれた。ありがとう。


・ビーチの砂を見せてもらった。
綺麗!!
落雁を粉々にしたような感じ。
粘り気？みたいなものを感じた。



まあね。
新婚さんにとっては、江ノ島でも軍艦島でも沖ノ鳥島でも大崎上島でも宮島でも、きっとどの島でも「天国にいちばん近い島」なんだろうなあ。ひゅーひゅー！（←古い…）


ご結婚、おめでとう！
お幸せに!!