世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

さんぽ

2007年05月06日 22時07分19秒 | Weblog
5/5(土)

芋子と近所を散歩。
中学校を訪れた。

あの頃って、何にでもなれると固く信じていた。
人を好きになることも、制限がなかった。

色気がなく、おとなしかった中学時代の私。
好きだった殿方が先生だったので、彼の前では常に良い子でいたかった。
スカート丈や髪型を違反し、彼に嫌われたくなかったのだ。
そんな私でも校則や親の目などを窮屈だ、くだらないとは思ったことがあった。

しかし、気持ちは今よりずっと自由であった。
今、私が化粧をしようが、マニキュアを塗りまくろうが、会社にクマを持参しようが、誰もそれを咎めない。
ただ、中学時代には考えられなかったような柵を抱えてしまっている。
でも、それは私が選んだ道。
不平不満を誰のせいにもできない。
不満を誰かに擦り付けて糾弾するだけなら、あの頃の私にもできたはず。

大人になるということは、「これならば我慢できるということ」を探し、そこで担わされた責任を果たすことだ。

ここを巣立ち14年。
ようやくそんなことを考えるようになった。


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