世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

記号的文化

2010年12月10日 23時23分30秒 | Weblog
昨日、喫煙所仲間の殿方から紅茶をいただいた。お土産でもらったのだが、彼は紅茶を飲めないらしく、私にくれた。

お返しに、私が彼に贈呈したもの…それは、ケミカル菓子「ねるねるねるね」だ。80年代後半に小学生だった者にとっては懐かしい商品だと思う。
彼の家は厳しく、体に悪そうなお菓子は購入してもらえなかったと以前嘆いていた。「ねるねるねるねを食べるのが夢だった」とも語っていた。
それならば、と。
今日、喫煙所にて彼に渡した。
凄く喜んでいた。
ねるねるねるねでこんなに喜んでいただけるとは。ヒデキカンゲキ。

今日は、会社から実家に帰省した。明日は早朝から母ヨーコたんとお出掛けなので。
夕御飯は煮込みハンバーグ!
ウマウマ。

夜、クマパパが帰ってきた。酔っぱらった彼はラーメンを食べたいと呟いた。
「ピヨピヨラーメンでいい?」
と、母。

なんだよ?
その「ピヨピヨラーメン」って。

出てきたのはチキンラーメンだった。

「卵、入れる?」
と訊く母に父は
「うん!」
と。
酔っぱらうと子供みたくなるんである。
それにしても、可愛いぞ、ピヨピヨラーメン。

各家庭で決められた特有の呼称ってある。我が家では、他に「マクドナルド」を「マックドナルド」と普通に呼んだりする。家族の誰かが間違えて言い、それが定着して呼ばれる…みたいな流れが漠然とある。ある意味、記号的文化だ。

子供が巣立ち、夫婦二人きりになった実家では、そんな記号的文化が発達しているような気がする。誰も突っ込みや訂正をしないので。


さて、明日は早い。今夜は早く寝よう。
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