世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

駆け抜けた週末

2020年12月07日 23時26分29秒 | Weblog
12/6(土)

★昼下がりに銀座へ。銀座のBar十誡に入店するというオシャンティーなことをする。というのは、嶽本野ばら先生の「ミシン」20thを記念したコラボメニューがあるからだ。きっと自分一人だと怖気づいてしまっていたのだろうが、ノバ友であるKさんが一緒だから怖くない!Kさんは年下なのにとてもしっかりした女性。おまけに美人さん。会うのは久々。



死怒靡瀉酢 〜『ミシン』〜


WORLDS END 〜『世界の終わりという名の雑貨店』〜


2種類の味を堪能。
そしてKさんとノバヲタ談義に花を咲かせた。


店内の様子。
「純潔」の原稿!




ノバラ座トランプも売っていた。




とても居心地のいい空間だった。Kさんとの逢瀬もとても楽しかった。野ばら先生が紡いでくれたこの縁を大切にしたい。


★一旦帰宅して一泊用の荷物を準備する。先般、マッマが沖縄土産でくれた風呂敷が大活躍!下着や服がコンパクトに収まる。絵柄もとても素敵。

風呂敷包みが小惑星リュウグウの形に見えて、泣く。


はやぶさ君バッジをバッグにつけても泣いてっからね、もう。





★21時過ぎに相模原に到着。
駅前のイルミネーションが美しい。


ビジネスホテルにチェックイン。いざ入室したら、なんとクリーニングされていない部屋だった。脱ぎっぱなしのパジャマ、吸殻がてんこ盛りの灰皿が目に飛び込んできてアチャー…とフリーズ。フロントで事情を述べ、他の部屋のキーをもらい入室しようとするも、今度はエラーが出てしまう。フロントは他のチェックインの客の応対中。ワンオペらしくとても忙しそうで気の毒だった。3000円ちょっとのビジホだが、GOTOで1000円ちょっとで泊まれた。シモンズのベッドが嬉しい。夜景も少しだけ楽しめた。


フロント曰く、今日ははやぶさ2カプセル帰還関連のお客さんがとても多いそう。…私もその一人なのだが。
例のやつをもらい、ちょっとした旅人気分である。(コンビニでご飯などを買って消えた)



12/6(日)
★0時にホテルを出る。目指すは相模原市民会館。迷わずに到着できてほっとする。


はやぶさ2カプセル帰還パブリックビューイング(第二部)に参加。夜遅いので寝ちゃうかな?と思いきや、むしろ覚醒。だってはやぶさ2のカプセルが帰ってくるんだぜ?その興奮を他の人と共有できるんだぜ?ひゃー。


JAXAの方の講演会が終わり、オーストラリアのウーメラ砂漠やJAXAとの中継が開始された。もうここからドキドキしすぎて胸が張り裂けそう。妹の帝王切開のときと同じぐらいのドキドキっぷり。



大気圏突入のカウントダウンの後、数秒遅れて星空の中をツーっと行くあの子の姿を目でとらえた瞬間に嗚咽。おかえり、カプセル!ホールが一体となり、カプセルの帰還を祝った。
3時半までイベントは続き、テレビ局の取材を受けたりなんなりし、ホテルに到着したのは4時。汚いが体力の限界だったので、風呂に入らずシモンズのベッドに吸い込まれたのだった。



★翌朝、10時にホテルを出て昼に帰宅。テレビに自分が写っているのを見て吃驚。風呂に入り唐揚げ弁当を食べ洗濯などをして豊洲へ。「劇場版HAYABUSA2~REBORN」の上映&監督舞台挨拶に行く。はやぶさ2カプセル帰還の日に、この作品を再度噛み締め、そして監督にご挨拶できたことを嬉しく思う。
カプセル帰還後に観たせいか、今日のはやぶさ2の姿がこの前観たときよりも逞しく感じられた。特に2回目のリュウグウへのタッチダウンの背中に勇ましさを感じた。ただの健気なコではなかった。嗚呼、何度観ても感動する。映画「ミッドナイトスワン」を何度も観ることを「追スワン」と言うらしいが、この場合は「追ボーン」「追はや2」と呼んだらいいのだろうか。また来週あの世界を体感したい。


はやぶさ2帰還トークショー 上坂監督「カプセルは鮮やかな血の色を放って」(スポーツ報知)

映画「はやぶさ2」の上坂監督も帰還に興奮!「真っ赤な血のような軌跡でした」(スポーツニッポン新聞社)

上坂監督が何度も泣きそうになっていてつい泣いてしまう。
私は10年前のはやぶさ帰還の翌週、監督の作品「HAYABUSA -Back to the Earth-」を見てはやぶさ・はやぶさ2のファンになった。監督のおかげで、今の私がある。感謝しかない。


『劇場版HAYABUSA2~REBORN』予告編

・2回目のタッチダウンの時の音楽、はやぶさ2のスイングバイの音楽がとても好き。好きすぎて脳内で再生させて泣く。
・インパクタミッションで舞い上がるリュウグウの欠片のシーンがとても美しくて好き。
・ヒップアップ姿勢のはやぶさ2の姿がかわいくて眼福。
・はやぶさ2がリュウグウを去るときに映るボロボロになったミネルバを見ると心が締め付けられて嗚咽しちゃう。

上坂監督にお願いをして、持参したはやぶさ2仕様リポビタンDにサインを入れていただいた。
2020.12.6の日付入り・・・感激!



★そばを食べて帰宅。シコシコしてて美味しかった。



はやぶさ2カプセル帰還はとても嬉しいことなのだけれども、少し寂しい。でも嬉しい。寂しい。
まさに「寂しい・・・大丈夫・・・寂しい」(サウダージ)状態。
打ち上げからカプセル帰還まで、私自身、さまざまなことがあった。
都度励まされてきたので明日からちゃんと生きていけるのだろうか。

辛うじてはやぶさ2が次に目指す星・1998KY26への探査を心待ちにすることで精神の均衡を保っている。
あと、火星衛星探査計画(MMX)は、2020年代前半の探査機打上げを目指しているという。
その前に、帰還したカプセルの中身に何が入っているのかが楽しみじゃないか!!

はやぶさ2、ありがとう。
大好きだよ。新たな旅路も応援しているからね。



12/7(月)
今夜の夕飯は近所の喫茶店のステーキ。GOTOイート期間中の最後の予約。

美味しくいただきマンモス。


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