俳優の高倉健が今月10日に亡くなっていたというニュースを知ったのはお昼休み。
スマホの画面に出るニュース速報で知った。ショックすぎて信じられなかった。
彼が出ている映画で私が観たものは「南極物語」「幸福の黄色いハンカチ」「遙かなる山の呼び声」「海へ 〜See you〜」で、なかでも「遙かなる山の呼び声」は3回ぐらい観た。
どの角度、どのシーンでも、高倉健は高倉健だと感じさせられる。
そして圧倒的に美しくてかっこいい。
最後に観たのは、2年前のNHKのドキュメンタリーで観た姿だ。
自身の口から語られる役者という仕事に対するストイックさ、ロケ地で地元の人と触れ合うときに見せる笑顔がとても印象的だった。
高倉健の死去自体もすごく悲しいのだが、同時に、この歳になり、テレビの中の死や知っている人の死に接すると、己の中で死に対する疑問が湧き出て来る。
死ぬって何なんだろうって。
特に今年は死に対して物凄く考える一年だった。
年初に観た映画「かぐや姫の物語」の終盤のシーンがよほどインパクトが大きかったものと思われる。
かぐや姫が、育ててくれたおじいさんやおばあさんに話している最中に、空気が読めない月の使者によって記憶を消される羽衣を着せられるというシーンで、死は「○○をやっている最中だからちょっと待った」という融通性を持たない絶対的な力があるのだなと痛感させられた。
あともう一つは、この夏に亡くなった伯父のこと。
小さい頃から私を可愛がってくれた人ともう一生話すことも対面することもないという悲しさ、そして不思議さ。
この二つの出来事があり、死は私の思考の片隅にいつも存在していた。
「どうせいつかは死ぬんだし。いくら努力してもどうせ全ては無になるんだ」
という投げやりな気持ちと、
「人生一回きり。今死んだら後悔するだろ?頑張ろう」
という相反する気持ちが代わる代わる押し寄せてくる、そんなめまぐるしい一年だった。
冒頭、信じられないと書いたが、正しくは信じたくなかったのだと思う。
ずっと生きていて欲しいという願いが高倉健の死を受け入れることを拒否していたのかもしれない。
近々、また彼が出ている作品を観たいなと思う。
そして今日知ったのだが、高倉健はB型の水瓶座。
私と同じである。
中学時代の担任もそうだった。きゃりーぱみゅぱみゅも。
・・・けっこう個性的だよな。
スマホの画面に出るニュース速報で知った。ショックすぎて信じられなかった。
彼が出ている映画で私が観たものは「南極物語」「幸福の黄色いハンカチ」「遙かなる山の呼び声」「海へ 〜See you〜」で、なかでも「遙かなる山の呼び声」は3回ぐらい観た。
どの角度、どのシーンでも、高倉健は高倉健だと感じさせられる。
そして圧倒的に美しくてかっこいい。
最後に観たのは、2年前のNHKのドキュメンタリーで観た姿だ。
自身の口から語られる役者という仕事に対するストイックさ、ロケ地で地元の人と触れ合うときに見せる笑顔がとても印象的だった。
高倉健の死去自体もすごく悲しいのだが、同時に、この歳になり、テレビの中の死や知っている人の死に接すると、己の中で死に対する疑問が湧き出て来る。
死ぬって何なんだろうって。
特に今年は死に対して物凄く考える一年だった。
年初に観た映画「かぐや姫の物語」の終盤のシーンがよほどインパクトが大きかったものと思われる。
かぐや姫が、育ててくれたおじいさんやおばあさんに話している最中に、空気が読めない月の使者によって記憶を消される羽衣を着せられるというシーンで、死は「○○をやっている最中だからちょっと待った」という融通性を持たない絶対的な力があるのだなと痛感させられた。
あともう一つは、この夏に亡くなった伯父のこと。
小さい頃から私を可愛がってくれた人ともう一生話すことも対面することもないという悲しさ、そして不思議さ。
この二つの出来事があり、死は私の思考の片隅にいつも存在していた。
「どうせいつかは死ぬんだし。いくら努力してもどうせ全ては無になるんだ」
という投げやりな気持ちと、
「人生一回きり。今死んだら後悔するだろ?頑張ろう」
という相反する気持ちが代わる代わる押し寄せてくる、そんなめまぐるしい一年だった。
冒頭、信じられないと書いたが、正しくは信じたくなかったのだと思う。
ずっと生きていて欲しいという願いが高倉健の死を受け入れることを拒否していたのかもしれない。
近々、また彼が出ている作品を観たいなと思う。
そして今日知ったのだが、高倉健はB型の水瓶座。
私と同じである。
中学時代の担任もそうだった。きゃりーぱみゅぱみゅも。
・・・けっこう個性的だよな。
実家の父より1つ若いんで、どきっとしてました。
いい男でしたね・・・カッコよすぎますもん。
私の地元の隣の市の出身ですから、なじみありますし。
今年は、知り合いのワンコさんの訃報が多かったです。
3月に時々会ったことのあるフラットのボブ君が亡くなり、夏場には私もノアとも大の仲良しだったゴールデンの裕次郎君が亡くなり、たまに会ってたドーベルマンのこまちちゃんもなくなり、ちょい寂しい1年でしたね。
生きとし生けるもの・・・最近、すごく実感します。
ノアが亡くなったら、多分、確実にペットロスになると思います。
今月に入って、ノアは年に一度の混合ワクチン接種と健康診断(採血、採尿など)を行い、以上もなく、初めて歯石取りもしました。
キラキラしたノアの笑顔を見ると、私も頑張らねばと励まされます。
高倉健さん、ショックです・・・。
本当、カッコよすぎます。ノア殿の地元の隣の市の出身でしたか!福岡の炭鉱の町出身ということは知っていたのですが。
知り合いやお友達のワンコちゃんの不幸が重なった年だったのですね・・・。
このブログにコメントを下さるステイサム殿もワンちゃんを亡くされまして、お会いしたことはないのですが、私も悲しかったです。
(2014年10月15日の日記)
ノアちゃん、歯石取りデビューされたのですね。
愛されててノアちゃん、幸せ者です!
>生きとし生けるもの・・・最近、すごく実感します。
考えちゃいますよね。本当。最近、死のことばかりを考えてしまいます。死にたいとかそういうことではないのですが、死んだらどうなる、この先生きていけるのか、など・・・。
生きている間、精一杯生きることを目標にしていますが、でも死に対する恐怖を誤魔化している気もします。
でも、結局それしかできませんよね。