世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

終の棲家

2021年04月27日 00時14分02秒 | Weblog
2019年4月26日は、両親に付き添われて銀行で決済と法務関係をした日。
あの日から2年が経過した。
まだ家具がないこの部屋で、あの日の私は「これからここでどんな生活が始まるのだろう」とワクワクしていた。
そのワクワクはまだ続いている。(まだ本格的に慣れていない)



持ち家に住み始めて起こった気持ちの変化として大きいのは、部屋の汚れへの意識だろうか。
前の前のアパートのときは汚いのが普通だったけれど、持ち家となった今ではちょっとでも部屋が汚れるとすぐになんとかしたくなる。
特に大理石の床に見慣れぬ模様(汚れ)が視界に入るとすぐさまウェットティッシュ仕様の激落ちくんで拭くようになった。

次に大きいのが住宅ローンの返済を基盤とした未来予想図。
老後に安心できるよう、完済時期を少しでも前倒ししたいという目標ができた。
住宅ローン残高証明書が届くと、まず借入高がどれだけ減ったかを確認し、将来への展望を描いている。
そんなことがあり、仕事へのモチベーションも若干変わった気がする。



たまに取り出して眺める不動産関係書類。

火事になりそうなとき、真っ先に持ち出すようにと不動産屋さんに言われた。
先般、風呂に入っているときにほかの部屋でボヤがあり、火災報知器が鳴った。
あのときは急いで風呂から出て、真っ先にこの不動産関係書類を手繰り寄せ、ことが沈静化するのを待った。全裸で。


前からいいなと思っていたマンションに縁あって住むことができ、終の棲家になった。
正直、いとおしくてたまらない。
これからも大切に、希望を持って、誠実に住んでいこうと思った次第。

相変わらず元栓を開けていないガス台。
2年間、一度も開けていないので、たぶん今後も開くことはないのだと思う。
料理とは完全に縁を切った。
バイビー。



今日も吉熊と会食。
アジフライにした。
鯵特有の臭みがなく、くたびれてない油を使ったアジフライはいつも熱々。
それをハフハフしながら一気にかき込む。
ワンコインとちょっとというコスパの良さもありがたい。

VIP待遇なのでドアの外まで店員さんが送り出してくれる。
まるで老舗料亭のような接客である。ワンコインとちょっとの食事なのに。恐縮してしまう。


仕事が立て込んでいる。
連休前のラストスパートだ!えいえいおー!

この記事についてブログを書く
« 長丁場 | トップ | パイナップルの花言葉 »
最新の画像もっと見る