世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

日常の光景

2014年01月24日 21時02分54秒 | Weblog
正月に出勤した喫煙所仲間の先輩が、先日、振休を取った。
その日、私が薦めた映画「かぐや姫の物語」を観たそうだ。



感情の起伏があまりない彼女も「良かった。泣いちゃった」と言っていた。
そして、やはりクライマックスは映画館で見るべきだとのこと。
神々しくて美しくて怖くてメルヘンなあのシーンだ。
「あの音楽、何なの?すごかったね」
とも言っていた。

「ですよね。『天人の音楽Ⅰ』っつーんですけど、あれ、インパクト大ですよね」

「ね。良い意味で裏切ってくれたというか。本当、曲が突拍子がなくて笑えるんだけどストーリー的に泣けるよんだね」
と話が盛り上がった。


今まで観た人生観を変えた映画は「夕凪の街 桜の国」だったが、今後は「かぐや姫の物語」も挙げよう。
これを観て以来、私は、生きていること、生きている実感を、意識し始めた。

かぐや姫の物語 プロローグ (スタジオジブリ作品)


「天人の音楽I」もいいが、エンディングテーマ「いのちの記憶」も泣ける。


二回観たけど、実はもう一回観たい…。





稟議決裁が下りたので処理をして各部を回る。
「昨日どうだった?姜尚中さんのサイン会」
と某部の女子たちに聞かれた。
「握手した手を洗いたくなかったです」
と言うと、
「じゃあ両手を上げて帰ればよかったじゃん」
と先輩女子。
「そうですね。こうやって…」
と両肘を内側に向けて上げてみた。

「それって片平なぎさじゃん。スチュワーデス物語の…」
って喩えが古いわな、ホント。








今日もひたすら予算作成。
経営管理室4人で販売管理費のそれぞれの科目を受け持って、月々の経費分析や予算作成を行っている。
「苦手な科目ってないですか?」
との私の問いに
後輩女子Cちゃん「保険料が苦手です」
後輩男子ししゃも君「う~ん、私は水道光熱費でしょうか。後回しにしちゃいます」
と。
私は修繕費と運賃搬送費が苦手。

「吉熊さんは?」
と私が問うと、吉熊上司は

「ないよ。…仕事ですから」
と笑いながらもきっぱり言った。
思わず
「かっけ~」
と歓声を上げる我々ひよこちゃんたち。
いや、本当、カッコいい!!さすが俺たちの吉熊上司!!



明日より一泊二日で熱海に行く。
同僚女子5人と珍道中の旅。
歳末商戦の販売応援から咳が止まらない後輩女子Cちゃんは一昨日、キャンセルした。
Cちゃん、一番張り切っていたのに…。「秘宝館に行ってみたいです」と喜んでいたのに。
彼女が行けないということを考えたくなくて、信じたくなくて、受けとめられない私。
事実を直視できないまま前日になってしまった。ショック。泣いちゃいそうだ。まあこれで最後っていうわけではないので、次回は参加できればいい。そう思うしかない。

何も準備していない。まずい。
これから化粧水を小さなボトルに入れ替えるとか、地味な作業を開始しなくっちゃ。でもこういう細々とした作業、けっこう好き。わくわく感も重なって楽しさ倍増。




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