マイミクみかん殿のブログに「DARK HALF~Touch Your Darkness~」(Iceman )のことが書かれてあった。
たしか「闇のパープルアイ」というドラマのエンディングだったと思う。主演は雛形あきこ。
先日、久々に聴いた。
たちまち、あの頃にタイムスリップしていく心。
お得意の懐古。
しかし、それは懐かしさというよりも惨めさを伴う作業だ。あの彼との出来事に限っては…。
たしか、大学2年生のころだったと思う。
当時、私には二人の女友達がいた。
火曜2限の授業が終ると、ラウンジで待ち合わせをして一緒に食事をしていた。
三人同時に彼氏ができた、あの97年春…。
他愛もない我々の話の節々が、次第にピンク色に染まっていった。
私が付き合い始めた年上の彼氏は、それまで付き合ってきた同年齢の殿方とは違っていた。
今思えば、彼は典型的な丸の内のサラリーマンだ。
しかし、田舎の女の子であった当時の私には眩しく思えた。
彼の社会的地位や運命の出会いという光に抗えるほど、私は世慣れなんてしていなかった。
したがって、あらゆることを彼の為に許していた。
土曜日の夜10時まで居酒屋でバイトをして、翌朝9時にお弁当を携えて葛西臨海公園に向かったあの惨めで可愛そうな私…。
「あの後、色々な子と付き合ったけれど、りょうこっちが一番良い子だったよ」
そう彼が電話で囁いたのは、二人が別れてからうんと後のことだ。
その時の私は、
「あ、そうですよねー。私、頑張っていましたもの。今、同じことをしろって言われたって、ぜってぇー無理ですよ。無理っくす」
と煙を吐き出しながら言い放った。
出会って半年、実際に会ってまだ一ヶ月だったあの97年の初夏の日。
何度目かのデート。
まだ好きだとは言われていない。
いや、彼に「好きだ」と言われたことなんて、その後、一度もなかったように思う。
しかし、眩しい初夏の光を浴びて高速を走る彼のルノーの助手席で、
「私は彼を好きになれるかもしれない」
と呪文のように思っていた。
来週、あのラウンジでは、今日の出来事を女友達に得意気に話す私がいるだろう。二人の驚嘆を浴びながら。…そんな事を考えていた。
「私はこの人を好きなのだろうか」
自分の気持ちの確認しようとするも、それを振り切るかのように、車は疾走していく。
あの時。
カーステレオから流れていた曲。
それは「DARK HALF~Touch Your Darkness~」だった。
たしか「闇のパープルアイ」というドラマのエンディングだったと思う。主演は雛形あきこ。
先日、久々に聴いた。
たちまち、あの頃にタイムスリップしていく心。
お得意の懐古。
しかし、それは懐かしさというよりも惨めさを伴う作業だ。あの彼との出来事に限っては…。
たしか、大学2年生のころだったと思う。
当時、私には二人の女友達がいた。
火曜2限の授業が終ると、ラウンジで待ち合わせをして一緒に食事をしていた。
三人同時に彼氏ができた、あの97年春…。
他愛もない我々の話の節々が、次第にピンク色に染まっていった。
私が付き合い始めた年上の彼氏は、それまで付き合ってきた同年齢の殿方とは違っていた。
今思えば、彼は典型的な丸の内のサラリーマンだ。
しかし、田舎の女の子であった当時の私には眩しく思えた。
彼の社会的地位や運命の出会いという光に抗えるほど、私は世慣れなんてしていなかった。
したがって、あらゆることを彼の為に許していた。
土曜日の夜10時まで居酒屋でバイトをして、翌朝9時にお弁当を携えて葛西臨海公園に向かったあの惨めで可愛そうな私…。
「あの後、色々な子と付き合ったけれど、りょうこっちが一番良い子だったよ」
そう彼が電話で囁いたのは、二人が別れてからうんと後のことだ。
その時の私は、
「あ、そうですよねー。私、頑張っていましたもの。今、同じことをしろって言われたって、ぜってぇー無理ですよ。無理っくす」
と煙を吐き出しながら言い放った。
出会って半年、実際に会ってまだ一ヶ月だったあの97年の初夏の日。
何度目かのデート。
まだ好きだとは言われていない。
いや、彼に「好きだ」と言われたことなんて、その後、一度もなかったように思う。
しかし、眩しい初夏の光を浴びて高速を走る彼のルノーの助手席で、
「私は彼を好きになれるかもしれない」
と呪文のように思っていた。
来週、あのラウンジでは、今日の出来事を女友達に得意気に話す私がいるだろう。二人の驚嘆を浴びながら。…そんな事を考えていた。
「私はこの人を好きなのだろうか」
自分の気持ちの確認しようとするも、それを振り切るかのように、車は疾走していく。
あの時。
カーステレオから流れていた曲。
それは「DARK HALF~Touch Your Darkness~」だった。
懐かしいぃぃぃ
漫画でもありましたよね!?
ドラマも放送されてたんですね♪
恋愛。
学生の頃は、年上の人って、凄く大人な感じがして憧れますよね☆
お弁当も作ってあげたなんて、可愛らしいです
私は、昔、好きな人から「お弁当を作って」と言われ、母に作らせた事が・・・。(もちろん、自分が作った。と言って渡しました★)
その後、付き合う様になって「私の、どこが良かったの?」と聞いたら「お弁当が凄く美味しかったから」と言われました・・。
それ、母に惚れたんだよ・・みたいな(笑)
「りょうこっちが一番、良い子だった」
私も、そんな風に言われてみたいです
私・・恋愛は良い思い出は、あんまりないです。笑
おぉぉぉ~!!!
同志ですね!
kanako殿。
私もママ手作りのお弁当を持参したことがあります。…やはり「今日のは美味しいね」と彼が言っていました。
後半は、スーパーの見切り品を弁当箱に詰めていました。私。
>その後、付き合う様になって「私の、どこが良かったの?」と聞いたら「お弁当が凄く美味しかったから」と言われました・・。それ、母に惚れたんだよ・・みたいな(笑)
酷いですーッ!
あんまりですよ…
>私・・恋愛は良い思い出は、あんまりないです。笑
同じくです。
その時は楽しいんですが、良い思い出はあまりありません
特に日記に書いた殿方は、今でもネタになるほど、伝説的に嫌な人でした
別れても全然寂しくなかったです
やはり…クマたんが一番好きです。
ちょっと、ブルーにさせちゃった?(;´Д`)オロオロ
誰にでも、ほんと恋愛に対して一生懸命な時代ってあるよ♪
決して惨めでかわいそうじゃないYo!
私も今考えたら、できません。
たとえ、嫌な人だったとしても、多分なんだかんだい
って自分の糧になってるYo!
でもネタになるほど、伝説的に嫌な人(笑)
今度、リアで飲んだときにでも、伝説最低男について熱く語りあってみますか♪
(≧∇≦)ブハハハ!
思い出させていただきました!けっこう楽しかったです。
いやー、ホント、今思い返しても、我ながらドン引きするぐらいのバカ男でしたよー。高速料金、ぴったり半額を請求してきたり。
そうそう。
糧になってます。学習しました。色々なこと。
今度、リアルで語り合いたいですぅー。