世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

信じつつ

2019年10月27日 21時52分42秒 | Weblog
10時少し前に覚醒、起床。
よく寝た。
先週は熱海、昨日は甥っ子の運動会で早起きだったので、久々にゆっくりと寝た。
昨日包んで持たせてもらったお好み焼きをチンして食した。

具だくさんでとても美味しい。

両親が妹宅を出て上野にいるというので、私も化粧と洗濯をして、午後、出発。
母は国立博物館で正倉院展を見ていて、父は上野とアメ横をぶらぶらしていた。



上野でもどんぐりを拾う。


西洋美術館の庭で喫煙。
父と待ち合わせる。






父と久々に二人きりで話した。
父は膝が傷むとのこと。とても心配。

正倉院展を見終えた母と会う。
見ごたえがあったとのこと。今度私も行こう。


上野駅のたいめいけんで食事。
私はオムライス。デミグラスソースにした。


母はオムライスとハンバーグ。ハンバーグを少し分けてもらったがとても美味しかった。

父はオムライスにビール。

母に餡舎ひよ子でおやきを買ってもらった。




濃厚で美味しい!なんで今まで自分、これを食べないで生きてこられたんだろう、って今までの人生を後悔するぐらい、美味しかった。
たまごの風味がうんとする。
生地も仄かに甘く、弾力を感じる。


あと正倉院展のお土産までもらった!!
キラキラした綺麗な栞。


散財させて申し訳ない。


両親を見送り、帰宅。


マニキュアを塗りなおした。キャンメイク、いい仕事をする。


楽しみにしていた休日はマッハで過ぎ去っていった。
また明日から仕事かと思うとうんざりだが、楽しいことを考えてやり過ごそうと思う。
たぶん生きていればまた良いことがあると信じつつ。



そうそう、今日10月27日は「千津子の命日」だ。
大林宣彦監督の新尾道三部作「ふたり」
主人公・実加(石田ひかり)の姉である千津子(中嶋朋子)がトラック事故で亡くなったのである。
「10月27日、姉は死にました」と、劇中で実加が言っているのでよく覚えている。

この作品は好きな作品で、ロケ地を巡るべく、尾道には何度も行った。
勿論、千津子の事故現場にも行き、花を供えた。
迷宮のような尾道を歩くときは必ずこの歌が脳内で流れた。
「むかし人の心に 言葉一つ生まれて
 伝えてね この声を 草の想い」
亡くなった千津子は、ドジでグズで間抜けな妹を放っておくことができず、幽霊になって実加を助ける。
家族のいざこざ、友達との問題、恋愛のこと・・・それらを「ふたり」で乗り越えるのである。
ストーリーも演出も、そしてロケ地である尾道も、久石譲の音楽も、全てが夢のように美しい。

撮影は盛夏に行われたはずだが、この事故シーンは秋の空気感が出ている。
さすが大林宣彦監督だなと思う。

毎年この日を迎えると季節は急速に冬へとシフトし始める。

尾道、行きたいなあ。
映画「ふたり」特報・劇場予告予告



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