世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

真理子マジック

2006年05月14日 23時41分20秒 | Weblog
昨日飲みすぎた結果、今日は夕暮れまで寝ていた。
起きても胃が重く、二日酔い状態だった。
ウコンは私には効かなかったらしい。

林真理子の新刊「秋の森の奇跡」を購入。
サンマルクカフェで読み耽った。

出だしの数行を読んだだけで、
まるでドミノがパタパタ倒れていくように、
読み進めたい欲求が私の中に生まれてくる。

これを私は勝手に真理子マジックと名付けている。

高級娼婦みたいなモデルの日常を綴った「花探し」や、
緻密な男女の駆け引きを綴った「最終便に間に合えば」、
私が読書中に唯一涙した「戦争特派員」。

どんな設定であっても主人公の心理を的確に捉えられる想像力、
激しくも甘美な文体…これぞ真理子マジックのなせる技である。

明日は早めに会社に行かなければならない。

真理子マジックが解けてくれないと眠れないんだが。
解けてくれそうもない…。

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2 コメント

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本の虫っ (わかめ)
2006-05-15 07:23:08
わかる~!

自分の気に入った本読み始めると止まらないよね。仕事休んで読みたくなっちゃう。

私は今「陰日向に咲く」を読んでるよ。朝の読書の時間にも読む予\定。
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折原みと (亮子&吉熊)
2006-05-16 00:06:57
わかめ殿



むかし、わかめちゃんに折原みとの小説をよく借りたよね。「時の輝き」とか。あとイラスト集とか。

あのときは有難うね。(←今更!)



朝の読書、羨ましい!私も通学時間にでも読むかな。没頭して浦和まで行っちゃいそう。

「劇団ひとり」、面白いよね。あとで「陰日向に咲く」の感想を聞かせておくれね。
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