世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

Insomnia

2023年03月02日 23時12分52秒 | Weblog
死刑制度反対に興味を持ってイベントにまで参加している身分なのに、毎日「こいつ可及的速やかに死なねぇかな、まじで」って祈ってしまう矛盾に悩んでいる。そんな悩みにお友達が「直接、自分に加害してくる人物に対しては冷静ではいられないですね」と寄り添ってくれて救われた。ありがとう。自分だけじゃないんだって思えた。

そうだよな。神様じゃないもの、私達。人間だものByみつを。


今日は仕事帰りに妹宅へ。確定申告の件でお世話になったので妹夫と妹と甥っ子の分の夕食(和幸のカツ)を持参していった。
妹は今、二人の育児に奮闘している。
そんな彼女の負担を減らすべく、お土産はお菓子ではなく、総菜にしたのであった。
喜んでもらって嬉しかった。


妹お手製の豚汁の美味しさは異常。


ケーキまでご馳走になった。
スーパーのケーキらしいのだが生クリームを添えてかわいくする妹の技術に脱帽。


医療費控除の申請は郵送で税務署に送る。その封筒まで妹に用意してもらい、大変恐縮。
ありがとう。


宮古島で出会ったスイス人からLINEが来た。
日本に寄るので明日、会えないか?という誘い。
生憎、明日は心療内科デーなので断った。
「会社の後、通院があるので行けません。ごめんなさい。残念です」と英文で送信。
通院という言葉に彼は心配していた。
スイスにおける精神科通院ってどのような位置づけなんだろう。
調べてみると、理解は低いらしい。精神科医・カール・グスタフ・ユングを生んだ国なのに。
逡巡した結果、正直に「不眠症…Insomnia…で通院しています」と告白した。

インソムニアというと鬼束ちひろのアルバム。「月光」が好き。たしか山上容疑者も好きだったんだっけ。
鬼束ちひろ - 月光


1万キロ離れた場所に住む人がせっかく来てくれたのに無碍にしてしまい申し訳なく思う。
でも薬が足りなくて…。明日通院しないとピンチなんだよな。

それにしても自分がインソムニアだったとは。18年もマイスリーやハルシオンを飲んでいて今更なんだけど。
今までインソムニアの自覚が希薄であった。寝る前に薬を飲むルーティンが定着しすぎてしまってるせいだ。
でも今は断薬することに抵抗があってできない。
眠れずに苦しむのならば文明の利器を使ってでも、すんなりと眠れた方が遥かに効率的だもの。

矛盾に対する悩み、甥っ子姪っ子のかわいさ、葛藤。
色々あった一日。「月光」をもう一回聞いて薬を飲んで寝てしまおう。

この歌は優しい。

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