サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

中島システム

2019-11-20 16:41:55 | 日記
フットボールチャンネルに西部さんの中島システムはリスクであるというコラムがアップされていた。昨日のベネズエラ戦の分析コラムだが、その中で面白いことが書かれていた。


中島は左SBより低い位置まで下りてくる。中島がそこから中央へドリブルで入り込んでのコンビネーション、中央が固ければ右へ散らす。左右非対称の中島システムというのだ。


相手は当然のごとく日本の左を狙ってくる。ガラガラだからだ。これが守備の崩壊、攻撃のビルドアップを難しくさせて前半だけで4失点と結果になった。では盛り返したとされる後半は何をどうしたのか。


原口を左に回して右に古橋、トップ下に中島を置いた。守備が下手な中島が真ん中にいるおかげで、守備が安定。そして真ん中だから中島もボールに触れる。これができるのであればどうして前半最初からこうしなかったのだろうか。アジアカップで決勝まで行けたのは中島がでていなかったからかも知れない。


西部さんは「中島を左に置いた特殊な仕様はリスクを大きいこと、前半で修正できないと試合が終わること、修正のためのリーダーがフィールド上にもベンチにもいないことが明確になったように思う。それが今わかったのはむしろ幸運だった」と述べてコラムを締めているが、これは今わかったわけではなく、かなり前からみんな知っていたことでしょう。


E-1もこの調子でいくんだろうなあ。左SB誰を起用するんだろうか。E-1優勝をノルマにしてだめならば森保監督解任をサポーターで要求しよう。