サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ベネズエラ戦 1-4で大敗

2019-11-19 23:22:27 | 日記
前半に4失点という悲惨な試合。後半はベネズエラが流したのかガス欠したのか分からないが、日本が1点返して後半はなんとか試合になった。それでも1-4で大敗。代表戦でここまでひどい試合は久々に見た。相手がブラジルではなくベネズエラなんだけどね。


原因は選手起用の失敗。原口を右に置いて、フィードの下手な川島。守備の悪い佐々木、使えない浅野と不安満載のスタメンを見て、これはだめだなと思ったが、ここまでひどくなるとは思わなかった。


ベネズエラはボランチがアンカーとして下がり、3バックを形成。これで日本の2トップは数的不利になる。他のポジションではマンマークのようにつかれて、川島はボールを出すところがなくなる。川島の選択肢としてはサイドの室屋か佐々木に出すか、ロングフィードということになるが、フィードに自信がないのでロングボールを蹴ることになる。


前線では鈴木には時折収まるが、浅野は全く役に立たないの、ベネズエラのDFにボールを回収されてベネズエラの攻撃が続く。日本の2トップが前線からのプレスがはまらないことが原因で、そこからすべてが崩れだす。相手のDFラインが3バックあるいはアンカーを下げて3人になると、日本は対応できない。これはアジアカップのカタール戦から始まっていて、先日のキルギス戦も同じ。


それでは前線でのプレスがはまらない場合はどのように対応すればいいのかという修正、対応が毎試合できない。毎度おなじみの光景なのに監督が全く修正していない。これが不思議で仕方がない。それにプラス、原口の右サイドと下がりすぎる中島の悪癖。悪い要素満載である。中島には下がりすぎるなとどうして指示しないのだろうか。


後半はベネズエラのDFラインにアンカーが下がらなかったので、日本のプレスがはまり出した。4点差だから無理する必要もない。日本は1点返すのがやっと。


植田は前半だけで失意の交代。DFリーダーとして頑張るつもりだったのに、畠中、佐々木、川島に振り回された。特に佐々木はひどかったが、E-1でまた出てくるんだろうなあ。


フットボールチャンネルの森保監督への評価が面白い。採点は10段階で2。寸評は「試合中の修正力が皆無で前半だけで4失点。新たな選手もあまり起用することもなく、何がしたいのかわからない采配に」。