サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ダビドシルバは本当にJリーグに来るのか

2019-11-17 11:08:51 | 日記
マンチェスターシティを2019/2020シーズン終了後に退団するとしているダビドシルバに対して、札幌と神戸がオファーを出しているようだ。シルバの今季の年俸は17億円くらいとされていて、この金額を札幌が払えるとは思えない。


神戸ならば払うだろうし、ヴィジャが抜けるので代わりとなるスター選手が欲しいはず。ただ誰もが感じる疑問だが神戸はこんな外国人選手を抱えてどうするのかということだ。Jリーグの外国人枠は5人、それに対して神戸にはダンクレー、オマリ、ファンマーレン、サンペール、イニエスタ、ポドルスキー、ウエリントン、ヴィジャの8人が在籍。


このうちヴィジャは引退、ポドルスキーも退団するらしい。それでもまだ6人。攻撃の選手としてダビドシルバを獲得するのであればほとんど出番のないウエリントンを削る必要がある。ウルトラCとして外国人枠が増えるのでなければ、来季もまた余剰外国人選手を抱える。


出番がないけれど外国人選手枠という構造的な問題で試合に出られないのは仕方がないとして、給料さえもらえればそれでいいという選手ならばいい。しかし普通は選手は試合に出ていなければフォームが落ちて、次の移籍にも影響が出る。試合に出なくてもいいのであれば、コーチになったほうがいい。


三木谷さんの道楽で成り立っているクラブだが、最初から使わないと分かっている外国人選手を抱えているほど馬鹿ではないだろう。金をかけて無駄な補強をする名古屋だってそんなことはしない。


神戸の心配はともかくとして、ダビドシルバが来てくれればいいなあと祈ります。