サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ACL決勝 セカンドトレッグ

2019-11-24 23:16:38 | 日記
浦和は2-0で勝たなければいけないのに、0-2で負けて完敗。点差以上に何もできなかった。一言で言えば選手のクオーリテイの差ということになるのだろうが、浦和は前半を0-0でしのいで後半途中から点をとるために柏木、杉本を投入。するとバランスが崩れたのか失点。


ファーストレッグで点を取れなかったことが敗因だろう。アルヒラルのような強敵にファーストレッグでを1-0で負けてしまっては逆転は難しい。今日の試合でも空中戦で負けてセカンドボールを拾われた。浦和のクリアしたボールはほとんど相手に渡ってしまう。これでは試合にならない。


3-4-2-1だからウイングバックの出来が重要だが、関根も橋岡もイマイチ。特に橋岡は五輪代表として期待されるものの、ボールロストは多いし寄せは甘いで不安定だった。アルヒラルは攻守の切り替えが早く、ボールをロストしない。そして3トップが強烈。とにかく強くて試合巧者である。


JクラブのACL3連覇という偉業は夢となったが、3年連続で決勝進出という結果はすごい。リーグ戦では弱いのにACLでは強いという浦和の矛盾はやっと解消された。

デレ・アリ

2019-11-24 11:23:09 | 日記
夕べのモウリーニョのトットナムでの初戦、ウエストハム対トットナムは面白い試合だった。トットナムが3点リードして終盤に2失点したものの、3-2で逃げ切った。モウリーニョはほっとしたことでしょう。


さてトットナムは前線に右からルーカス、CFにハリー・ケイン、左にソンフンミンを並べて、トップ下にデリ・アリという強力な布陣である。後半34分にアリと交代でエリクセンが出てきたが、3トップにしているかぎりはアリとエリクセンの共存はできないのか、あるいはアリをボランチにするか。アリがボランチではもったいない。


さてこの試合の中でアリは1点目のソンフンミンのゴールをアシスト、2点目は左サイドで倒れながらもボールをキープして倒れた状態でソンフンミンにパスを出す芸当を見せて、ソンフンミンがルーカスにアシストパスを出して2点目。まさにアリ劇場の大活躍だった。


アリは今年23才とまだ若く、ステイーブン・ジェラードはどうしてリバプールはアリにオファーを出さなかったかと文句を言っている。イングランド代表でも主力となっていて、これから先の10年くらいEPLを代表する選手となるでしょう。


トップ下もボランチもできる選手と言えば柴崎を思い浮かべたが、インテリジェンス、フィジカル、玉際の強さなどアリの足元にも及ばない。アリくらいの活躍ができる日本人選手が出てこないものだろうか。