サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

モウリーニョが監督復帰

2019-11-21 09:59:24 | 日記
モウリーニョがトットナムの監督に就任した。今季は不振のトットナムの監督が空きそうなので、オファーを待っていたようだ。マンUから解任されたのが去年の12月だから1年あまりブラブラしていたわけだ。


モウリーニョはいろいろ各クラブを渡り歩いているが長続きはしない。一番長かったのは2004/2005シーズンから3シーズン務めた最初のチェルシーである。マンUなんて2016年5月から2018年12月までの2シーズン半である。


対戦相手のチームのコーチだか監督だかの目を指でつついたり、奇行を行い批判されても無視できるというか気にしないのか。そんな批判を気にするのであれば始めからそんな奇行はしないか。


2001年からPSVに4シーズン在籍して3回得点王になったケズマンという選手がいた。PSVからチェルシーに2004年に加入。オランダリーグでの大活躍を受けてのチェルシー入りは大きな期待を集めた。しかしチェルシーのケズマンはフィットしなかった。1シーズンしかチェルシーにいただけでEPLではわずかに4ゴール。それでも25試合は出場した。


シーズン最初はケズマンは先発に起用されていたが、全く得点できず先発から外れるのは時間の問題と思われた。だけでモウリーニョはかなり我慢した。ケズマンが先発した試合で他の選手がPKを取り、その時のPKキッカーがどの選手だったかは覚えていないが、他の選手だったと思う。モウリーニョはそれをわざわざケズマンに蹴らせて自信を付けさせようとした。


それを見たとき、けっこう選手に対して気配りをする監督なんだなと思った。しかしそれから14年くらいたつとモウリーニョは偏屈になりマンUでは選手から信頼されていなかった。人間変わるものである。


トットナムを立て直すことはできるのか、何シーズン持つのかなどなど、モウリーニョへの関心はつきないでしょう。