やまがた好日抄

低く暮らし、高く想ふ(byワーズワース)! 
山形の魅力や、日々の関心事を勝手気まま?に…。

久しぶり!

2016-11-13 | やまがた抄
まだタイヤ交換もしてゐないのに、発達した低気圧のせゐで初雪に見舞はれ、高をくくってゐたら存外道路にも積雪し、夏タイヤのままでヒヤヒヤの通勤をしました。

それでも低気圧一過、さはやかな晩秋の姿になり、庭には白玉ツバキが一輪花をつけ、近くの山は紅葉が美しい。






福島へ移住したかつてのサークルの会長から、数日前、突然メールが来た。
山形のさる文化祭のスタッフとして手伝ひをしてゐるから顔を見せなさいー、といふ。

丁度休みでしたので、会場へ行くと、お元気な姿に逢へました。
かつて、埴谷雄高の『死霊』の全編(!)を読むといふ、壮大で無謀な会でしたが、まったく訳がわからないままに、けれど最後まで皆で読みきりました。

場内を案内されてゐると、小生を呼ぶ声がある。
あれー! と驚くと、この間芋煮会でお会ひした新聞社の方。
そしてまた、別の会で一緒だった方もスタッフで来られてゐて、数年ぶりや7.8年ぶりの方々がずらりー。
少なからず、どこかで繋がってゐるやうです。

久しぶりの邂逅に話がはずみ、まずは忘年会をしやう、といふことになり、そして、高齢化する一方のメンバーがクタバル前に、まう一度『死霊』の再読破に挑まうかー! といふ話にもなり、暫くギア・チェンジをしてゐなかった小生のこころにかすかな動きが出てきさうです。