先日、友人宅の雪囲ひを手伝ひ、
ひとしきり終はって和室の前を見ると、藪柑子にたくさんの赤い実がついてゐました。
拙宅の庭からも、お客様の庭からも頂いて移植したのですが、
土壌のせゐか、あまりに日当たりが良すぎるのか、
さほど難しい木でもないのに中々根付かず、
一度は全滅のやうになり、半ば諦めてゐたのですが、
久しぶりに見ると、葉も根もしっかりと張って、一部は見事にたくさんの実をつけてゐました。
きけば、腐葉土をたくさん入れ、水掛を心がけたとのことで、
10センチ足らずの小さな木に、ずゐぶんと手をかけたやうです。
きっと、そんな気持ちが見事に通って、あとは殖えてゆくだけだらう、と
安心しながら携帯のカメラに収めてきました。
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