ふと、チンギス・アイトマートフといふ作家に興味がでて、その小説を読み始めました。
ロシア、といふよりは、キルギスの作家で、有名な方なのださうですが、小生は知りませんでした。
出世作になるといふ『この星でいちばん美しい愛の物語』(浅見昇吾訳/花風社)を読みました。
訳のせゐもあるのでせうが、ずゐぶんと以前読んだ『豚のしなない日』を思ひ出しました。
きっと作家が、懐かしい故郷での少年時代を思ひ起こして筆を進めたやうな話ですので、客観的には、すこし引いてしまひますが、少しずつこの作家の世界を見てゆきたいものです。
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