絵を見るときに、基本的には何の前知識も持たないで見ます。
初めて入る美術館も、企画展も、チケットだけを手に持って見ます。
入口で頂くパンフレットも見ません。
そのまま、会場をひと巡りし、
出口近くまで行って気になるものがあったらまた戻ってきます。
天邪鬼の極みでせうか。(^_^;)
鴨居 玲の絵もそんな風にして見ました。
激しくその画風を変へながら、
やはり足を止めたのは数多い自画像、と自画像風な老人の絵でした。
息が詰まるやうに描かれた、自虐的なそれらの絵は、
けれど、風光明媚な山河の絵を何千枚並べても
足元に及ばないほど、強く刺さってきます。
笑顔の素敵な(まう、亡くなってゐますが)作者の中に、
技なのか、傷なのか、小生のやうな凡人には計り知れない
暗がりが宿ってゐるやうな自画像です。
初めて入る美術館も、企画展も、チケットだけを手に持って見ます。
入口で頂くパンフレットも見ません。
そのまま、会場をひと巡りし、
出口近くまで行って気になるものがあったらまた戻ってきます。
天邪鬼の極みでせうか。(^_^;)
鴨居 玲の絵もそんな風にして見ました。
激しくその画風を変へながら、
やはり足を止めたのは数多い自画像、と自画像風な老人の絵でした。
息が詰まるやうに描かれた、自虐的なそれらの絵は、
けれど、風光明媚な山河の絵を何千枚並べても
足元に及ばないほど、強く刺さってきます。
笑顔の素敵な(まう、亡くなってゐますが)作者の中に、
技なのか、傷なのか、小生のやうな凡人には計り知れない
暗がりが宿ってゐるやうな自画像です。
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