やまがた好日抄

低く暮らし、高く想ふ(byワーズワース)! 
山形の魅力や、日々の関心事を勝手気まま?に…。

大江町

2016-08-16 | やまがた抄
今年は仕事先が例年になく忙しく、身体を休めるのが精一杯で、更新もままならずー。

そんななか、最近すっかり”花火大会”にはまってゐる娘の案で、昨年に続き、今年は大江町の花火大会へー。

混み出す前の3時ころにビュー・ポイントといはれる橋の付近に場所をとり、若者で賑はってゐる旧い町並みへー。



仕事や山菜取りやテニスや温泉入浴やらで、ずゐぶんと訪れたところですが、ゆっくりと歩くのは初めてで、かつては紅花運搬の中継地として賑はったといふ片鱗が威風堂々と残ってゐる。

かつては、荒くれ男達のための色町もあり、初夏にはヒメサユリの可憐な花が咲き、荒縄で持ち帰るといふ固い豆腐も有名で、なにやかにやと小生の好きな、小さな街です。

陣取った場所が絶好の場所だったのか途中で疑問が生じるほど、実は、三ヵ所から花火があがり、首が痛くなるほどでした。



独特の色合ひのある花火大会で、街のすぐそばで大輪の花が咲き、街の人達も十分に承知してゐて、皆、庭先や玄関先にテーブルを持ち出し、ビールを飲みながら一夜を楽しんでゐました。

きっと、年に一度の賑はひの夜を、地元の人も楽しんでゐる風情でした。

秋になったら、静かに歩いてみてもよいかな、と楽しみが出来ました。