『ディア・ドクター』 2010-02-22 | 映画雑感 久しぶりに見る、映画らしい映画、でした。 若い女性監督の、新鮮な感覚や視線が素晴らしい。 テーマは、無資格医師といふ重いテーマながら、俳優陣のそれぞれの見事な演技が、時にユーモラスに、時にリアリティをもって、まったく隙間のない画面に作られてゐる。 ただ、最近の映画をみていつも思ふことは、意外に、キャストの幅がないなあ、といふことです。結構、同じやうな顔ぶれのひとが多くて、いまどき、まうすこし違ふ人選で、新鮮な演技を見てみたい、と思ふのは贅沢でせうか。 公式サイトは、こちら