殿入りの櫻、です。
樹齢600年を越す、江戸彼岸。
5,6年ぶりに逢ひました。
以前見たときには、樹勢がなくなったやうな趣きで、花の付きもよくなかった気がしましたが、
久しぶりの姿は、いやいや、見事な咲きぶりでした。
何かで、この地域のかつての花見の様子を、セピア色の写真で見たことがありますが、この櫻を取り囲んで(その写真では、もっと見事な枝ぶりでした)、時代が隆起してゐるやうな力強いものでした。
腹も空いたので、近くにある、小生気に入りの蕎麦屋へ入りました。
資産家だった方の敷地を蕎麦屋さんにしてゐるのですが、
蕎麦の旨いのは勿論のこと、時間が止まったやうな建物が素敵です。
庭の蔵の横に、主人を失った木蓮の大木が、妙に赤い色をみせてゐます。
樹齢600年を越す、江戸彼岸。
5,6年ぶりに逢ひました。
以前見たときには、樹勢がなくなったやうな趣きで、花の付きもよくなかった気がしましたが、
久しぶりの姿は、いやいや、見事な咲きぶりでした。
何かで、この地域のかつての花見の様子を、セピア色の写真で見たことがありますが、この櫻を取り囲んで(その写真では、もっと見事な枝ぶりでした)、時代が隆起してゐるやうな力強いものでした。
腹も空いたので、近くにある、小生気に入りの蕎麦屋へ入りました。
資産家だった方の敷地を蕎麦屋さんにしてゐるのですが、
蕎麦の旨いのは勿論のこと、時間が止まったやうな建物が素敵です。
庭の蔵の横に、主人を失った木蓮の大木が、妙に赤い色をみせてゐます。