Garnetの部屋

たそがれGarnet の 独り言
(つれづれ日記より)

伊藤若冲展 (生誕300年)  東京都美術館  5/24まで

2016年05月14日 | 鑑賞 贈り物
5/13日

稽古が終わってその足で思い切って出かけた。毎日の混雑が予想されていて、

明日土、日よりは良いかもしれないと安易に思ったのに反して実に3時間弱の

待ち時間。今年最高かも知れない夏模様のなか、幸い樹木の下で比較的風が

そよいでいたので頑張れた。名前は知っていたが(京都出身の画家)これほど

の人気? メディアの力はかなりあったのか?NHKも何度か取り上げていた。

京都の姉はすこぶるの思い入れがあって「せっかくの実物は是非見ておいで!」

と念を押された。「分厚い図録が我が家にあるので見ながら話したい」と、、。

6月に行く予定に相談がまとまっていてその時を指しているらしい。



伊藤若冲 (ジャクチュウ)1716~1800 

初期から晩年までの代表作80点余りが展示されている。
写真は勿論NGなのでパンフレットとNHKのホームページから。

** 仏門と絵に出家したとされる若冲
京都の台所と言われる「錦市場」の八百屋の長男として生まれる。
裕福な家庭で絵を描くことのみの生活、本格的に絵を描きだしたのは
40才を過ぎて、次男に家督を譲ってからだそうです。



** 代表作 「釈迦三尊像」 京都・相国寺に寄進。


** 代表作 「動植綵絵」30幅の一部 (宮内庁所蔵)
釈迦三尊を入れて33幅に10年の歳月を費やす。


** 「紅葉小禽図」(宮内庁所蔵)
紅葉の葉の色がすべて違うとされる。(裏採色の技法)



上図の「牡丹小禽図」のぼたんの描き方を示す。(近年科学的に解明された)
牡丹の中心はわずか1cm。色彩の追及に拘った若冲の執念。

① ミドリ             ② 白のゴフン



③ 黄色を薄く          ④更に赤をのせる




** ポストカード 「薔薇に鸚哥図」花鳥版画 難しい字はインコ
バラの絵は少なかったですがこの一枚をGet。


** 5/13日の東京都美術館の周辺に長い行列。
今思い出すと結構がまん強く並んだのですね。文庫本を持参しなかったことが
悔やまれました。持参した水も底をつき、帽子、サングラスは幸い持参。
でも所々水の配慮、日傘無料貸し出しもありました。






途中 姉とメールのやり取り。これが結構時間つぶしの一部になった。
2時に上野到着、見終わったのが7時前。「HIBIKI」でコーヒーTime。
夏場で明るいから好いようなものの これっておかしいですよね~
開催期間が1か月と短いのと巡回展でないこともあり、全国の「観たい人」
が集まってしまった感があります。ホテルとって通う人がいるそ~ナ。
因みに24日の最終日まで月曜日も開館。金曜日は通常5時が7.30分まで
入場OKとか、、。

若冲のことです
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2 コメント

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ご立派 (ヨッシー)
2016-05-16 17:00:27
素晴らしいんですね  今朝テレビでもやってました 人気で 何時間も並ぶって ・・・・ 私とてもダメです


でも ここで見るのと 実際観るのとでは 違うのでしょうね 辛抱した人の お得ですね

新坊強くて 体力もあるんですね   いつもながらご立派 
返信する
上野 (garnet)
2016-05-17 11:51:04
ヨッシーちゃん

結構足を運ぶところなんですが、
この所の最高の 待ち時間! でした。

勿論偉大な人なんでしょうが、最近は
宣伝効果大ですね。
背景がわかると見たくなる、、のですよ~
返信する

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