自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

橋三題

2021-11-21 | Weblog

 昨日のサイクリングの番外編
(1)一之瀬川の「蝮(まむし)が瀬橋」
 県道151号で藤越えに向かって西に進んでいた。乙女岩のある集落「川上」を過ぎて、川を渡る。昭和32年に架けられたこの橋も古いが、その上手に架かっている壊れかけた橋。幅は1.5mあるかないか。軽トラだって通らないのでは?コンクリ製の欄干は粗方落ちている。橋の名前も不気味だが、まだ人は乗っても大丈夫のようだ。いつ頃架けられたのか白い銘板が半分ほど残っている所をみれば昭和初期以降とも思えるが。当時の道幅が想像できる。橋の上で川面を写す(写真)
(2)藤川に架かる「金輪橋」
 今回、改良された県道38号を避けて、藤川右岸を走ろうと、公民館?のある方に右折して旧金輪橋を渡ってみようと行くと、なんと、通行止め。橋そのものが落とされて、無くなっていた。あらかじめ調べたgooglemapではあったので、行けると思っていた。
 新しい金輪橋の上から下を流れる藤川を見るとかなりの高度感。3~40mぐらいあるのでは?などと思った。覗く価値ある眺め。それにしても深い谷だ。
(3)栃原の「濁川橋」の先
 今回国道42号は行きも帰りの横断するだけで、栃原の旧街道を走って歴史見物した。
 JR栃原駅の南の方からは、熊野街道(旧道)。北側は和歌山街道?(旧国道42t号)と思って、帰途は神社横を北へ直進した。濁川橋は4t以上の車は通過できない、などと表示があった。昔の茶屋跡にも説明板。この道は丹生や松阪から熊野古道へ合流する街道だった。
 橋を渡って、これが昔の道かと直進したが、狭く荒れ果てた道で上部は草むらとなって、通過困難と判断。一旦戻って、橋を左折するような道で抜けることができた。国道からも眺められる、JRの濁川橋梁の下をくぐり、橋梁見物ができたのは良かったが、世界遺産でもない古道は哀れな姿だ。

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