自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

七保峠、古和峠、藤坂峠

2021-11-10 | Weblog

 昨年から計画していた、南伊勢町の古和峠、藤坂峠行きを実行。朝7時半過ぎに車にチャリを積み家を出る。が、早速、渋滞につかまる。スタートは栃原から。余裕を持って出たつもりが30分以上狂ってしまった。宮川に架かる野原橋そばの野原公園にデポ。
 9時45分頃スタート。まずは38号で野登瀬から七保峠下へ出る。ここから峠まで170mほど登る。
 峠を降りて、国道42号で沼ケ野まで。国道42号は尾鷲に行く時走っていたこともあるが、ここ何年も走っていなくて、なにげに懐かしい。沼ケ野の集落で道を誤りそうになる。「南伊勢町」との表示が集落のあちこちにだされており、やはり迷う人もいるのだろう。「古和峠」と言う表示の方がわかりやすいと自分は思うのだけれど。
 さて、その登り口、石柱に「右島津村新道」と彫ってある。こういう古い道は勾配もそれほどきつくなく、走りやすい。大紀町からは250mの登り(標高390m)。大紀町側は植林され(人工林)、それほど荒れてないが、南島側は照葉樹の森が多く、人出の入りが少ないため、荒れているところもある。走行には要注意。下りは下を見て(登りもだけれど)石を踏まないように慎重に下る。12,3㎞程度の峠だが一台も車に会わず。
 峠を降りて、古和浦の漁港を見に行く。大きな港である。「ニラハマ展望台1㎞」と言う表示があったので、行ってみることに。古和浦湾の出口から太平洋(写真)。よい景色でした。
 ここで12時を少し回る。腹も減ったので、古和浦の街中の喫茶店ぼれろで「豚カツ丼」600円のランチ。食後は街中散歩(船や漁村は好きなので)し、次は神前浦へ。ここでも漁港散歩して、藤坂峠へ向かう。
 藤坂峠は標高520m程度。海から登るのでそこそこの登り。途中、休息などして登る。急だと聞いていたがそうでもなく、古和峠に比べると道の状態も良く、登りやすい。しかし、この道も車と出会うことなく大紀町側に降りて最初の集落で移動販売車の車を見ただけ、登り始めて最初に車に後ろから抜かれたのは、20kmの地点だった・・・。
 能見坂の改良、2002年の紀勢南島トンネルの開通で、旧南島町の、今日走った二つの峠は全く過去の道となっている。転石が多く、タイヤで跳ねた石がフレームやホイールに当たる。とてもロードで走るような道でもないが、走れなくもない。昔を偲んで登る良い道だと思うのだけれど。
 走行77㎞

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